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高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2020 神奈川県2部Cグループ vs AZエスペランサ

ゲーム概要

東急SレイエスFCはU15チームが関東リーグ2部に出場している為、この大会にはU14チームで参加している。
このゲームが神奈川県U15リーグ2部の最終ゲーム。
このゲームに勝てば2位でフィニッシュとなる。
今シーズンを締め括るゲームで勝利を手にする事が出来るか⁉︎
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チーム紹介

東急SレイエスFC
スターティングメンバー

FW 6井上 愛簾 7内田 陽大 
MF 13黒岩 湊一朗 10笠原 徳馬 12川島 琉綺 11門脇 征直
DF 8エレハク 有夢路 4安藤 湊 2青谷 舜 9小川 翼
GK 20佐藤 翼

サブメンバー
5伊藤 壮喬 14小寺 翔太 15今田 桜雅 16辻堂 太幹 17中山 匠 18西田 遼太 21山崎 颯介 23吉田 貫志

監督 中瀬 草太

AZエスペランサFC

戦況/結果

前半
ゲーム開始1分AZエスペランサは、相手陣内左サイドでFKを得る。
このFKをPA内に放り込み、ヘディングでシュートを放つがレイエスGK20佐藤がキャッチ。
レイエスは守備は1-4-4-2のポジションからスタートしたが、攻撃時は流動的に、ポジションを変化させながらスペースを作り相手を崩していこうと試みる。
前半6分、AZエスペランサはハーフライン付近右サイドでFKを獲得して、これをPAへ高いボールを入れる。レイエスDFが一度弾くもこぼれ球をAZエスペランサの選手がボレーシュート。このシュートはレイエスGK20佐藤がキャッチ。
レイエスは前半11分、右CKを獲得。キッカー6井上が鋭いボールを送り込むがシュートは打てず。
前半13分、レイエス13黒岩が自陣PA前で相手選手と接触して、15今田と交代。(このリーグは交代自由。)
前半16分、AZエスペランサはロングボールを左サイドに送り、ヘディングの競り合いからセカンドボールを拾い、左サイドを深くまで侵入してグラウンダーのクロスを送る。このボールはレイエスDFが弾いたが、こぼれたボールにAZエスペランサの選手が反応して、そのままシュートを放つがゴールの左へ逸れる。
その後のゴールキックからの流れで相手陣内でボールを奪ったAZエスペランサはカウンターで右サイドを突破して、浮き球のクロスを上げ、PAに走り込んで来た選手がヘディングで合わせるがこのシュートも枠を外れる。
レイエスは立て続けにヒヤッとする場面を作られるが、ボールを保持しながら、連動した動きで上手くスペースを作って活用して、攻撃を構築するもなかなかPAに侵入できない。
前半22分、レイエスは自陣でボールを左から右へと動かす。ここでタイミングよく相手の右CBの背後へ飛び出した10笠原へ2青谷から長いパスが通る。そこから7内田へ渡り、PA左からカットインしてシュートを放つが相手にブロックされる。
前半24分、レイエスはハーフライン付近で9小川がボールを奪い、右サイド前方にいた6井上へパス。そこからドリブルで内側へ入り、左足でシュートを打つがGK正面。
前半34分、レイエスは自陣から攻撃を構築。4安藤から20佐藤、そこからセンターサークル手前にいる12川島へ。12川島はターンから相手を引きつけてタイミングよく落ちてきた10笠原へ縦パス。ワンタッチで右横にいた6井上へパス。前を向いた6井上は7内田へ縦パス。7内田は後方からランニングしてきた12川島へフリックして渡す。相手PA手前でボールを受けた12川島は相手のCBを引きつけて、その背後へ飛び出した8エレハクへパスを送り、フリーの状態でPAエリアに侵入。と思ったら相手の足がかかり、PK。と思ったらギリギリの所でFK。このフリーキックは2青谷がシュートを打つが、ゴールとはならず。
ゲームは0-0のまま前半終了。

後半

後半、レイエスはメンバーを8人変更する。

後半メンバー
FW 16辻堂 太幹 5伊藤 壮喬 
MF 17中山 匠 12川島 琉綺 14小寺 翔太 18西田 遼太
DF 15今田 桜雅 4安藤 湊 23吉田 貫志 21山崎 颯介
GK 20佐藤 翼

後半もレイエスは1-4-4-2からスタートするが、ポジションを変化させながら攻撃を仕掛ける。
後半9分、AZエスペランサは中央付近でボールを奪い、素早いカウンターから右サイド深くまで侵入して、グラウンダーのパスを送る。このボールはレイエスDF21山崎がカットして難を逃れる。
後半11分、レイエスは自陣からボールを繋ぎ、14小寺がボールを上手く守りながら相手を引きつけて、サポートに入った5伊藤へパス。前向きになった5伊藤はGKとDFラインの間へ浮き球のパスを送り、16辻堂が走るが相手DFが一足先にボールに触れる。このこぼれ球を18西田が拾い、14小寺へ渡して左足でシュートを放つが、GKがキャッチする。
後半15分、レイエスは14小寺がセンターサークル付近でボールを奪い、カウンターを仕掛ける。右前方を走っていた5伊藤へパス。5伊藤は浮き球のクロスを上げるが、相手が跳ね返してシュートには至らず。
後半17分、レイエスは5伊藤が相手のゴールキックをカットしてそのまま1人で左サイドを突破して、クロスを送るも走り込んだ選手は間に合わず。
後半18分、負傷により交代した13黒岩と15今田が交代。
後半19分、AZエスペランサはロングボールのこぼれ球からシュートを放つが、枠を外れる。
後半23分、レイエスは4安藤が自陣からロングボールを前線に送り、13黒岩が後ろへすらす。このボールを16辻堂が収めて、13黒岩へリターン。そこから右サイドの18西田へ展開して、中央へ入ってきた13黒岩へ戻してPA外からシュートを放つが、ミートできず枠外へ。
後半25分、レイエスは12川島に変えて、8エレハクを再投入。その直後右サイドのスローインから左CBの4安藤まで展開して、4安藤からの縦パスを受け取った8エレハクが相手PAに侵入してシュートフェイントから相手をかわして右足でシュートを放つが、ゴールは奪えず。
後半27分、レイエスは左CKを獲得して、蹴るのは13黒岩。左足から放たれたボールは、ニアサイドに走り込んだ16辻堂の頭へドンピシャで、16辻堂のヘディングシュートはついにゴールネットを揺らす。
後半33分、左サイドを15今田が突破してグラウンダーのクロスを送るも中に入ってくる選手と意図が合わずシュートには至らない。
後半35分、レイエスは左CKの流れからこぼれたボールを右サイドに展開して、4安藤のクロスから23吉田がヘディングで合わせるもシュートは枠外右へ。
その後、レイエスは点を取り返しにくるAZエスペランサの攻撃をしっかりと守り切り、1-0でリーグ最終戦を締めくくった。

結果

選手交代
東急SレイエスFC(ハーフタイム以外のメンバー交代)
10分 13黒岩 湊一朗 → 15今田 桜雅
52分 15今田 桜雅 → 13黒岩 湊一朗
59分 12川島 琉綺 → エレハク 有夢路

AZエスペランサFC
10分 44 → 33
HT 33 → 51
41分 37 → 41
58分 41 → 39
67分 51 → 41

監督コメント

東急SレイエスFC
中瀬 監督
ーU15のリーグ戦に参加していましたが、どのような意義を感じていましたか?ー
学年が上の相手でしたのでコンタクト、スピードの部分ではどうしても負けてしまう部分がありました。
個人では難しい場面が多かったので、グループやチームとしての集団性の部分は相当鍛えられたと思います。

ーU15県リーグとメトロポリタンリーグを戦ってきて、獲得した部分はどんな事がありますか?ー
私と選手、選手同士がお互いを信頼し合えるようになったと思います。
選手に公式戦の経験をさせる場として2つのリーグで均等に出場機会を与えてきました。怪我の期間やポジションのバランスから、完全な均等にはなりませんが数値上ほぼ横並びとなりました。
シーズンの開始当初は、正直ピッチに送り出すことに不安を感じる選手もいました。そういう選手には平日の練習から声をかけ、順番で出場機会を与えるのでなく、私自身が選手を信頼して試合に送り出せるようにして来ました。
実際に試合で選手が期待に応えてプレーしてくれることが多く、全員に出場機会を与えたからではなく、使う、応えるの積み重ねの中で信頼関係が構築できたと思います。

ー今日のゲームではこれまで培ってきた事は発揮されていましたか?ー
試合はその日の相手チーム、ピッチ環境も含めてなので積み重ねが全てが発揮できた訳ではないですが、いつも通りたくましく戦え、最後までゴールを信じてプレーできていたと思います。
残り時間が迫っている中でも不安ではなく、ゴールを決めれると信じていたからこそ、今日の辻堂のゴールがあったと思います。

ー今日のゲームで成長を感じたプレーがあったらいくつか具体的に教えてください。ー
最近は数名の選手が周りに合わせてプレーし、自分を出さなくなっていました。それが今日の試合では、自分自信で意欲的にプレーしていたので、プレーというか精神的に成長したように見受けられました。

選手コメント

東急SレイエスFC
4安藤 湊
ー県リーグ最終戦でしたが、どんな事を思ってゲームに臨みましたか?ー
県リーグ最終戦は、勝って良い形で終わりたいと言う気持ちで試合に臨見ました。

ー戦ってみて今日はどんな相手でしたか?ー
ーその相手に対してどうやってプレーすれば効果的になると考えていましたか?ー
相手の特徴は、競り合いが強くロングボールを蹴ってくるチームだった。それに対して背後に蹴ることで相手のラインを下げることが効果的だと考えていました。

ー実際に効果的に出来たプレーを教えてください。ー
実際のゲームでは、背後に蹴るより近くでボールを繋ぐことやくさびのボールが効果的に出来ました。

8エレハク 有夢路
ー県リーグ最終戦でしたが、どんな事を思ってゲームに臨みましたか?ー
県リーグ最終戦でしたが、年内の公式戦最終戦でもあったので、「勝利」という結果にこだわってゲームに臨みました。

ー戦ってみて今日はどんな相手でしたか?ー
ーその相手に対してどうやってプレーすれば効果的になると考えていましたか?ー
相手は、マンマーク気味で、人についていく守備をしてくるチームだったと思います。
なので、自分たちが流動的に動いて相手を混乱させるようなことができれば、効果的になると考えました。

ー実際に効果的に出来たプレーを教えてください。ー
前半にあった(最終的には、自分が倒れてフリーキックとなった)場面で、自分たちが流動的に動いてパスが繋がったところはチームとしてとても良いプレーだったと思います。

ー前半はSB、後半の途中からは中盤での出場でしたが、それぞれのポジションでどんな事を考えてプレーしていましたか?ー
SBの時は、全体を見ながら相手の特徴やゲームの流れを捉えてプレーしようと心がけました。後半から途中出場した時は、別のポジションでプレーしましたが、その時はまだ0-0だったので得点を奪うこと(チームとしても個人としてもシュートを積極的に打つこと)を心がけてプレーしました。

12川島 琉綺
ー県リーグ最終戦でしたが、どんな事を思ってゲームに臨みましたか?ー
今日の試合では、アンカーでボールをもらい攻撃を一から作り出すことを意識してプレーをしました。

ー戦ってみて今日はどんな相手でしたか?ー
ーその相手に対してどうやってプレーすれば効果的になると考えていましたか?ー
今日の相手はプレジャーを早く、マンツーマンで守備をしてくる相手でした。なので自分たちがボールをもらう際、他の選手と場所を交換などをして相手のマークを外したり、スペースを作り開いたスペースに誰かを使うなど相手を動かす動作をすれば相手を上手く崩せると分かりました。

ー実際に効果的に出来たプレーを教えてください。ー
自分が実際にできたプレーは、センターバックの位置に下がることによって自分がいたスペースが空き、トップなど前線にいる選手を落としてボールをもらって回し、チャンスが作れたこと。

16辻堂 太幹
ー県リーグ最終戦でしたが、どんな事を思ってゲームに臨みましたか?ー
自分はまだ県リーグで得点を取れていませんでした。なので、最終戦はゴールを決めるという意思でゲームに臨みました。

ー戦ってみて今日はどんな相手でしたか?ー
今日の相手はプレーが荒く激しく、掛け声でチームを盛り上げる感じがしました。掛け声で相手のペースに飲み込まれてしまう所がありました。

ーその相手に対してどうやってプレーすれば効果的になると考えましたか?ー
激しいDFがきても感情に出さず、いつも通り、自分達のサッカーをつらぬくことを意識しようと考えました。相手はよく前に蹴ってきたので、自分はそのセカンドボールを取るように考えました。

ー実際に効果的に出来たプレーを教えてください。ー
相手はよく前にボールを蹴るチームなので、前からプレスをかけてもすぐに前にボールを蹴ってきました。なので、蹴られた瞬間に後ろに下がり、セカンドボールを拾い、攻撃に展開することができました。

20佐藤 翼
ー県リーグ最終戦でしたが、どんな事を思ってゲームに臨みましたか?ー
今日は県リーグ最終節なので勝って終われるように気持を高めてプレーしました。相手のプレースタイルなどがわからなかったので最初は相手のプレースタイルを確認しながら試合を進めてました。

ー戦ってみて今日はどんな相手でしたか?ー
相手は結構前から蹴ってきてとてもやりづらく感じました。ハイラインで攻撃を進めてくるチームだなと思いました。チーム全体で声を出していてとてもいい雰囲気でやってるチームだなとも思いました。

ーその相手に対してどうやってプレーすれば効果的になると考えていましたか?ー
ハイラインな為、裏がとてもあくので味方とアイコンタクトを取り、裏へのパスを出せるようにボールの置く位置を意識してやりました。

ー実際に効果的に出来たプレーを教えてください。ー
味方とアイコンタクトを取り何度も裏へのパスを送ることができました。


21山崎 颯介
ー県リーグ最終戦でしたが、どんな事を思ってゲームに臨みましたか?ー
まずは、勝って終われるようにと思っていました。この1年間は、負けた試合も少なく、いい1年にできていたと思うので、その1年間の最後の公式戦を引き分けではなく、勝って終わりたいという思いがありました。

ー戦ってみて今日はどんな相手でしたか?ー
今まで県リーグで戦ってきた相手のように、最終ラインの背後などにハイボールをたくさん入れてくると感じました。また、守備のときはほとんどマンツーマンで、後半はセンターバックまでプレッシャーをかけてくると思いました。

ーその相手に対してどうやってプレーすれば効果的になると考えていましたか?ー
サイドバックのときは、コーチからも中でプレーしていいと言われていたので中でプレーしつつ、SHの足の速い選手が1対1をできるスペースを空けるようにしました。
ボランチのときは、自分が落ちて受けに行くと相手もついてきたので、相手を引きつけたり、来なかったらボールを受けたりして、相手の守備全体を前に引き出すことを意識しました。後半は、FWに足の速い選手が多くいたので、その選手を生かすためにスペースを空けて点を取ろうと考えていました。

ー実際に効果的に出来たプレーを教えてください。ー
サイドバックのときはあまり効果的なプレーができませんでしたが、ボランチのときは最終ラインの近くまで落ちてボールを受けに行ったり、逆にFWのところまで出て行って、裏のスペースを狙ったりして相手の陣形を少しずつ崩すことができたと思います。流れの中での得点は生まれませんでしたが、少しずつ相手陣地まで押し込むことができ、チャンスのシーンも作れていたと思うので、来シーズンに向けて、今日の成果と課題を整理してまた明日からの試合、練習に臨んでいきたいです。

本日のゲームを持ちまして、高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2020は終了となりました。
応援してくださった皆様、さまざまな場面でご協力頂いた皆様ありがとうございました。

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