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自分的、MusicAward2020

2020年ももうあとわずか。

「12月→1月も他の月と変わらない。今月が来月になるだけだ」と教えられてきて、仕事上はその気持ちを常に持ち続けてきていますが、自分の誕生日が大晦日なのもあり、ちょっと一区切りって気持ちになったりもします。

そんな年末に一人で毎年行っているのが『自分的MusicAward』。今年発売されたタイトルで自分的に最高のものを決めようじゃないかという、脳内表彰式、完全な自己満足。

音楽好きの方は似たような事をしてる人も多いと思てるんですが、どうなんですかね(^^;)笑

これも音楽好きあるあるのような気もするんですが、「この曲」じゃなくて「このアルバム」で選びたくなるんですよね。アルバムでひとつの作品というか、一曲だけでは物語が完結しない気もするんですよ。ただ、今年は1曲どうしても曲単位で良すぎた曲があるので特別賞で1曲。

なので、今年の『自分的最高のアルバム』を3枚、『自分的最高の曲を1曲』ご紹介。

1枚目『LOVETHEISM』春ねむり

春ねむりさんは『春と修羅』ってアルバムに衝撃をうけて、この人でポエトリーラップという分野を知った。

国内より海外での注目が大きいのか、来年のライブが北米ツアーばっかなんだよなぁ。ライブ行きたいんだけど、東京でやってほしいなぁ。雑誌のインタビューで本人も「海外のイメージ強いらしいけど、東京すんでるし国内でも活動してるから」って内容を答えてた記憶があるから、きっと東京でもライブしてくれるのを信じてる。

収録の曲の中から『愛よりたしかなものなんてない』を。春ねむりさんを知らない人は是非。

2枚目『Abstract』17歳とベルリンの壁

都内で活動しているインディーズバンドです。

シューゲイザーっぽい音がすごく聞き心地がよくて、今年一番のヘビロテだったと思います。「いい音楽を聴いていると、何でもない町の景色が映画の1シーンの様に思える」って台詞が好きな漫画の中にあるんですが、まさにそんな感じのアルバムです。

アルバムリリースに合わせてYouTube配信もしていたけど、それもすごくよかった。コロナ禍が終わったらライブもやってほしいなぁ。

公式YouTubeでまさかのアルバムがフルで上がってます。

3枚目『Kintsugi』大森靖子

やぱりこの人の音楽がないと締まらないなぁと思ったりします。賛否がわかれるタイプですが、筆者的には完全に賛です。アーティストとして好きというより、もはや尊敬する人って言う域の方。

音も歌詞もホント芯のある音楽で、この人の様に生き方に芯を持とうとか、ぶれない何かを持とうと思うのです。

今年はベストアルバムもリリースされましたが、やはり1枚のアルバムのまとまりではこの1枚が好きです。

個人的な感想ですが「スマホで音楽を聴く時代」にめちゃくちゃあってる気がしていて、イヤホンやヘッドホンで聴きたい1枚って感じです。

筆者的に「イヤホンに合う曲」の代表の『counter culture』を。

特別賞『Lucid Dream (feat.諭吉佳作/men)』AFRO PARKER

AFRO PARKERさんをこの曲で初めて知りました。2012年から活動してるようで、過去のアルバムも聴きましたがかなりいい。この方たちが今年知ったアーティストの中ではめちゃくちゃ好きな方。

なぜこの曲にたどり着いたのかと言うと、諭吉佳作/menさんを個人的に追っているから。この人本気の天才、です。2003年生まれで2020年で17歳?いやほんと神ってます。

オリジナル曲でもコラボ曲でも圧倒的な存在感で、歌がうますぎる。音程がどうだとか、リズムがどうだとか、そこもなんですが何より表現力というか世界観がすごい。初めて聞いた時に背筋がゾクッとしたのは久々の経験でした。

基本的にオリジナル曲が好きなんですが、『Lucid Dream』はオリジナル曲並にぞくっときます。

ちなみに諭吉佳作/menさん興味を持った方は、YouTubeとか、Eggsってインディーズ音楽配信アプリで曲が聴けます。


まとめ

今年はコロナ禍で音楽業界的には受難の年でしたけど、いいアルバムにはたくさん出会えた気がします。気づけば今年はライブもほぼほぼいけてない。来年はライブとかも行きたいなぁ。

筆者の普段のモットーのひとつは『天才を、努力と工夫で凌駕する』なんですが、そういう生き方をしている分、逆に混じりっ気なしの天才に会える音楽って好きなのかも知れません。

才能で勝負する世界に身を置かなくてよかったと、天才たちの音楽から感じますね。

音楽からのインプットは仕事に絶対生きると思ってます。


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