趣味の欄に『脱毛ホームパーティ』と書いてしまった
誰にでも過ちはある。
悪気もなく、過ちをおかしてしまうことがある。
ある日、社内のスタッフからの提案で、notionに『自己紹介コーナーをつくろう』という話になった。
新しいスタッフも増えてきたところだし、とても良いなと思って二つ返事でOKした。
フォーマットまで用意してくれているので、書きやすい。
こんな感じでサクサク書いていった。
すると、数日経って、コーナーを企画してくれたスタッフのともやくんからSlackでこんな連絡があった。
一瞬、何のことだろうと思ったが、すぐにハッとした。
やばい、、
脱毛ホームパーティって書いてる・・。
読点。あぁ、読点。
なぜこのタイミングで、お前を忘れたか。
「脱毛」と「ホームパーティ」の間に読点を入れ忘れたことで「脱毛ホームパーティ」という異様なワードを生み出してしまった。悪気もなく、過ちをおかしてしまった。
しかも最後の(遊びにきてね)が余計に不気味さを助長している。
直前の(ベランダ菜園、料理)さえ何だか疑わしいものに思えてくる。脱毛ホームパーティの異臭が周囲にまで影響を及ぼしている。
お気に入りのオレンジソファも、もはや、脱毛ホームパーティのメイン会場に見えてきた。
もちろん指摘された時点で、すぐに修正すれば何も問題はない。
しかし、ふと、ある考えが頭をよぎった。
修正してしまえば、趣味欄の情報としてはよくある「ふーん」程度のものになる。
しかし、あえて「脱毛ホームパーティ」を修正せず、そのままにしておくことで、ある種の引っかかりを持たせてみるのも面白いのではないか。
これを見て「あ、ヤバい人なんだ」と思うか、意図を汲み取り、ちょっとした笑いの種にしてくれるかはその人次第ではあるが、実験的にそのままにしてみようと思った。
当面、ホームパーティには誰も来てくれないだろうことだけは確信を持っている。
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