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令和2年11月場所 備忘録

令和2年度の大相撲は滞りなく終了いたしました…
ホッ!とした気持ちもありつつ、それから3週間経って…
今年の相撲、今年のうちに!振り返ろうと思いまーす。

貴景勝関の優勝で終わった今場所。
2大関の休場と琴奨菊関の引退で複雑な想いもたくさんあったけれど、千秋楽の貴景勝-照ノ富士戦は今年を締めくくるには申し分ない結びと優勝決定戦でした!大相撲って本当に素晴らしいですね。そして貴景勝関の素晴らしさを改めて実感した場所でもありました。力士としても、人間としても、外連味がなく、清らかさ、潔さでは誰もかなわないよなぁと思わされました。本当にかっこいい!
照ノ富士関もここまで強い姿を見せつけられると、大関復帰するんじゃないか?とゾクゾクしますね。どうか怪我が悪くならないで!前人未到の地へ向かってください。

ということで、わたしの大好きな新大関のことは、次回書くとして、それでもなんだか怪我のことばかりを考えさせられる場所ではありましたね…
三賞受賞者もみんな苦労人だったし…公傷制度について改めて考え直す時期なのか…?

十両は翠富士関の優勝!10勝のラインにしては、決定戦の人数が物足りませんでしたが、4年前突然近大を中退して入ってきた庵原と小笠原が二場所続けて優勝決定戦して、どっちも庵原が負けていたと思うと、先に十両に上がり、新入幕まで先に手にし、一方小笠原は十両での勝ち越しなく、幕下陥落が決定したのはなんだか感慨深いですね…やっぱり怪我って本当に嫌ーーー!翠と錦、2人で幕内!を待っています。
あと、今場所も15連敗の記録が…コロナで身体の感覚がつかめなくなってしまったのでしょうか…来年、もう一度富士東関と呼べる日を願っています。

幕下は竜虎川上が!っていうか…まだ竜虎川上の四股名なのか…そろそろ名前変えないのかな…(四股名もだけど)って思ったけれど、こちらは怪我が完治ということで、本当に嬉しいです。宇土市の人たちからしたら、新大関の休場のガッカリを少しは埋めてくれたのではないでしょうか。圧倒的に強い印象での優勝だったので、まずは怪我なく!上を目指して頑張ってほしい!
そして、納谷がついに新十両王鵬に!納谷の名で取る最後の場所、強かったなぁと思って。ここまで強くなってきたのは貴景勝関の付け人したのも良かったのでは?と思っているのですが、勢い的にはこのまま2、3場所で新入幕ありそう!個人的にも納谷くんの通っていた幼稚園、わたしと同じらしいので、めちゃめちゃ期待しています!毎年、幼稚園で姪っ子とお餅つきしていただき、ありがとうございます!今年は餅つきないですね…
ついでにいくと、四男夢道鵬、次男鵬山が負け越し!夢道鵬は幕下でまだ10代なので、これからがんばれ!って感じですが、鵬山は三段目で引っかかるのは相当悔しいだろうなぁと思いました。この2人は納谷に比べるとちょっとおっとりしてる雰囲気。納谷はお父さんぽいやんちゃ感がちょっとだけ見え隠れするのが力士としていいなぁと思っていたのだけど…。顔は次男がそっくりなんだけど…。あ、ちなみに、この前、ワイドなショーに貴闘力が出てて、横野レイコさんに息子にインタビューで聞いてみたら、「角界に入って、幕内、三役で活躍して、三賞もいっぱい取ってたお父さんの凄さが分かったし、尊敬しています」的なことを言ってましたよ!と言われて、泣きそうになってた貴闘力がめっちゃ良かった。もう変なことしないで!この先は素敵なお父さんで居てね!って思ってしまった…
あとは、納谷の代わりに、どちらかは貴景勝関の付け人になるのかな?学ぶことしかなさそうなので、して欲しい!
次点で言うと、農大中退の伊藤も6連勝は素晴らしかった!今場所は幕下上位挑戦で、北の若と鈴木が初めての負け越しだっただけに…来場所、幕下上位で、伊藤がどれだけ通用するのか?楽しみです。
そして狼雅は二場所続けての6勝と、かなり安定した力がついてきている気がするので、来場所は新十両狙ってがんばって欲しい!狼雅と言えば、2、3年前のテレビの二子山部屋密着で、ハロウィンにハンドスピナーの仮装してた姿が忘れられずwなんか見た目こわそうなので、はにかんで、しかもハンドスピナーてw可愛らしいところもあるのかーと思って、そのギャップにハートを鷲掴みされたので、結構気にしてる力士の1人です。ちょっと時間かかったけど、来年の狼雅は楽しみすぎる!
あ、でも、21連勝の北青鵬が今場所もしっかり三段目優勝!来場所は幕下にやってきますね…勝手に気にさせていただいてる立ち合いの遅さが今場所はそこそこ改善されていて、これは怖いものなしだろうなぁ〜って感じでした。ただ、小兵業師の兄弟子関取の胸を借りることができるとしても、業師とか小兵力士とか、そんなに得意ではないかも?と思ったので、来場所は海乃島あたりとの対戦観たいです!初場所もし、幕下で優勝しちゃったら…完全に怪物感はぐっすりお眠りになってる逸ノ城を差し置いて、ついに本当の怪物がやってきた感…どこまで連勝するのかも気になるぅ〜
ちなみに、優勝決定の取組が魁清城とだったのですが、魁清城の立ち合いの一回真横向くの、すごい不思議って思ってました。今場所、竜電のお尻フリフリ立ち合いが話題になってましたが、高田川部屋のティーン大辻、瀬戸の海も真似してるのか?やるんですよね…大辻くんはそこまで気にならないのですが、瀬戸の海くんはちょっとフリフリとタイミングうまくいってなさそうで気になりました。あと、最近も立ち合いに関するお触れが出たっぽいけれど、今場所は行司さんの“待った”が多かった気がします…“待った”で相撲にならなかった取組が結構多かった気がしたので、“待った”についてはなんだかなぁ…とは思うのですが、こうなってしまった以上、力士が立ち合いをちゃんと稽古するしかないのでしょうかね…魁清城のはちゃんと手をつかなければいけないというルールによって出てきた立ち合いの個性な気もするので、特殊な立ち合いをする力士が増えていく可能性もありますね。こうなったら、個性、バッチ来い!!

序二段優勝は欧深沢!いやー欧鈴木との鳴戸部屋優勝決定戦もよかったけれど、萩原も含めて三つ巴決定戦を観たかったです!そしたら、鳴戸部屋、2回目の優勝巴決定戦だったのに…萩原は一つ前の相撲を勇み足で負けちゃったのも、相当悔しかったと思うのですが、あれだけの体格で、変化気味の立ち合いが多いのが気になっていたので、神様は見ていたのかも。真っ向勝負で強くなって!それにしても、なんとなく先場所まで、欧深沢はちょっと運がないというか、実力程の成績が残せていないと思っていたので、ここへ来ての優勝はとても嬉しかったです。

序ノ口は野上!初日の取組で、野上が序ノ口まで落ちてしまっていたのも衝撃だったのですが、まだ怪我が万全ではなさそうなのに、苦戦することもなく優勝!特に今場所は先場所新序出世の力士がいなかった分、ラッキーなところもありましたが、それでも怪我からの復帰の場所で優勝は、嬉しいです。

今年はスーパースターが次々と引退して、来年は本当に世代交代的な年となること、間違いないのでしょうけど…横綱二人はどうなるのでしょう…
ただ、ついに鶴竜関の日本国籍が取得できたのは、嬉しいニュース過ぎる!将来なんだかんだで、荒磯親方でも白鵬関でもなく、八角理事長みたいに、鶴竜が理事長やってるんじゃないかなぁってなんとなく思っているので…とにかくこれからも日本相撲協会の宝になるお方だと思うので、初場所からは鶴竜関らしい相撲をできるところまで魅せてください!
それから、白鵬関については、きっとわたしの相撲人生で、リアルタイムで観れる大横綱は、後にも先にも白鵬関ただ一人だと思うので、もうちょっとだけ観ていたい…初場所で強くてかっこいい白鵬関をどうか魅せてください!初場所は、横綱対戦の千秋楽、迎えられますように〜

今年も素晴らしい大相撲、ドラマをありがとうございました🥺

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