自分に合った銀行を見つける

昨日書いた通り、自ら銀行開拓することは大切だと思う。

銀行開拓を始める前に、まず自分にはどんな銀行が合っているのか考える必要がある。銀行もいろいろなので、闇雲に訪問しても時間の無駄になってしまう。

僕の独断と偏見だけで分類すると次のイメージ。

図1

僕の場合、案件次第であるが基本的には次の順位で相談する。

1. 地元の信用金庫
2. オリックス銀行
3. アパートローンに柔軟な地銀

地元の信金は、中古物件でも土地から新築アパートでも、柔軟に相談に乗ってくれる印象。ただし地元の物件を好む傾向が強い。
信金に相談する場合、口座すら持っていないイチゲンさんは相手にしてもらえないことがある。融資担当者から「なぜ、うちに相談に来たんですか?」と聞かれることが多い。そのため、具体的な案件がない段階から口座を開設し、あらかじめ定期積金などをしておいた方が入りやすい。「以前から口座があり積金もしているので、まずは●●信金さんに相談をと思いまして」と回答できる。すると先方も顧客なので無下にできない。

オリックス銀行は店舗がなく、簡単に担当者に会うことができない。そのため不動産会社の紹介で繋いでもらうことが多い。不動産業者を介さず自ら行く場合、「インターネットで仮審査を申し込んでください」と誘導される。しかしネット審査では機械的な判断しかしてもらえず、面談に進む前に落とされることもある。できればネット審査ではなく、銀行主催の不動産投資セミナーなどに参加し、そのついでに個別相談の時間を設けてもらうなどして、直接担当者に会った方が確率が上がると思う。
ちなみに、オリックス銀行は、土地から購入する新築アパートはあまり好まず、既成物件(すぐに確実に収入がある物件)を好むように思う。

地銀の場合、どの銀行や支店がアパートローンに積極的なのか、だいたいのことは不動産業者に聞けば教えてくれると思う。個人的には地銀は信金よりも敷居が高いイメージで、庶民な僕には信金が合っているように思う。

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