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2020Jリーグ U14メトロポリタンBリーグ vs前橋FC 12/12(土)

ゲーム概要

今シーズンのメトロポリタンBリーグは新型コロナウイルスの影響で変則的な大会方式となっている。
東急SレイエスFCは現在、4勝1敗2分。
対戦相手は群馬県の前橋FC。前橋FCはこれまで2勝4敗1分。
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チーム紹介

東急SレイエスFC
スターティングメンバー

FW 5伊藤 壮喬 7内田 陽大 11門脇 征直
MF 12川島 琉綺 17中山 匠 19羽山 倖生 
DF 13黒岩 湊一朗 4安藤 湊 23吉田 貫志 18西田 遼太
GK 1大川 晴羽

サブメンバー
6井上 愛簾 8エレハク 有夢路 9小川 翼 10笠原 徳馬 14小寺 翔太 
15今田 桜雅 16辻堂 太幹 22吉垣 陽翔

監督 中瀬 草太

前橋FC

戦況/結果

前半

システムはレイエスが1-4-3-2-1、前橋FCが1-4-4-2のスタートポジションでスタート。
序盤から前橋FCが後方からボールを持ち、前線の選手が流動的に動いてボールを引き出し攻撃を組み立てる。
前半9分、前橋FCはセンターサークル付近でボールを奪った8が前線左へ流れた19へ浮き球のパス。このボールを19は収めてクロスを上げようとするが、レイエスDFの足に当たりCKへ。このCKはレイエスがクリアで防ぐ。
前半14分、レイエスは相手陣内で左サイド13黒岩から中央にタイミングよくサポートに入った19羽山へ。このパスを19羽山はワンタッチでFW7内田へパス。7内田はゴール右へシュートを放つもGKがセーブ。
前半17分、レイエスは自陣からショートパスを丁寧に繋いで右サイドから左サイドへ展開。左サイドでボールを受けた5伊藤はカットインからシュートを放つがGKがセーブ。
前半19分、前橋FCは左サイドから右サイドへ展開して、ボールは23へ。23はDF2人を突破して、グラウンダーのクロスを送るもニアでカットされてシュートには至らず。
前半20分、前橋FCはDF26がハーフライン付近から前線の19へロングボールを送る。このボールを競り合いのこぼれ球を前橋8が拾い、左サイドを突破して、グラウンダーのパスを18へ。18はフリーでシュートを放つもレイエスGK1大川がセーブ。
前半27分、レイエスは17中山がセンターサークル付近からボールを運び、左の13黒岩へ預けて、PA手前でもう一度ボールをもらう。右足のシュートフェイントで相手を交わして、左足でシュートを放つが、このシュートは枠外右側へ。
前橋FCがボールを持つ時間が長かったが、シュート数としてはレイエスが多い展開の前半となった。

後半

レイエスはメンバーを8人、前橋は1人メンバーを交代して後半に臨む。
前橋FCが自陣でボールを保持する時間が長く、レイエスは中央エリアでボールを奪ってから攻撃を展開する形でゲームが進む。
後半8分、レイエスは相手陣内で18西田がボールを奪い、一旦ボールを預けて右サイドに流れて再びボールを受けて、右サイドからクロスを送るが前橋DFがクリア。
後半13分、レイエスは自陣深くの左サイドから15今田からFW16辻堂へ長いパス。このボールは先に相手DFに触られたが、16辻堂は自分のボールにして、シュートまで持ち込むがGKがセーブ。
後半14分、レイエスはDF22吉垣から右サイド6井上へロングボールを送り、6井上はクロスを上げるが、DFに弾かれる。こぼれ球に反応した8エレハクがミドルシュートを放つが、前橋のGKがファインセーブ。
後半19分、レイエスは14小寺が中盤で相手と入れ替わるようにターンをして、右サイド6井上へスルーパス。6井上のクロスは相手DFがクリア。
後半26分、前橋FCは自陣でボールを奪ったところから相手のプレスを回避して、右サイドへ展開して素早く前進する。右サイドでボールを受けたSHの選手から相手陣内右深くのスペースへ走ったFWの選手へパスが通る。カバーリングに入った選手がいたスペースを前橋8が上手く使いPAに侵入する、レイエスDFは後ろから追い掛けて倒してしまい、PKとなる。このPKを8が落ち着いて決めて前橋FCが先制点を取る。
後半30分、レイエスはセンターサークル付近でボールを奪い、10笠原から右サイドへポジションを変えた18西田へスルーパス。GKと1vs1になりシュートを放つが、相手GKが上手くコースを消してセーブ。
後半AT、レイエスは自陣でボールを奪いカウンターアタックを仕掛ける。右サイドを18西田が突破して、攻め上がってきたDF23吉田へパス。フリーでシュートを放つが、ボールを上手く捉える事ができず枠外へ。
前橋FCがリードを守ってゲームは終了。

結果

選手交代
前橋FC
HT 3 → 15
47分 17 → 9
47分 26 → 24
55分 6 → 21
55分 18 → 22
62分 8 → 7

監督コメント

東急SレイエスFC
中瀬 監督
ークラブとしてこのリーグ戦の位置付けとこのゲームへの準備としてはどんな事がありましたか?ー
クラブとしては、全員の試合経験の場として位置付けています。
ただ、その中でも出場したメンバーで勝敗にはこだわって取り組んでいます。
この試合に向けての特別な準備はしてなく、U14の年間のカリキュラムを見直した中で未到達部分の攻撃の部分は注力してトレーニングしていました。

ーゲーム内容を振り返ってどう分析されていましたか?ー
前橋FCさんはうちが最も苦手としている知的で動きがあるチームでした。
U13の時に対戦した時よりも選手全員に磨きがかかっていたので驚きました。
大局的に見れば五分五分に持って行けたと思いますが、細部では駆け引きに敗れゲームの主導権は前橋FCさんが常に握っていたと思います。

ーゲームを通して得られたポジティブな面とネガティブな面を教えてください。ー
ポジティブな面は選手がプレー面で課題を持ち帰ることが出来たことです。出来たことより出来なかったことの方が多かったはずですのでそれを練習でまた出来るようにして行きたいと思います。
ネガティブな面は試合に対する意識が甘いことで、遠征の行き帰りを旅行気分で捉えてることが残念です。
これから試合に向かう選手とは思えないですし、敗戦して帰る選手とも感じられなかったです。

ー今日のゲームで印象的なプレーがあったら教えてください。ー
1つのプレーというわけではなく、中盤に後半から出場した小寺は意欲的にボールを受け、前に運び出すプレーをし続けていました。中学2年になった頃は安全なプレーが多かったですが、本人の意識の変化から明らかにプレーの方向性が攻撃的なものに変わったと思います。

前橋FC
帆足 監督
ーこのリーグをどのような位置付けをして臨んでいますか?ー
やはりU15になった時にリーグ戦を戦うための準備としての1年間だと位置付けています。
私たちのクラブは学年毎に担当コーチが変わるので、U13の時の関東リーグで培ってきたものを引き継いで、プラス選手の身体の成長などを見ながら、ポジションが変わる選手もいたりする中で、U15の関東リーグやその後のユース年代へと繋がる基礎となるような1年間として位置付けてやっています。

ーその中で今日はどんな準備をされてゲームに臨みましたか?ー
U15の方に4名選手が昇格していて、U15高円宮杯が終わってその選手達も合流して、約1ヶ月間ある中で色々な組み合わせなどのテストも兼ねてやりました。
自チームとしては今日がメトロポリタンリーグの今季最終戦だったので、勝負にも拘りながらこのゲームに臨みました。

ー前橋FCさんとしてはU14年代ではどのような事が重点を置いて指導されていますか?ー
我々はユースチームがないので、ユース年代に上がった時にみんなそれぞれ高校に行ったり、Jクラブに行ったりとバラバラになります。
そういった中でどのチームに行っても困らないように攻守に渡って、連続してプレーができる事は1番大事にしています。
段々年齢が上がってくるとプレーの強度が上がってきますので、その中でも技術を発揮できるとかもちろん走るといったサッカーの基本的な部分などはすごく大事にしています。

ー選手一人一人がしっかりとした技術を発揮しているのが印象的でしたが、技術面は特に重要視してトレーニングされていますか?ー
元々この学年は技術のある選手が多くて、例年よりはフィジカル面で身体が小さかったり、線が細かったりする選手が多いんですけど、逆にライン間でボールを受けたり、ボールをはたくタイミングとかはすごく上手な選手達です。
普段のトレーニングはフルコートの1/4コートという狭い中でプレーしているんですけど、そういう狭い中でもしっかり止める蹴るというのはトレーニングしています。
最近はU15の高円宮杯が終わった事もあり、ハーフコートでトレーニング出来ています。その中ではフルピッチでいい距離感が保てるように、特にパススピードの所は重点を置いて指導しています。

ー1/4コートでは何人でトレーニングされていましたか?ー
各学年FP24人とGK2人ですが、4人U15に上がっていたので、FP20人とGK2人でトレーニングしていました。
最後のゲームとかは6vs6とかでやる事が多いですね。

ー最後に今日のゲームを振り返って一言お願いします。ー
うちのクラブのU13を担当している伊藤コーチが元々レイエスさんで指導されていて、その時から技術的にしっかりしていますし、グループとしてもしっかりしているし、今回のU15高円宮杯も全国大会に出場していて、普段から仲良くさせて頂いてるクラブでレイエスさんにリスペクトを持って、ゲームに入りました。
同じ街クラブとして関東という地域の中でお互い切磋琢磨していければと思いますので、そういった面も含めて今後もよろしくお願いします。

選手コメント

東急SレイエスFC
1大川 晴羽
ー今日の試合を振り返ってー
今日の相手はあまり前から来なかったので自分も含めた最終ラインでボールを回すことが多かった。
その中でひとつ前のラインまで飛ばしたりできたのは良かったと思う。
飛ばす時にキックをミスしてしまうことがあった。今の自分の課題でもあるから日々の練習から意識していく。
試合前から味方のセンターバックの背後のスペースの管理は意識していて、素早く適切な判断ができていたと思う。今日はチームのラインが高かったので自分も一緒にラインをあげれたことが良かったと思う。
セービングの部分でも最後までボールを見て対応出来ていたと思う。
チームとしては前線のアクションが少なかったし、細かいところでのミスが目立ちゴールまで行くことが出来なかった。日々の取り組みの差だと思う。今日でU15が負けて自分たちが最高学年になる。あの舞台に立つのは簡単ではない。今からの積み重ねがあそこに繋がる。
今日の結果を素直に受け止め、切り替えていく。今のままではダメ。

18西田 遼太
ー今日のゲームはどんな相手に対してどういうプレーをしようとおもいましたか?ー
今日の相手はすごいボールを繋いで来るチームでした。
そして中盤での動きだしが多いチームでした。
自分は前半サイドバックでしたが、中盤とうまく連携して攻撃をすることを意識しながら前半はプレーしてました。

ー1試合を通してイメージ通りにプレーできましたか?ー
個人的に仕掛けが少なかった所と攻撃に貢献できなかった所、そしてミスが多かったから為、イメージ通りにはうまくプレーすることはできませんでした。

ー今日のゲームの中で何か獲得したものがあれば教えてください。ー
今日のゲームでは守備の時のポジショニングがうまくできたと思います。

ーまた今日のゲームで課題に感じたものがあれば教えてください。ー
今日の個人の課題は決定力不足です、大事な局面でシュートを外してしまったことと、最後まで走り回る力がなかったことです。

23吉田 貫志
ー今日はどんな相手に対してどういうプレーをしようと思いましたか?ー
今日の前橋FCは、ボールをしっかり持つことが出来るチームで、前からのプレスがなかなかハマらずに上手くずらしてくるチームでした。
そこをしっかりとはめられるようにしたいと思ってプレーしました。
うまくはめきりたいところで上手くはめきれなかったので、そこで声をかけられていなかったのでこれからは声をかけてやっていきたいです。マークの受け渡しなど、色々なことをやっていかなければいけないと思います。あまりうまくいかない試合でした。
この試合では、上手くいってない時にこそチームを鼓舞する声を出さなければいけなかったと思います。どんなときもチームを前向きにさせるようにしていきたいと思いました。
この試合で、チャンスを外してしまいました。負けている時に大事なチャンスが来て、それをいかせなかったのはやることをやれていないからだと思います。
そういう時にチームのために走れる選手になりたいです。
常にやり続けられるような人になる!

本日のゲームを持ちまして、2020シーズンU14メトロポリタンリーグは終了となりました。
応援してくださった皆様、さまざまな場面でご協力頂いた皆様ありがとうございました。

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