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【論】ジレンマ・トリレンマ・テトラレンマ、全部はどうがんばっても実現できない

オリンピックが終わって、ぜんぜんスッキリしない。なんかモヤモヤする。完全に騙されているのに、騙されているのを証明できないが故に希望を持ち続ける。うまく言えないがそんな感じだ。どういう事なんだろうといろいろ考えた。うまく言語化できるかどうかわからないが書いてみる。

みんなで一生懸命に頑張ればきっとうまくいく。そう、騙され続けた感じがする。例を挙げてみよう。

1.オリンピックを開催し、成功させる
2.選手や関係者をおもてなしする
3.国民はオリンピックに盛り上がる
4.コロナの感染者を抑える

我々は頑張ればオリンピックは成功させれる。そう言われた。成功しなかった場合は努力が足りなかったからだ。そのようにお上から脅された故に、選手や関係者をバブルで包み、PCR検査を実施し、競技場は無観客で、国民はテレビでオリンピックを見る。疑いながらもそれを守った。
そもそもこれは同時には実現できない事なのだ。実現させようとすると全てが崩壊する。そんな崩壊のシステム(関係性)があることを知らなければいけない。

1.経済を復活させる
2.コロナ対策を徹底する

このふたつの関係性は両立しないのだ。どちらかを徹底しようとすると、どちらも成り立たなくなる。こういった関係性を列挙していけば最適解を得られるのではないか。
今、我々は考えることを放棄して、奇跡を待ち続けているような気がしてならない。

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