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【今夜もニュース1984】バブルって言い方はどうなの?

本日は都議選です。現状には不満ばかり。現状を変えたいので、そのために一票を投じてきました。政治は絶対的な基準はない。相対的の考えるしかない。今の現実が嫌なら野党に投票するしかない。それが事実だ。でも与党は絶対的な資質があるように言う。「野党にはその資質がないじゃないか」って具合だ。平気で嘘をつき、他者を貶める。

今日もテレスクリーンから『感染者の増加』『オリンピックの安全・安心』という相反するニュースが流れている。我々は二重思考を徹底的に叩き込まれているので同時にふたつの相反する事実を提示されても容易に受け入れることが出来るんだ。
ところでオリンピックの感染対策で選手や関係者を囲い込む『バブル方式』って言い方だけど何とかならないかな。バブルって印象が良くないよね。完全に『はじける』が前提の言葉じゃないか。もはや『安全・安心』てのは誰に対する言葉なのか不明である。科学的とか、エビデンスとか、そういう言葉を持ち出せば、我々は全てを受け入れる。
政治家はそういったニュー・スピークを駆使して国民にその場しのぎの言い逃れを垂れ流す。もはや政治家は自分たちの立場を守るシステム機構の歯車である。
国民は、好奇心や事実の究明より、日々の暮らしのルーティンが守られるかどうかの方が重要なので、権威の奴隷であることを自ら進んで望む。

武士に二言はないはずだが、政治家は二言だらけ、二枚舌だらけ。武士道の『誠』は歴史の遺物として消え去った。理想はとっくに消えた。いくら嘆こうが自分の持っている駒しか使えない。現状が嫌なら政治家を変えろ。
政治家に心変わりを期待するのはやめろ。良くも悪くも彼らにはすでに自分の立場があり、その立場を守る機能を果たすことしかできない。だから仕組み上、決して変わることができない。変えたい場合は勇気をもって立場の無い者に変えるしかない。


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