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とまへんプレイリスト2023冬

 学園祭の軽音部ライブはどこ行っても輝かしいものがあります。プロの演奏とは別の良さ。青春の眩しさたるや激しさには圧巻されますよ。おじみたいな感情、いつのまに。学校をサボることが日常になってしまった私来年は無事卒業できるのでしょうか?まことに他人事であります。Spotify,Bandcamp,AppleMusic,SoundCloud等色んな音楽配信サービスがありますが皆併用しているのでしょうか?私はYouTubeMusic,SoundCloud,Bandcampを併用していますが管理が難しいですよね。あとmidiキーボード買いました。


アルバム部門

終末collection lilbesh ramko

 らむこはサンクラでいつか聴いたことがあった。
 M1『namique.』イントロがどう森のとたけけ?の声?。らむこ君と私、同い年だと思うのだが小学高学年の時、家に帰ったらとにかく友達とやってたと思う(MH4も)。そう捉えると確かにリリックもどうぶつの森要素が感じられる。♪ひらがなでうちこむキーボード 懐かしすぎるだろ!!ノスタルジックな気持ち。ただそんなことあいつらにとってはどうでも良くていつまでも幼少期の思ひ出に縋ってる俺らはまだ大人になり切れない;;ツイートをみて街森だと思う。M4『dreampop.』ゆきやこんこのリズムで鳴ってる音はマリオ64のクッパの鳴き声だと思うのだが空を飛ぶ夢の話ですが私も美少女と空を飛んだことがある、夢なのだが夢で逢えたら;;M9『the world ends (with) you.』を聴いて同族嫌悪ではないが共感というか。自分は思い出に縋ってるのに思い出がトラウマとなって自らを苦しめ腐ってく。
 なんかずっと聴いてきたわけでもないのに色んな人の私の構成する42枚に入ってる理由?がわかった気もする。

Club Romantech Icona Pop

 アイコナ・ポップは『I Love It (feat. Charli XCX)』しか多分知らない。今回はまさにジャケ聴きである。ジャケットにオタク心を掴まれ聴いてみてバリバリ普通に踊った。
 M2『Shit We Do For Love』Y2Kの時代性とマッチしている。
Yaegerの透き通る声が畳みかける重低音とギャップを生み出し、重くないというか軽く、羽が生えて尚、地に足をつけジャンプスタイルを踊っている感じだ。M7『Where Do We Go From Here』が一番好きだった。ヤスタカを彷彿させる激しいガチキラキラポッパーエレクトロシンセキタ――(゚∀゚)――!!って心情であった。
 アイコナ・ポップがそこまでのバチバチだと思っていなかった。聴いていたのはもうすでにポップ化された軽い洋楽の認識でいたからだ。ただ実際はバチバチのダンスミュージック。踊らずして何を聴けばよいのか。

Playing Robots Into Heaven ジェイムス・ブレイク

 私はジェイムス・ブレイクのアルバム『オーヴァーグロウン』しか聴いてないのでジェイムス・ブレイクがこういう調の音楽だけ製作していると思っていた。これは贅沢なことである。
 M1『Asking To Break』はまさに私のジェイムス・ブレイクである。このようなノイジーで深海のような深みのある重低音の洗練されたエレクトロニカをずっと聴いていたい冬が毎年であるが。この曲で毎回アルバムをはじめれる完全なる満足。M4『Fall Back』はケチャ、ガムランの様なサイケなトランスを帯びた民族音楽のエッセンスを散りばめているテクノダンスミュージックであり、タイトルからも前年代へ後退していってることを示唆していることなのかなと、音楽(カルチャー)の循環によるものか。途中からFall Back連呼が主張してきて、ビートチェンジ?で明るくなり、ノイズの線になり、最後に無くなる。M8『Night Sky』はブレイク『とげとげタルめいろ』のニュアンスを感じた。
 全体的に時代を掴み、前向きな曲が多い印象を受けた。朝と夕暮れ時に聴くことでキマれる。その音たちに違和が生じても、音楽として成り立ちメッセージ性を含め完成形として生みだせるのは流石に天才だと思うのは誰もが感じていると思う。そしてこのアルバムを聴き終えた私の感性は聴く前の自分より幾分か成長している気がした、だけ。

POP-AID TEMPLIME,星宮とと

 星宮ととは『HYOJYO』のEPを聴いたことがあった。好みでチェックはしていたので新譜に気が付けたよ~。
 M1『POP-AID』表題曲。咳やドリル、アナウンススピーカー?などの音が聴こえて工場やロボのニュアンスが感じ取れる。こんなに聴き取りやすかったっけという印象も受けた。M4『Skycave』夏休みの学校の廊下にある水道水の様な曲だ。水道の前に立つと窓から青い空が前面に広がりってこれおいらがめちゃ好きだったvanvoxの『Summer』だ…M6『Cold Tears♪これから言葉は何処やら 淋しい季節も過ぎ去る 水の中踞ってる少女のまま 神みたいなフレーズ。私がライブを構成するならオープニングアクトに持ってきたい。M7『Melody Smash(feat. LIL SOFT TENNIS)』まさか秋プレイリストで入れたリルソフがfeat.してた!右耳からポロポロ弾くようなサウンド?あれメロディースマッシュ!?スマッシュってテニスだから!?フォーーーー!!!♪メロスマパン ノイマン のる俺ら ピンドットのシャツ着て 飛び込んだ リリックが面白い。
 全体的にEDM寄りのエレクトロとオルタナな俺好みすぎるサウンドで星宮ととのストーリーのありそうなリリックで(理解はできていないのだが)探索し甲斐があり大変面白い名盤だった。ととさんのプレイリスト見てみたい。

Heaven knows PinkPantheress

 ドラムンベースとピンクパンサレスの可愛らしいウィスパーボイスが女の子らしいリリックとともに川のせせらぎの如く耳に浸透してくる。暗い部屋で青白い液晶を前にして聴きたい。
 M1『Another life(feat. Rema)』オルガンのファンファーレから始まる。M5『Nice to meet you(feat. Central Cee)』UKdrillラッパーとの相性が良い。キている人をしっかり回収していくピンクパンサレスも挑戦的で面白い。このアルバムで一番好きかもしれないM12『
Capable of love』やはりピンクパンサレスはメロディーを奏でるのが得意なんだと思う。サビでのキャッチ―がバックミュージックによるものというよりかは歌唱の方でのメロディーラインで魅せられている。M13『Boy's a liar Pt. 2Mura Masaとの共同制作らしい!そして今キているIce Spiceがfeat.してるoriginal別ver.な訳だが。ピンクパンサレスのリリックが可愛すぎて。90's-00'sギャルって感じが良い。なんか日本っぽい曲だとも思った。
 2023年ベストに上げている人を多く散見したが全曲ポップで聴きやすく、昨今話題に上がるY2Kの流れに長るるも、かと言ってこの瞬間に無難すぎずといったこの塩梅において妥当に思った名盤だった。最近のムーヴメントでもあるスピードアップver.と相性が良いのもある。過去アルバムも漁ってみたい。好きな人はとことん好きだろう。

The Novembers The Novembers

 The Novembersは『こわれる』は聴いたことあり、LIVE映像も少し覗いたことがある。ただ今回のアルバムが形式として初めてちゃんと聴くことになる。これもまた私的に贅沢なことだ。
 M1『BOY』はまさに私のThe Novembers。この荒んだ開放感大好き。M2『Seaside』初めて聴いた時、「アレっ?そっち?」とバグったのかと思ったが日本昔ばなしの様な空上シンセが聴き心地が良く耳に馴染み♪ケセラセラセラ と口ずさんでいる自分が鏡に映って懐かしさまで憶えた。M3『誰も知らない』の怒りオルタナで意表を突かれた。でも結局M4『かたちあるもの、ぼくらをたばねて』M5『November』の歌詞が好きで。M10『抱き合うように』で完成し、セルフタイトルという理解も出来た。これを学校で給食の時間に流して欲しい頼む放送係!!
 攻撃的かつ包容力のある遊戯王でいうところの罠カード無限泡影のような。色んな感情が込み上げてくるアルバム。熱量は同じなのだがアップダウンで酔いそうになった。

馬 betcover!!

 恥ずかしながら初耳なのだが凄く気に入ってしまった。聴いていたら父から「踊ってばかりの国じゃん」と言われたがこれはbetcover!!だ!ただ踊ってばかりの国とも交流があるらしい(ツーマンとか)。
 M1『バーチャルセックス♪馬鹿野郎! から歌詞の通りハイスピードで始まる。♪かっこいいぜ むやみやたらな そのパンチに涙がでてくる は流石にかっこよすぎないか?♪ハイスー で止めないでくれー‼M5『火祭りの踊り』が一番好き、情熱的でわかりやすくて。サビの♪いつも火祭りの踊り
苦しみながら君と踊りましょうよ まだ靄の中恋の最中 
が口ずさんじゃう程に良くて。
 男くさくてムーディでボイルなバラードロックは多分ボーカルの柳瀬二郎の声や歌い方が特に特徴的でもあり、ただ語彙から生まれる情景は新しく、だがしかし昭和くさく、じめんエスパータイプのポケモンみたいな珍しさ。ただ理解がいっこうに深まらずにいるので過去作も聴いてみようと思う。なんとなく繋がっている気がしたから。劇薬のような刺激力に痺れずにはいられなかった。

ロマンと水色の街 Moon In June

 ジャケット聴きである。夏に地方に行って鈍行列車に乗って聴きたいし、俺が聴かなくとも地方のJKには聴いておいて貰いたいっていう雰囲気の我儘。
 M4『ロマンと水色の街』ルージュの伝言を彷彿とさせるメロディとジャケ絵の様に旅行に赴き出会った情景が広がる。M5『エレクトリックシューズ』は浪漫飛行の様なメロディでスピッツのように流す感じがポップを連想させるもののバグらせてくる感じがたまらんねん。M9『閃光少女』は透明少女?ナンバガのニュアンスも感じられる。
 どうせなら夏に聴きたかった。ドリームポップで私たちの育ってきた邦楽を振り返ってるような感覚だった。もう少しdigらせてくれー!!

曲部門

THE UNION Awich

 新しくリリースしたアルバムの表題曲になっているこの曲。インパクトのある沖縄節から始まり、ピアノメインで剥き出しのAwichの神話を辿っていくリリック。沖縄の独特な風習からなる環境での集えや王政復古の大号令。

Concrete Jungle(feat. 黒田卓也) 田我流

 田我流の慕うトランぺッター黒田卓也を迎えた曲。2:10辺りからのビートチェンジから流れが変わり、最後またも変わってくメロディが楽しい構成になっている。

勇者 YOASOBI

 葬送のフリーレンOPであるこの曲。アニメ主題歌に採用されまくるYOASOBIだが毎回最適解を採ってきて全世界でTOPを搔っ攫っていく万人にウケる最強ポップス。何回聴いても飽きないし、親が聴くJ-POPプレイリストで毎朝流れても不快感のない音造りは本当に好きなんだよねぇ。

Hyper Kroi

 アンダーニンジャOPであるこの曲。ラップ、ソウル、ジャズなどのジャンルを散りばめたミクスチャーロック。奇妙、かっこいい、お洒落など色んな感情が生まれる。日本のJ-POPに上がるような曲はミクスチャーロックが多くて楽しい。

ふゆのひ Lamp

 迷ったら結局Lampのアルバムを開いてしまっている自分がいる。居心地が良いのだろう。ただまだ私は『ランプ幻想』しか聴いたことがない(構成する42枚のやつでアルバム『恋人へ』が散見されるので物凄く気になっている)。本当にLampの良さがわかっているのか不安になることもある。ただこの曲ははっきりと好きだと。とにかく楽器隊のメロディが良すぎる。そしてサビの♪青い星 あなた住む街 思い出の中だけ のリズム、メロディーの切り替えが好き。途中の間奏の余韻と歌詞での繰り返しの余韻も含め北国サウンドと同時に。多分『一夜のペーソス』アルバム通して聴いたが全曲、榊原が左耳で永井が右耳?でしっかり違和なく聴き馴染む。

):阿修羅:(  King Gnu

 ♪修羅修羅修羅の道~ 流行であった暴力的なポップスラップをメインボーカルの常田さん、井口さんの微かだが確かに芯のある清い声にオートチューンをサビに入れて工数が増えての情報量の多すぎるこの私の考えるTHE King Gnu感これも求めていた。

さようなら、サイエンスフィクション Mom

 Mom君はMacのCMで『あかるいみらい』で知った。POPだと思ってたのだが大分ロックだった。アルバムを通して聴いて何かに訴えているような歌詞であったがよく分からなかった。勉強してまた聴き直したい。

Blackhole Dancehall Midnight Grand Orchestra

 ホロライブの星街すいせい井上 拓の音楽プロジェクトMidnight Grand Orchestra。宇宙ジャズラップの様なジャンルに当てはまるのか?音が激しく目まぐるしく色んな方向で鳴ってるのが楽しく完成度高すぎな曲。

その他

【歌ってみた】ロスタイムメモリー / じん【covered by 樋口楓】

 さんスキ。

Minna-no-kimochi (みんなのきもち) | Boiler Room Tokyo: Tohji Presents u-ha

 ボイラールームが東京で行われていたらしい。みんなのきもちをこのプレイで初めて知ったのだが最高だった。

Drum & Bass On The Bike - BARCELONA

 3時間バルセロナを自転車に乗りながらプレイする動画。これがしたい。

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