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リラックスムードの児童たち

今年度に入って初めての授業参観。密を避けるため、出席番号ごとに参観する時間が異なる。いつも楽しみにしている懇談会も無し。今年も先生の面白い話を聞きたかったなあ。

学校に到着すると、昇降口にPTAの係の人が立っていて検温してもらった。家を出る前に、リングフィットアドベンチャーをやって、熱いお風呂にザブンと浸かったから、体が火照っている感じがして急に心配になったが大丈夫だった。

で、授業参観。教室の後ろに立っていた保護者は私を含めて6人だった。ちょっと寂しいけど、これはこれで快適かも。

息子のクラスでは、チートという言葉が流行っているみたいで、誰かが早く作業を終わらせると多くの児童が「チートじゃん」と口にしていた。チートという言葉の意味を以前、夫に尋ねたとき

「不正ツールを使って改造を行うことや、ゲームの世界で強すぎるプレイヤーのことを指したりする言葉だよ」

と教わった。

子どもたちに悪気はなく、面白がって「チートじゃん」という言葉を使っているようだ。この言葉、人に対して使うのはあまり好きではないなあ。

っていうか、保護者が見に来ているというのに、全く気にする素振りもないようなリラックスムード。荒れているとかそういうのじゃなくて、本当にリラックスして楽しんで、いつも通りの様子で授業を受けている感じ。他のクラスはピリピリしている。この先生だから、授業参観でもみんながリラックスして授業を受けることができるんだろうなあ。

そういえば教室の壁に息子の描いた絵が飾ってあった。青い渦巻の絵だ。なんだこれは。

水道ホースか?
蛇か?

授業参観が終わってから息子に尋ねてみたら、

「アンモナイトの化石の絵だよ」

と言った。

ああ、アンモナイトか!息子の描いた絵をよく眺めていると、美しい青色のアンモナイトが海中を漂っているのが目に浮かぶようだった。この自由な発想、大好きだなあ。今日、授業参観に来ていた保護者全員に「見てください、これアンモナイトなんですよ!」と教えたい気持ちになった。

授業参観が終わったのが、ちょうどお昼でコンビニに寄って帰ろうかと思ったけどやめた。ダイエット中なのにお菓子を買ってしまいそうだから。まっすぐ家に帰って、納豆ごはんと餃子を食べた。