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ゲコとお酒 vol.1

「茹で5 焼き5!」
当麻紗綾ばりに注文するわけ。
SPECに出てくるあの中華屋 「虎」が
まさか近所にあるだなんて思ってなかった。
不思議な縁かな、昔の自分に自慢したい。

そして何より餃子、特に茹で餃子がめっちゃ美味しい。まじで。街の有名店や上司が行きつけの店、また食べログ評価★3.7の店よりも、この「虎」の茹で餃子の方が美味しい。餃子は焼き派なのに、茹でってこんな美味しいっけ!?って感動しちゃった。

中華麺舗 虎
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131716/13062265

この中華屋はSPEC以外にもロケ地として使われてるみたいで、店内には色々サインやらがあった。

そのわりに、自分が行く時だいたい客はいない。たまに3,4人の集団が「高まる~」って言ってるのを聞くと安心する。

ミーハーなもので、「餃子にはビールと相場が決まっとるがな!」みたいな文化で育った故、餃子と一緒に決まって中瓶ビールを注文。まぁこれがまた美味い。心身に沁み渡るのです。

と、まぁどこにでも居そうなおじさんの如く
つらつら書いてますが、実は私お酒は苦手です。

いわゆる「弱い」人間で、ビール1杯でも顔が真っ赤になるタイプ。赤みは顔だけに止まらず、全身に斑模様を作って拡がっていく。
酔ってトイレ行く時、太ももとか面白いくらい斑なので少し引いてしまう。

初めて飲んだお酒は白いサワーで、それが思ったより酒っぽくなく、「酒ってチョロいな!」なんて思ってた1時間後にリバース。それも久しぶりに再会した友人宅にて。初っぱなでいきなり粗相をかまし、以来自分はアルコールに弱い体質だと知る。

そんな体質なので、アルコールとは悉く相性が悪く、そもそも酒を美味しいと感じられない。ビールなんか苦いだけだし、白いサワーだって薄いカルピスにアルコール(まずい)が混じってるみたいな感覚。日本酒、焼酎、ウイスキー、ワインなんてもっての他。お酒との出会いはそんなかんじだった。

そんな私も、先述の通り今では普通のおっさんばりに餃子とビールを楽しむようになってしまいました。相変わらず顔は赤くなるけど、おそらく人並みには飲めるようになったのです。

***

就職活動の面接やESに「学生時代一番力を入れて頑張ったこと」、いわゆる「ガクチカ」を問われることが多い。

自分という人間をアピールする際、どんな経験を積んでどんなことを学んだのか、それを端的に表現するのがガクチカだ。例えば大学の研究室で~な成果を上げたとか、部活で~な取り組みをしてインカレに出た、だとか。それが私のようにバイトやサークルの人もいるだろう。
これを書く際、本音で真っ先に思い浮かんだのが「飲酒」だ。文字通り、学生時代一番力を入れて取り組み、成果を上げたのは学業でも運動でも芸術でもなく、「飲酒」だから。

というのも、最初は全くのゲコ(下戸)で、
飲み会もほぼ飲まずに、ただしょーもないお通しと無駄に多いベビスターみたいなやつと揚げ物を食べるだけ、みたいな私が、苦手なハイボール11杯やら日本酒5合やら飲めるようになったのだ。
進研ゼミの「中3夏から大逆転で成績UP!」的なサクセスストーリーをも凌ぐ成長率である。

それに至るまでの経緯やら、ゲコに取っての飲み会の苦悩やらを徒然なるままに書き連ねようと思うも、長くなりそうなので今回は割愛します。眠いし。

要約及び抜粋すると↓です。
もちろんジントニックは好きです。
給油していきましょう。

ザ50回転ズ - 酔いどれマーチ

Oasis - Supersonic

andymori - クラブナイト

vol.2へ続きます。