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あの頃の最高にイカした服

ジーンズショップ「マルカワ本店」が閉店する。

昭和の終わりから平成のはじめの町田。
その頃の男子はマルカワで買ったジーンズをはいていた。

いまにも臭ってきそうな汚いジーンズ、イカしたシャツを着て
あてもなく町田を歩き回ってた。

そんな青春時代を支えてくれたマルカワ本店が閉店するというので来訪してきた。

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JR町田駅からマツモトキヨシを左に曲がるとマルカワ本店が見えてくる。
サンドラッグのある場所は、確かカメラ店(キタムラ?)だった。
定価販売が当たり前だったファミコンのソフトが2割引きぐらいで売っていたので、小学生のときはカメラ店に張り付いていた。

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中学生になって、母ちゃんが買ってきたダサい服なんて着てらんねー!とマルカワで服を買うようになった。だけど、母ちゃんが買ってくる服より絶望的にダサかった。

なぜかといえば、店先にならべられた「おつとめ品」である。「おつとめ品」は安い。中学生が買えるギリギリの値段。だけど、絶望的にダサい。だけど、母ちゃんが買ったダサい服なんて着れないので買うし、着る。それが中学生(ちゅうに)の思考回路であった。

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店の入り口には「ご自由にお持ちください」とハンガーやマネキンが置かれたいた。

ゴーマリサンを履いて一世を風靡した下半身マネキンがエモすぎる。

さよなら、マルカワ本店。ありがとうマルカワ本店。



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