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【Edge Rank 1104】メンターと恩師【TOMAKI】

先月から、職場で「メンター」をやらせてもらうことになりました。相談ができる先輩、みたいな感じですね。こうした「メンタープログラム」は外資系の企業などでよく採用されている制度で、先輩社員が若手社員と対話を通じてキャリア形成に関する悩みを聞いたり助言をするというもの。いろいろ話を聞いて、一緒に考えて、目標や課題を明確にしつつ本人が取り組むお手伝いをするというような、そんな存在です。若手社員の成長だけでなく、先輩社員も対話を通じて価値観を共有することで気づきや学びが得られます。メンタープログラムへの参加は今回初めてですけど、とてもワクワクしています。

私の恩師

皆さんは、人生に影響を与えてくれた恩師はいますか?

私の場合、大学時代のアートの先生。アメリカに留学して、当初は「人類学部ヒューマンエコロジー学科」で人間社会の文化や歴史、行動様式や言語体系などを総合的に学ぶ気満々だったのですが、このアート学部で視覚基礎を教えていた先生の出会いですっかりアートにのめりこみ、在学途中で専攻を「アート学部陶芸彫刻学科」に変更しました。

どんな先生だったかというと、とにかく型破りな先生でした。アートのクラスだというのにほとんど画材を使わずに、子供が使うようなハサミやクレヨン、のり、定規、鉛筆などといったどこでも買える文房具を使って学生たちに作品をつくらせるという。毎回課題が出て、次の授業までに制作を行います。授業の時間は、それぞれの作品についてみんなで話し合います。課題通りに作品をつくってもよいし、自分なりの解釈で全然違う作品をつくってもよい。自由に課題と向き合い、自分らしい作品を制作する。手を抜くとすぐ見つけられて怒られるけど、きちんと考えてとことん作り込んで作品を持っていくと、課題とズレていても良い評価をしてくれる。これがとても楽しくて、どんどんアートの世界にのめりこんでいきました。

振り返ってみると、僕が好きな先生はいつも型破りな教え方をする先生たちでした。ほとんど教科書を使わない破天荒な中学の国語の先生のおかげで今でも書くことは大好きですし、高三の終わりに環境問題について深く掘り下げた授業をしてくれた生物の先生の影響で自然や環境について学ぶのは好きです。今年は、約半年かけて生物多様性についてリサーチする市民参加型のプロジェクトにも参加しました。

恩師との出会いは、時としてその後の人生を大きく変えることも。

=== 今月のテーマであなたも書きませんか? ===
今月のEdge Rank共通テーマは 「師」 です。12月は師走。お坊さんが走るほど忙しい月というのを、お坊さん=師ということで師走というらしいですね。
そこで、師に関する何かを今月のテーマにします。師匠、先生、恩師などなど、師に関する何かを教えてください!
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内容によってはEdge Rankで取り上げさせていただくこともあります。

編集後記

2023年ももうすぐ終わりますね。年初にかかげた目標がどのくらい達成できたか。1年で50か所以上の富士塚や古墳を巡るという目標はとりあえず達成できました。9月から100日間で100万歩を歩くという企画は今年で10年目。累計一千万歩という区切りの良い年になりました。工作ワークショップや、本づくり、アート作品展、エキストラ、施工のお手伝いなど、今年も楽しい遊びのプロジェクトをいろいろこなしつつ。仕事の方も担当クライアントが変わったりもして充実しています。今年の残り、そして来年も引き続き楽しみながら全力で。

今回もお読みいただきありがとうございました。
次号は、「東京散歩ぽ」の中川マナブさんです!

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「日曜アーティスト」を名乗って、くだらないことに本気で取り組みつつ、趣味の創作活動をしています。みんなで遊ぶと楽しいですよね。