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サラリーマンにおススメの資格と取得難易度【取得済み】

  僕は仕事を始めてから約15年、ずっと同じ会社で働いています。 その間に2回、転職をしようと企てています。 そのうち1回目(20代)は「会社の歯車なんかもうごめんだ!独立してやる!!」というよくあるパターンの意気込みで、資格取得を目指したりしました。 結局のところ独立していないのですが、それを機にいくつかの資格を取ってきました。
そこで本記事では、僕が取得した資格について「役に立つ度」「難易度」をメインに解説していきます! ※特に書いていなければ独学で取得しています。

TOEIC 780点

TOEICは超有名な英語の検定試験です。 これまで3回受験したことがありますが、毎回似たような点数でした。(24歳、30歳、36歳) 点数は良いほうだと思います。参照するサイトにもよりますが、海外出張可能レベル、とか書いてあったりします。ただしビジネスでメインに使用していくには、まだ足りない、という感触です。 ここはもっともっとレベルを上げていきたい、と考えています。 ただし現状の点数であっても、会社内での評価において加点になっているようです。 現在の仕事で必要なのは中国語なのですが、TOEICの点数が高いことから、”外国語にアレルギーのない人間”という認識をしている、とのことでした。(人事部談)

中国語検定(HSK6級)

HSKは中国語の検定です。日本でも受験することができます。

(出典:HSK 各級の紹介)

  上達してみて思うのは、この言葉で10億以上の人と会話ができるようになる、と捉えると結構良い勉強だと思います。 中国へ進出している会社もかなり多いので、場合によっては英語より優先して学んでも良いかもしれません。 大学の時は第二外国語にフランス語を選びましたが、大した動機もなかったので、今思えば「中国語にしておけばよかったな」と思います。   僕は2019年春に中国に来て、初めてHSKを受けたのは約1年が経過してからです。4級を受けました。

HSKの成績
HSKの成績

6級は勉強も試験本番も、かなりハードでした。 一方で先生からは「6級と5級の差はかなり大きいので、5級の合格から1年かかる」と言われていました。そこを約半年で突破することができたので、かなりマキで合格できたことになります。 僕が使った勉強法は以下の記事をご覧ください!!

中小企業診断士

会社員がとる資格としては、人気上位の資格です。 ただし難易度は高いです。 その名の通り、「中小企業の状態を診断し助言する」というコンサル的な資格です。弁護士や会計士などのような独占業務がなく、資格不要説もあります。 (つまり中小企業診断士じゃなければやってはいけない仕事、というものはありません) たしかに"中小企業診断士の資格だけを頼りにして、独立開業!"というのは、安易すぎるかと思います。 一方でこの資格の魅力は、必要な勉強の種類と範囲の広さにある、と言えます。 企業の状態を把握するためには会計の知識が必要です。一般的な経営学も必要ですし、法律知識も必要です。 詳細は別記事にしますが、一次試験の科目は7つあります。 つまり中小企業診断士を取得している、ということはこれらの知識を一定レベル以上で身につけている、ということの証明になります。もちろん会社での評価も高いです。 転職市場での評価も高いです。 転職コンサルタントの方に、”僕の持っている資格のうちで、何が一番魅力ですか?”と質問したところ 「圧倒的に中小企業診断士です」とのことでした。  

診断士の強み
診断士の強み

   

日商簿記検定2級・3級

記事の最後に書きますが、税理士に挑戦していた期間があります。 税理士試験では”簿記論”という必須科目があり、どうせ似たような勉強をしてるなら、日商簿記もとっちゃえ、という動機です。 3級については何も勉強せずに受験して合格しました。税理士試験で勉強しているんだから・・・とタカを括っていましたが、あまり余裕はなく、2級は専用の勉強をする必要があると改心しました。 簿記の知識があれば、財務諸表を読めるようになります。 もちろん自分の会社のことも分かりますが、それよりも・・・

  • 企業分析ができるので、転職や投資に役立つ

  • 自分の家計の分析をする

こういった面でとても役に立つ知識です。 2級までであれば難易度もそこまで高くないのでおススメです!!  

第一種衛生管理者

この資格は学んだこと自体ははあまり役に立ちません。 労働者が常時50人以上いる事業場では、1人以上の衛生管理者を選任する必要があります。 以前、100人くらいの事業所に勤務しているときに、唯一の衛生管理者だった先輩が転勤してしまい、「これは困ったぞ」となりました。 そこで僕に白羽の矢が立ったわけです。 勉強も適当な参考書を読めば、1か月以内に合格可能です。 そもそもそんなに難しくしちゃうと、会社も困りますよね。  

税理士(挫折) ※非独学

記事の冒頭に書きましたが、10年ほど前に独立開業するぞ!と選んだ資格が税理士でした。 世の中には色々な士業がありますが、そのなかでも会社員が仕事をしながら挑戦しやすい、とされていました。 なぜかというと・・・

  • 一部必須科目はあるが、最終的には5科目取得でOK

  • 一度受かった科目は永久に有効

たしかにこれなら、年一回の一発勝負ではないので、取り組みやすく見えると思います。   ・・・ただですね、めっちゃ難しいんですよ!! 会社員しながらでも取りやすい・・・とか言いますが、”仕事以外のすべてを勉強に捧げる”くらいの覚悟がないと厳しいです。 もちろん家族や恋人がいるのであれば、理解・協力が必要です。 また5科目のうち法律科目を3つ取る必要がありますが、その法律科目が特に難易度が高いです。めちゃめちゃ法律を暗記するわけですが、僕は虚無になっていました。(これ実際の仕事なら、法律見たらいいんじゃね?って) あとはAIに取って代わられそう、というのも不安かなと思います。 つまり”難易度がめちゃくちゃ高いけど、将来バラ色ってわけではない”、コスパの悪い資格になっていると言えます。 ※TACの通信講座を使っていました  

まとめ

一言でまとめてしまうと・・・ 税理士以外はおススメです!!   今後は、それぞれの資格について勉強法や活用法を紹介していきたいと思います。 ここまで読んでいただきありがとうございました!!

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