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【今夜もニュース1984】安全・安心って言葉、もういいよ。こうして言葉は死んでいく。

ああ、また緊急事態宣言か。ニュー・スピークの使い手が今日もテレスクリーンで原稿を読んでいる。ギャグみたいな世の中だよ。

『安全・安心』って言葉、もういいよ。お前らが言うたびに不安が増すんだよ。最近は『科学的』って言葉も使い古され、すでに腐ってしまってる。
最近じゃ、『科学者』って言葉は心理学者と異端審問官のことを指すらしい。こんな表現がたしか『1984』にも出てきたはずだ。『1984』の世界では国民を支配する為に科学が使われる。
おいおいッ、ヤバッ。まるで現実と同じじゃないか。

いくら政治が間違ったことをしようが、自民党に大多数が投票する。なんか人間ってヤバイよな。都議選を見ましたか。
勝利は自分たちが死んでからずっと先のはるか未来にしかないって『1984』は言っているが、私はそんなに待ってられないよ。
『1984』では、宣戦布告した目的とはまったく別の目的のために戦争が遂行されていく。
笑い事じゃねえ。オリンピックは誘致の時とは全く別の目的のために遂行される。そして、消費税だって施行した当時の目的とは全く別の目的のために遂行されていく。これはまったくもって現実であり、もはや批判の声もどこにも届かない。何故なら受け止める受け皿がそもそもないから。
国民のためと装いながら現実には自己の権力の確立と永続化に腐心しているに過ぎない。奴らはいつだって私たちの労働意欲・良心・共同体意識に付け込み利用するだけ。

最近は自分が『1984』のウィンストン・スミスみたいに感じる。だから私も日記帳のようなものを記していく。まさにこれはウィンストン・スミスの日記帳なんだ。

◇◇東京ハバナの理屈の想定外のコーナー◇◇
もはや世界はギャグで出来ている。この記事もギャグやジョークや喜劇だと考えてお読みください。


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