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令和二年七月場所備忘録

まずはわたしにとっての力士とは?という話を…と思ったのですが、
七月場所が滞りなく終了してから既に2週間以上。
約4ヶ月空いて、外出もできなければ、稽古も十分できずに開催された異例の場所。それって一体どうだったのか?というところを記録に残しておこうと思いました。

全体的に思ったのは、体格差で勝てている相撲が多かったかなぁという印象。最近業師の力士がちょこちょこ引退されたのもあるのですが…(泣)、業師らしい相撲が光る取組が普段の場所より少ないように思いました。
印象にあるのは漣[三段目・伊勢ノ海・岩手]の1番相撲が一本背負いだったことと、島系力士(奄美とか沖縄のほっそりした力士のことを勝手にそう呼んでいます)がいい出し投げ決めてたかな?くらい。(島系だと福山[三段目・藤島・鹿児島]ん、松山[三段目・出羽海・沖縄]が今場所良かった!)やっぱり技の相撲は相撲勘あってこそなんだなぁ…と痛感。
それに比べると、特に場所の前半は大きな力士が強いイメージで、
湘南乃海[幕下・高田川・神奈川]は勝武士のへ気持ちも力にしてついに覚醒したか??と思ってました…特に新大関が稽古場で何度も稽古していた村田をぶん投げ、宇良にも勝って勝ち越して、スケール活きてるぅ〜〜と連勝中は感動していたのだけど、幕下での連勝=強い相手との対戦が続くもんで…最終的に4勝3敗…
とはいえ、自分のメモによると、後半も体格差で勝っている相撲は多めでした。

という意味では、幕内最高優勝の照ノ富士関も大きい!
というか、この自粛期間は怪我を抱えている力士にとっては良い期間だったのだなと思いました。本当に素晴らしい優勝だったっ!感動したっ!
ってのとーー、
幕下優勝の千代の国もここ数場所の負け越しが気になっていたのですが、この期間を経て、かなり戻ってきたのだと嬉しくなりました!
再十両おめでとうございます!!
他にも一山本や天風(後半疲れちゃってたけど)も良い自粛期間になってた気がして嬉しい。

あとは、体格で言うと、ダワーニンジ!!!
北青鵬[序ノ口優勝・宮城野・北海道(モンゴル育ち)]は強いし、デカイ!態度もデカイ!こりゃあ大物になるぞー!
北青鵬-鵬山戦はさすがに年上が勝つのかな?と思っていただけに、組んだ時のサイズ感とあっさり片付けた感が底知れぬ強さ…これがまだティーンだというのだから、この先、白鵬部屋に横綱誕生の未来あるかも…
どうか怪我なく、すくすく育って!あと、インタビューまた見たいので、各段で優勝していってほしいっ!そして納谷兄弟の三人もがんばれ!(っていうか、次男鵬山の顔がかなり貴闘力なのがいい。父親くらいやんちゃでいいとも!)

体格と関係ないけど、わたしの大好きな立浪部屋の十両優勝決定巴戦も、レアだったな…爽やかな青春感たまらないわ〜結局明生が勝つところもサイコー!豊昇龍はこれでついに新入幕か?またオジさん(朝青龍)の写真持たされんのかな…最後明生を待って抱擁したシーンとか、インタビューで「言うこと一つなんで。最高でした!」って言って帰っていくあたり、オジさんよりもきっと良い子だと信じてる!土俵の中だけで暴れてーーー!

場所が終わってから、ちょっと間もあったし…
非常に偏ったことを書きました。

場所の間が空くと
・体格差有利の相撲が多い
・しっかり稽古かトレーニングしたデカイヤツ強い
・業師の相撲勘が戻ってこない
・怪我を抱えている力士にはありがたい

と、記録したかっただけです…
もうちょっと書きたかった気もするけど、
もう九月場所までひと月切ってるし!

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