関東リーグ1部（U13） vs 横浜FC　10/17（日）

東急SレイエスFC

2021年10月18日 21:03

ゲーム概要

東急SレイエスFC U13チームの関東リーグ第4節。
先週FC東京むさしに敗れて、現在1勝2敗。
対戦相手の横浜FCはこれまで無傷の2連勝。
今日の戦いを制して、リーグの順位を上げるのはどちらのチームか!?

詳しい組み合わせ・スケジュール等はこちら↓↓↓

チーム紹介

東急SレイエスFC

スターティングメンバー

vs横浜FC スタメン

10齊野蒼志　13鈴木快　22吉澤律翔
15高橋力斗　16徳留映人
6木村千尋
4川村拓巳　8小柳柊　7工藤遙人　5北野太聖
1田住樹

サブメンバー

2石川馨太郎　3伊東翼　9西城大翔　11佐藤翔星　12塩澤示月
14田上晃之介　17日暮大陸　18保延昭良　19松井優空　20松南光祐
21山越侑磨

監督
柳川信

横浜FC

横浜FCスタメン

戦況/結果

前半

vs横浜FC 噛み合わせ

急激に気温が下がったこの日の一戦は横浜FCのキックオフからスタート。
レイエスはキックオフからプレスを掛け、右サイドでボールを奪いCKへ繋げる。このCKの流れから6木村がミドルシュートを放つがゴールのわずかに右上へ外れる。

レイエスは4分、左CBに入った8小柳からのロングボールを前線の13鈴木が上手く収めて、反転からシュートを放つ。このシュートは枠を捉えるが、横浜FCのGKがセーブ。

ショートパスを使って前進を試みる横浜FCに対して、レイエスは前線からのプレスで相手の自由を奪い、相手コートでゲームを進める。

14分、レイエスは相手GKからのビルドアップに対してプレスを掛ける。13鈴木がうまく制限を掛けて10齊野がインターセプト。そのままドリブルで持ち込んでシュート。これがゴールに突き刺さり先制点をゲットする。

出足の速いレイエスのプレスに対して、なかなか自陣から出れなかった横浜FCであったが、飲水タイムくらいから徐々に相手陣でのプレーを増やしていく。

28分、横浜FCは自陣左サイドでボールを奪取した所からレイエスのプレスを掻い潜り、中央を経由して右サイドの9まで展開。ボールを受けた9はカットインから左足を振り、このシュートがゴール左に決まり1-1とする。

前半はそのままのスコアで折り返す。

後半

レイエスはメンバーを7人入れ替え、横浜FCは前半終了時から同じメンバーでゲームが始まる。

33分、横浜FCはセンターサークル付近で相手のパスをカットした10がFW19へスルーパスを出す。このボールに抜け出した19はGKと1vs1となる。1度はレイエスGK20松南に止められるものの溢れたボールを再度回収し、走り込んできた13へパス。13は1タッチでゴールへ押し込み逆転に成功する。

前半のようなプレスが掛けられず押し込まれていたレイエスだったが、41分自陣でボールを奪い、18保延から19松井へパスが繋がり、DFラインの前のスペースで前を向く。19松井は相手DFライン背後へのパスを選択。このパスにうまく抜け出した13鈴木がDFと競り合いながらもゴールへねじ込みゲームは再び同点に。

得点によってレイエスもペースを取り戻し、高い位置でのボール奪取から攻撃へ繋げようとするが、良い形で相手のペナルティエリア内に侵入できない。

55分、横浜FCはDFからの長いボールを前線で収めた19がドリブルで前へ運び、左サイドの13へ展開。ここから13が縦に突破して、クロスを上げる。このボールはゴールに向かっていくが、レイエスGK20松南が弾く。

57分、横浜FCは相手陣内左でボールを奪いカウンターを仕掛け、出場したばかりの7がペナルティエリアに侵入し、決定機を創るがまたもやGK20松南がセーブして、レイエスは事なきを得る。

一進一退のゲームはその後お互いチャンスを作るには至らず、2-2の引き分けで勝ち点1を分け合う結果となった。

選手交代

HT　東急SレイエスFC（1田住樹　→　20松南光祐）
HT　東急SレイエスFC（22吉澤律翔　→　9西城大翔）
HT　東急SレイエスFC（15高橋力斗　→　19松井優空）
HT　東急SレイエスFC（16徳留映人　→　12塩澤示月）
HT　東急SレイエスFC（6木村千尋　→　18保延昭良）
HT　東急SレイエスFC（4川村拓巳　→　2石川馨太郎）
HT　東急SレイエスFC（7工藤遙人　→　14田上晃之介）
HT　東急SレイエスFC（5北野太聖　→　21山越侑磨）
17分　横浜FC（3　→　10）　　
26分　横浜FC（18　→　14）
42分　横浜FC（9　→　11）
56分　横浜FC（6　→　7）

結果

マッチレポート　U13関東リーグvs横浜FC　結果

マッチレポート　U13関東リーグvs横浜FC　スタッツ

監督コメント

東急SレイエスFC
監督　柳川信

■クラブが掲げる「自らを成長させ続ける選手の育成」を達成する為にU13ではどんなアプローチをしていますか？

前提として自らを成長させる行先を知る必要があると考えている為、「良いプレー」「良い選手」というものを原理原則を軸に、またレイエスの考え方を土台にして伝えています。
それを理解した上で、自分を照らし合わせて取り組むべきであり、他者との比較で上回ることだけに捉われているようでは、環境に依存することになると思うので、先々に逞しく適応できる選手になるための前提作りを目指しているというところでしょうか。そういう意味ではU13ではティーチングを多く活用していますが、理由や根拠を併せて伝えることは欠かさないようにしています。

■その過程の中で、今日のリーグ戦ではどのような取り組みをしましたか？

守備の個人戦術を向上させることをテーマにしました。レベルの高い相手ですので、特に守備においては日頃より学ぶものが多いと想定していましたので、個々がその必要性を痛感するチャンスだと思っていました。想定通り高いレベルの攻撃を目の当たりにすることができたので、結果的に手応えと課題の両方を持ち帰ることができたと思います。

■今日の取り組みとゲームの結果を踏まえて振り返りをお願いします。

結果には過程があります。記録に残る結果は２つの得点と２つの失点、そして勝点１ですが、ゴールという結果にも過程がありますし、一本のパスが成功したことにも過程があるわけです。今日のゲームで現れたたくさんの結果と過程を可能な限り拾って振り返ると、日々のトレーニングの価値を再確認させられます。私の役割で言えば、もっとこんなトレーニングをしていれば、もっとこんな指導をしていればと、反省させられることばかりですが、具体的にはボール保持時の構築における優先順位の共有ですね。最初にお答えした「良いプレー」の理解がまだまだでしたね。

■今後のリーグ戦で選手に求めたいことはどんな事ですか？

ここまでの４試合で「あ〜、緊張するわ〜」という言葉をたくさんの選手から聞きました。すごく良いことだと思うんです。心から試合を感じている証拠で、フットボールを味わっている証拠だと思います。今後も存分に緊張を楽しんでほしいです。それもまた成長の過程となるはずなので。

横浜FC
和田監督

■今日のゲームに向けてはどんな準備をして臨みましたか？

中学校1年生という育成年代というところでは、今日の一戦というよりは自分たちの与えたテーマに対して1個1個クリアしていくというようなところをメインにやりながら当然リーグ戦ということで勝敗もつくので、そこに向けて勝ちに拘っていこうと選手には話しました。そこを重視するもののどちらかというと個人やチームの成長のための準備をより重視して毎週毎週やっているので、今週のゲームに向けてという形ではやっていないですね。

■実際にゲームをやってみて、上手くいった部分と難しかった部分はどんなところでしたか？

公式戦という緊張感からなのか試合に対しての臨み方というのは、空気に呑まれてしまっているというのは大きかったのかなと思います。試合の入りも含めて難しかったと思います。
レイエスさんのサッカーに対応するのも時間がかかってしまって、自分たちのサッカーといったところが特に最初はできていなかったと思います。それが失点につながってしまった部分はありますが、自分たちが取り組もうとしているサッカーにトライしたことによるミスなので、やり続けることで個人の所で修正ができればと考えていました。

■それらを踏まえてどんな修正やコーチングをされましたか？

先制点の場面に関しては目的があった中でのミスだったので、やり続けようというような言葉をかけました。ただいつもならあんなミスはなかなかないので、プレッシャーをプレッシャーとして感じてしまったというのは、普段からそれだけのプレッシャーに耐えられるようにトレーニングをしていかなきゃいけないなと感じました。

■緊急事態宣言などでしばらく公式戦がありませんでしたが、公式戦と練習試合はどのような違いがありますか？

スタッフ側からすると公式戦と練習試合を分けて考えてはいないのですが、やっぱり自分も含めて選手たちも気持ちが勝手に昂っていきます。
身体作りとか気持ちの作り方とかはアップの様子を見ていても空気感で違うなと感じます。それはそれで良い緊張感の中でもやっていかなければいけないので、それも良いなぁというのは感じています。
これから毎週入ってくるので、良い緊張感の中でできるのはとても良いなと思います。