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絵が好きな理由 2-3

昨日の続きです。
エミネムを聴きながらお読みいただければと思います。
この曲は切ない片想いのことを歌っています。


■絵を描き続けた無意識の理由

「場面緘黙症」ってご存じですか?
私はそれでした。
中学校を卒業するまでの15年間。

簡単に言えば、家族にしか喋らない(喋れない)病気?です。
つまり、学校で友達や先生に対して言葉を発することができないのです。
「こう言いたい、伝えたい」と思いながら、表情やジェスチャーでしか伝えられない。
伝わらないことや誤解されることも多く、もどかしい。

とにかく絵を描きまくっていた私は、絵をみんなとのコミュニケーション手段としていました。

絵を描いてみんなを笑わせたり驚かせたりすることが、唯一の自分主体のコミュニケーション。

ただそれは大人になって振り返って気付いただけで、当時は「絵で自分を表現しよう」とかそういう意識は全く無く、ただただ自己満で楽しんでいただけでした。

これが私が絵を描き続けた無意識の理由です。

多分特殊なパターンですが、喋らなくても毎日めちゃくちゃ楽しかったし1回も悩んだことがなかったので、決してマイナスな過去とは思ってません。
まわりが優しい人ばかりだったおかげです。
場面緘黙症については後日まとめた記事を書こうと思っています。
私は克服できましたよ。

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