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マーダーミステリーをプレイしてみた個人的雑感録

 Twitterに投稿しようとすると140字ですらツリーですら長くなってしまうので、noteにアウトプットがてら書いてみようと思う。
 (物書きを段々とチャレンジしていく練習にしたいので拙文長文になるの勘弁。それとnoteの機能も手探りで触っていくので記事構成やデザインも勘弁。地の文の後の括弧内は余談、言い訳、偏見など書くので読み飛ばしてOK。)

 まず、単純な感想として、
お手軽にエモーい!ということ。
 お手軽というのは別に悪い意味ではなくて、謎解きや推理がメインになっている構成上、フェイズによるプレイ時間の制限がデフォルトなので、疲労感でグダることなくGMもPLもエンディングへたどり着けることを形容している。
 複数人参加型でプレイ時間がほぼ2時間弱で本当にコストパフォーマンスが高いのではないだろうか。
(もちろん、自分が参加したセッションのシナリオの完成度やGMのマスタリング、PLのプレイングスキルやRP(ロールプレイ、役割演技)の質の高さも相まっていたことはいうまでもない。多謝多謝。)

 疲労感でグダる、のは4時間を超えた辺りのセッションのクライマックスシーンで戦闘の複雑処理や凝った演出・RPを強いられると、「もう、これでいいや」感が急にチャット欄や声に出て来てしまって、早くエンディングにならないかなとなってしまう状態。
 こればかりは各人の集中力次第であるから仕方のないことだけど、GMが特に回したかったシナリオだったりすると申し訳なさの後味が残って余韻に浸りきれないことがある。
 その点、マーダーミステリーは犯人さがしや個別ミッションの達成に頭をフル回転させなければならないけど、ハンドアウトがある分、合間合間にはさむRPがシーンに馴染みやすく、GMやPLの徒労に流されずに、PCが主導権を持ったままエンディングでのカタルシスの昇華にちゃんとつながっていくなぁと感じた。
(もちろん、他のTRPGを蔑視するわけではなく、お手軽感があることによってTRPG初心者が入りやすいシステムだよね、ということ。ルールブックも必要なければ、煩雑な戦闘処理があるわけでもないし。ちなみにCoCはKPでもPLでも非戦闘シナリオが好み。)

 プレイで難しいところをあえて挙げるなら、PLとしては個別ハンドアウトがあることによってキャラクターのなりきりをしなければならない点。RP初心者だと、セッション前・セッション中・セッション後のどのタイミングでも「RPって難しい…」ってなってしまう(はず)。でもこれは経験者でも同じであって、自分のキャラロールがどんな風に転んで、どんな伏線になって、エンディングとして描かれるのだろうかという期待と不安を抱えながらプレイしている(はず)なので、気にしないで欲しい。リプレイ動画を観ても分かる通り、一つの物語としてどのような形であれ(GMも苦悩しながら)必ず成立するので。
 GMとしてはセッション前の準備と情報の管理、マルチエンディングの処理等の負担がやや大きい点。いわゆるレガシーゲーム(PLとして一度きりしかプレイできないもの)なので、ハンドアウトの配布にめちゃくちゃ気を遣ったり、初心者PLにツールの使い方を丁寧に説明したりしないといけない。とはいえ、オンラインセッションでプレイする場合には、めざましいツールの進化のおかげでマスタリングの負荷がだいぶ軽減されているから楽しむ余裕は常にあると思う。
 あとは参加人数が他のシステムと比べれば一定数確保しなければいけない点があるけども、前述した参入障壁の低さが強みとしてあるので大した問題ではない(人狼とかアモングアスとかのおかげでTRPGへの人の集まりやすさは高まっていると考えられる。多分。)。

 新たなTRPG界隈の華としてどんどん盛り上がっていってもらって、自分もGMやPLとしてたくさんの卓に座らせていただければいいなぁ。
 雑に書いたので特にオチもなく〆ます。よしなに。

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