![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145637974/rectangle_large_type_2_f7d408e76254117d0b5b5f9c1b619b74.jpeg?width=1200)
2024年Q2成績~FIREへの道(2)
イントロ
みなさん、こんにちは。
気付けば、2024年も中間折り返し地点を迎えました。そこで、前回Q1の成績発表に引き続き、今回は2024年Q2の我が家の投資成績についてちょっと触れたいと思います。
前回の記事は以下を参照してください。
ちなみに、FIRE達成の条件は52歳時点で流動性資産が約2Mドルです。ここでの流動性資産とは、401kカテゴリーを除いた株式、債券、MMF等の合計資産となります。(別枠でためている401kは基本的に65歳以降に取り崩していくものです。)
ポートフォリオ全体像
それでは、まずは全体像を。具体的な数値はさておき、2024年Q2の成績という意味では非常に好調でした。Non-RetirementとRetirement(401k)を合わせて、この3か月で15%以上の上昇は、正直出来過ぎだと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1719680348598-jWrZ3kDcUV.png)
ちなみに、ベンチマークとして主要指数と比較すると、こんな感じです。
S&P 500 : +4.04%
Nasdaq : +7.92%
Dow Jones : -1.67%
我が家:+15.31%
Retirement部門は約6%の上昇ということで、まぁこれはS&P500とNasdaqの中間と考えればつじつまが合いますね。
2024年Q2値上がり上位5銘柄(個別株)
次に、Q2(4月頭~6月末)の3か月間に限定した場合における、値上がり上位の5銘柄を紹介したいと思います。
NVDA : +36.73%
PHG : +30.3%
AVGO : +21.13%
CRWD : +19.53%
LLY : +16.38%
やはり、AI関連株(Nvidia、Broadcom)はQ1に引き続き驚異の成長を続けています。
2位のPHGはオランダの雄、医療機器大手のPhilipsです。こちらは長年の懸案だった睡眠治療機器に関するリコール・賠償が合意の見通しとなったニュースをきっかけに株価が上昇したことから、Q1のワースト5位圏内から一気の巻き返しです。
5位にもヘルスケアセクターからEli Lillyが入ってきました。LLYは昨今のAIブームに匹敵するほどの盛り上がりを見せるGLP-1肥満治療薬のブームの先頭に立っている銘柄です。
そして4位はサイバーセキュリティ会社のCrowdStrike。CrowdStrikeは上場以来一度も決算で売上・EPSともにミスをしたことがないという、超優良企業です。
ロス上位5銘柄(個別株)
紹介するのも気が進みませんが、Q2の負け組は以下の通り。
LXRX : -30.0%
SMCI : -18.88%
NTNX : -7.89%
FIX : -4.28%
MMM : -3.66%
とはいえ、実質的にはプラスで推移している銘柄も多いためそれほど心配してはいません。
現代ポートフォリオ理論
実は、Q1からQ2に移行する際にRetirement口座の投資運用の組み換えを行いました。Retirement口座の方は全てVanguardのETFに積み立て投資しているので、前期終了時点に買っていた計7つのETFへの割り振りを現代ポートフォリオ理論を参考にして最適化したわけです。
いい機会ですので、組み替え後(+5.99%)に対して仮に組み換えをしていなかった場合のリターンを求めてみました。ちなみに組み換え前はGrowth、Value、小型、米国、海外、債券などをほぼ均等に振り分けたポートフォリオでしたが、その場合はQ2のリターンは+1.3%にしかなっていなかったことが分りました。
ここ半年間は、はっきり言ってしまえば米国xビッグテックx成長というセクターの一人勝ちでしたので、ポートフォリオ組み換えによりそこにより重点投資した作戦が功を奏した格好です。
ただし、2024年後半に向けては、少なくともRetirement口座の方はもっとディフェンシブなポートフォリオにしてもいいのかなぁなんて思っています。
最後に
というわけで、Q2の成績発表でした。前回Q1の成績が+10.5%で今回は+15.3%ですから、ちょうど半年で30%弱の資産価値上昇となっているわけです。
ただし、この状況が今後も続くとは到底考えられません。FIRE達成ロードマップを作製した2年前の時点で、株式投資での年率リターンは平均でも5~8%程度と見積もっていました。それも正直「こうなったらいいなぁ」程度の希望的数値だったことを鑑みると、2024年はこれまでのところ怖いくらい超順調に推移していることになります。
2024年後半はアメリカ大統領選挙やFedの利下げなどのニュースに惑わされることになりそうですが、気を引き締めて頑張っていければ、と考えています。
それでは!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?