見出し画像

Trickle(トリクル)を使って4年、今も自分なりに愛用してる

最近noteが面倒くさくなってきて、本を読んだり、古紙に日記を書いたり、Trickleにあれこれ書き残したりしてすごしてます。

Trickle(トリクル)については何度か触れてますが、開発者の丸山さんから最新の機能紹介記事が出たので改めて触れておきましょう。

私は勝手にライフログアプリと呼んでます。私生活でよく使うアプリを挙げるなら、1位Kindle、2位Duolingo、3位Trickleって感じです。

Trickleについて

いわゆる壁打ち(Twitterで自分の考えや気持ちをひとりごとのように吐き出し続けるやつ)が好きな人には向いてます。

逆に言うと、Twitterでいろんな人とやりとりするのが好き!って人には向いてないと思います。Trickleは交流メインの場所じゃないからです。丸山さんの記事にも「Trickleはコミュニケーション自体をそんなに重視はしていません」と書いてありますね。

Trickleに存在する「ゆるいつながり」はTwitterよりもはるかに薄くて、つながりというより気配に近いです。夜になってマンションのあちこちに明かりがついたな、窓の外から焼き魚のにおいがするな、って感じ。

とはいえリンク機能(引用RT的なもの)を使っての交流は可能です。ゆえに喧嘩に発展する可能性もゼロではありません(私は目撃してませんが実際にあったようです)。どうしようもない時はブロックしましょう。

※Twitterと同様、いわゆる「ブロ解」も可能です。Trickleには「他人をサブスクしてるけど自分では1度も投稿したことがなくて死んでいるように見えるアカウント」もちらほら存在しており、そのアカウントにブロ解を試してみたらできました。

なお、鍵アカウント機能は存在しません。なぜなのかは上記の丸山さんの記事をお読みください。技術的・法的にいろいろあるようです。

自分なりのTrickleとのつきあい方

Trickleが一般リリースされた2018年11月からずっと使い続けているうちに、私の中でもちょっとずつ使い方が変わっていきました。ここ最近はこんなふうに使っています。

iPadで使う

自宅勤務なのもあってスマホをあまり使いません。TrickleはiPadに入れてます。iPadだとスマホ版(iOS版)Trickleになります。

iPadは機内モード(オフライン)で使ってるからTrickleの通知も飛んできません。使う時だけネットにつないでます。

iPadをグレーモードにしているので、普段の私が見ているTrickleはモノクロ画面です。せっかくTrickleのテーマをカラフルダークにしてるのに白黒。でも慣れれば平気。むしろ刺激が減って読みやすい。

iPad(グレーモード・横向き)でTrickleを使ってる

以前はMacBook Proにもデスクトップ版Trickleを入れてたけど削除しました。PCでKhan Academyをやってた時はすごく重宝したんですが、今はiPadでネットしてるから必要ないんですよね……。

課金による応援

Trickleは完全無料で広告も出ません。そのかわりと言ってはなんですが、有料サポーターになって開発者の丸山さんを応援することができます。私もサポーターになってます。プランは月1ドルから。

サポーターはGumroad経由とGithub経由の2種類あります。Gumroadのクレジットカード登録はエラーになることも多くて、その場合は別のカードやPayPalを試すとうまくいきます。なお、ドル払いなので円安の影響をもろに受けております。円安やめて。

最近はTrickleでどんなこと書いてんの?

1番多いのはDuolingoのメモです。まちがえた例文、覚えたい例文、連続記録のスクショなど。

実はこの8月、丸山さんによるTrickleの紹介記事で、私のアカウントが「他のユーザの使い方」の例として載ってるんですが、そのスクショに映ってるのもほぼDuolingoの例文です。英語と中国語が並んでるやつ。

読書に関する内容は、だいたい月末に書くことが多いです。誰のどんな本をいくらで買ったのかGoogle Keepにメモしておいて、月末に「2022年11月の書籍代」って感じでTrickleにまとめてコピペしてます。今後は読んだ本の感想もTrickleに書こうかなと思ってる。

たまに日記っぽいことも書いてます。あれこれ悩んだり検討したりする時は古紙に書き出してるから、Trickleに書くのは「生まれてはじめてマクドの月見バーガー食べた」「筋トレで最近こんなやつ始めたけどしんどい」みたいな、あたりさわりのない感想ですけど。

トピック単位 or アクティビティ単位でWeb公開できる機能も実装されて久しいものの、個人的には必要性を感じていないのでまだ使ったことがありません。読書の感想はそのうち個別にWeb公開するかもしれない。

最後に

Trickleがリリースされた最初の1年は私も含めて一気にユーザが増え、活気づいてました。リンク機能を使って積極的に交流する場面も多かった印象があります。

今はだいぶ落ち着いてきて、自分のペースでのんびり投稿するか、もしくはTrickleから遠ざかって年単位で音沙汰がないか。ユーザ同士の交流はだいぶ減って、壁打ちアプリの側面が強化されたように思います。あくまでも私が見てる範囲ですが……。

SNSは通知をOFFにしていても、いいね・スキ・RTなどのリアクションでユーザの気を引く仕組みになっています。それがほとんど存在しないTrickleは低刺激で、自分が必要な時に淡々と使えるアプリです。だからこそSNSの刺激に慣れてしまうと物足りなく感じるかもしれません。

でもTrickleはTwitterじゃないので、Twitterと同じ刺激を求めても仕方ないのです。Trickleに常駐する必要はないですし(私もしてない)、料理や筋トレや勉強やゲームの記録を残したい、自分が見たり読んだり聞いたりしたものをメモしたい、そんな時にTrickleを開けばいいのです。

週に1度書くかどうか程度のメモであっても、それがライフログとして積み重なっていくうちに、いつか役に立つこともあるでしょう。