偉人と名言-5-ミイ

今回はスナフキンに続いて、ムーミンシリーズからミイの名言をお届け。ムーミンシリーズはみんな素敵なコトを言うんです。

”みてるわよ、あなたがしていること。神様じゃなくて、もうひとりのあなたがよ。見放されないようにね。嫌われないようにね。”ミイ

ミイは真実を突いて心にチクッとなるような名言を言うコトが多いんです。大げさなコトは言っていない、納得感がすごくあるんですよ。小さな女の子にこんなコトを言われたらハッとしますよね。

よく「誰も見ていない時の行動こそが大切」みたいな言葉を聞くコトって多いと。それが「神様が見ている」みたいな表現になることが多いとは思うんです。ただ、「神様」に見られているってなると、ちょっと現実感がなくなってしまうし、「そんなに自分に厳しくできないよ」ってなっちゃうんですよね。

ただ自分のしているコトを100%確実に見ているのは自分自身です。これは誰もが反論できない真実。自分の行動を、自分が認められるかどうか、自分の行動が、自分を納得させられるかどうか、それって神様に気に入られることよりも重要なコトなのかも知れません。

自分を一人の人間として見たときに、自分で自分を好きでいられるかどうか。それって自分の人生の幸せに直結すると思うんです。

「神様」より「自分からの見え方」を大切に。

自分に見られてるって思うと、少し気が楽になる部分はあるんです。神様に見られてたら、ちょっとしたコトでも駄目かもしれない。でも、自分なら「この位ならいいじゃん」って思える範囲が広がるんです。

「頑張った自分にご褒美」だって、神様に見られたら「そんなんでご褒美とかいってるんじゃないょ」とか言われそうですよね。けど自分で頑張ったって思えるならご褒美くらいあってもいいと思うんです。

深夜の全く車の来ない信号を守ることって、神様には怒られるけど、少なくとも筆者は自分に許してしまいます。そのくらいの自制心でいいと思うんです。

「誰かには見られてる」けど、「神様」ほど厳しくない。そんなバランスが、この自分を好きでいられるコツだと、ミイに言われているような気がします。


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