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【最高の音楽とポピーザぱフォーマーのようなCG】 オタクの感情が爆発したので、ブルージャイアントの感想を書く

ブルージャイアントを見た。最高の音楽の一方で、ポピーザぱフォーマーのようなCGだったが、原作を読んでいなくても楽しめる作品だと思います。あまりによかったので、感想をつらつら書いていく。

劇中に登場するジャズクラブ「So Blue」は、青山にあるブルーノート東京をモデルにしている。ブルーノート東京は、わかりやすく言えば、ジャズ界の武道館であり、日本のジャズクラブの最高峰になる。

この映画のメインは、劇中で使用される曲だ。先ほどブルーノート東京を日本のジャズクラブの最高峰と書いたが、このクラブを自分の「箱」としているアーティストがいる。それが、ピアニストの上原ひろみさんだ。

東京オリンピックの開会式でピアノを演奏した女性をご存じでしょうか?それが上原ひろみさんです。この映画では、上原ひろみさんが楽曲を手掛けている。彼女の手がける曲はとても良い曲ばかりで、例えば

ジャズと聞くと古臭いイメージがありますが、そんなことはないということが伝わったら嬉しいです。とても情熱的で体の内側から熱くなるものを感じます

1つ目の動画がブルーノート東京で演奏している動画なのですが、この動画を見るとブルーノート東京がかなり小さい会場であることがわかると思います。容人数は400人ほどです。ちょっと大きめな映画館の会場を想像してみてください。ブルーノート東京の会場は大体そのくらいのサイズです。

ブルーノートでは、目の前で超一流のアーティストが演奏します。最前列に座れば、アーティストとの距離は2mもありません。アーティストと目が合うこともあります。実際にブルーノートでライブを聞くと、アーティストが奏でる音に、体が包まれ、体の中心から熱くなり、頭から脳汁が溢れるような感覚を味わいます。

私は、その感覚をこの映画から感じました。おそらくブルーノートの会場の規模感と、映画館の会場の規模感が似ているからだと思います。まさか、いつも2万円くらい払っている体験を、2000円で得られるとは思いませんでした。2000円で最新の最高のジャズを聴けるなんて夢のようです。

また、原作を知っている人たちにとっては、漫画ではどんな音が流れているか想像するしかありませんでしたが、映画になって曲が付くと、その曲たちがどれも素晴らしくて、登場人物に感情移入する感動と、楽曲の素晴らしさが相待って泣きそうになる。こんな映画みたことがない。だから見た方がいい。この映画は本当に素晴らしい。


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