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6.三笠山
そういえば、2018年に初めて江戸七富士を全部登頂した時、最後の千駄ヶ谷富士を登ったのは会社帰りの夜中だったなぁ、と。平日は会社員としてオフィスで仕事をしているので、ついつい寄り道をするのが会社帰りの夜中になる。真っ暗な千駄ヶ谷富士のてっぺんで、初めての江戸七富士全登頂を喜んだのは今でも覚えている。以来、毎年必ず、江戸七富士は全部訪れるようにしている。年によっては、登頂ができない場合もあるのだが、そんな時でも必ず7か所を訪問している。
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来週末に迫った「日比谷公園パブリックアート散策」に向けて、公園内を下見したり、いろいろ調べ物をしたり、地図を作ったりなど、いよいよ準備も佳境に。とりあえず、当日訪れる予定の公園内のスポットについていろいろ調べつつ、自分用のメモも兼ねてこのnoteにまとめているところ。以下のマガジンにどんどん記事を追加していく予定。今のところ、全部で14記事になるはず。
■夜中に初登頂
というわけで、今回の記事は日比谷公園の三笠山について。先日初めて下見をした時も、会社帰りの真っ暗な夜だった。こんな低い山でも、夜中歩くのはドキドキする。足元の階段やコースがよく見えない。この道で合っているのかわからないが、とりあえず頂上を目指して進む。
低山散歩にありがちな、唐突な頂上。割と眺めは良い。何枚か写真を撮るが、「真っ暗で、あとで見返してもよくわからないだろうな」と思いながら。そして、後で見返してみるとやっぱりどこがどうだかよくわからない。まぁ、それもよい。
登った道と反対側に別の道があるようなので、下山はそちらから。ごつごつした立方体の石がそこかしこにある。日比谷見附の石垣に使われた石もあるのだろうか。街灯を頼りに、暗い道を進む。
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■三笠山について
もともとこの山は、公園造成時に池を掘ったりして出てきた土を積んでおいたものだったらしい。以前は三つの笠を伏せたような形をしていたことから、「三笠山」という名が付いた。だが今は、テニスコートの造成などがあり、今のような形になったが名前だけは残った。
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夜に撮影したので少し見づらいが、少し離れたところに「三笠山と健康広場」についての案内板があった。開園当初の、三つの笠を伏せたような三笠山の姿を見ることができる。
大正9年(1920)に、三笠山の一部を削ってテニスコートを造成。最初は3面だったが、のちに5面に増えている。公園が健康促進の役目を担うきっかけとなったのが、この日比谷公園であるという。
そんな歴史背景を思い浮かべながら、もう一度明るいうちに三笠山へ登りに行こう。
* * *
7/20 追記:再度訪れて、写真も撮りなおしました!
![](https://assets.st-note.com/img/1689820766156-QB2U5LZdW8.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1689820885927-IaYck0MMql.jpg?width=800)
この小丘を含むテニスコートの一帯は三笠山と呼ばれています。
公園造成時に池などを掘った残土で作られた人工の山で、その当時は全体が三つの笠を伏せた形に似ていたのでこの名が付いたといわれています。
その後、テニスコートの造成など周辺の整備に伴い、山の形は変わりましたが、三笠山の名は残りました。
参考資料
都立日比谷公園(Hibiya Park, Tokyo) 園長の採れたて情報
https://twitter.com/ParksHibiya/status/1551431774563348481
「日曜アーティスト」を名乗って、くだらないことに本気で取り組みつつ、趣味の創作活動をしています。みんなで遊ぶと楽しいですよね。