毎年秋のお楽しみ! 今年もアンソニー・ホロヴィッツの新作をお届けする季節がやってまいりました。今回お届けするのは〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズの『死はすぐそばに』。『メインテーマは殺人』『その裁きは死』『殺しへのライン』『ナイフをひねれば』に続くシリーズ第5弾です。
この『死はすぐそばに』で扱われるのは、元刑事の探偵ダニエル・ホーソーンが語り手兼ワトスン役のアンソニー・ホロヴィッツに出会う前の事件(前作『ナイフをひねれば』でチラッと言及されていました)。語り手を変えずにどうやって過去の事件を描くのだろうと思っていましたが、実際に読んで「この手があったか」と、著者の引き出しの多さに本当に感心した次第です。
今回は2024年8月に実施した、『死はすぐそばに』のゲラ版先読みキャンペーンでお寄せいただいた感想の一部をご紹介いたします。
すてきなご感想を本当にありがとうございました!
【ゲラ版を読んでいただいた皆様のご感想】
アンソニー・ホロヴィッツ/山田蘭訳『死はすぐそばに』(創元推理文庫)は本日9月11日(水)が公式発売日となります。