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オワリ、ハジマリ、かけがえのないバディへ

槍ヶ岳という山がある。何度となく登って山頂に立ち、視界に広がる山々の景色、連なる山脈を見て、そして下山する。
初心者には厳しい山で、中級者でも滑落する危険性はある。
標高3180mの世界。地上で吹く雨や風とは吹き方が違う。山肌にぶつかって下からも吹く。予想外と思う登山者に容赦ない。山頂に登ろうが、下山するまでが、「山」であり「登山」と、心に留め覚悟していても、風雨は容赦無く崖の窪みで休む者に吹く。

海もそう。穏やかな海の下でものすごい勢いで海流が流れていることがある。それでも急に浮上すれば、潜水病の恐れがある。さっきまで美しい魚が泳いでいた岩礁の反対側には、果てしなく深い海に強い潮流で流されそうになることもある。

どちらも経験して思ったのが、バディの大切さ。
山の壁の窪みを襲う風雨の中、海中の岩礁に張り付いていた時、灯りが見えたときは、喩えようがない安堵をした。

それは特殊な状況でもなく、日々の生活でもそう。
他愛もない話ができること、離れていたとしても、離れているからこそ、尊く感じる。

一同に集まった灯りを放ってきた人と、それを灯し続けるように応援してきた人との、「大阪」でのまばゆい灯りは、またそれぞれに戻った。

私も、また身体と向き合って、とても小さな灯台守のように、か細い光を、眩しくなった世界でも灯したいと思う。暗闇では見つけ易かっただろうけれど、まばゆいばかりの光で見つけられるであろうかと、灯台守はそんなことを疑うことなく照らし続けるのだろうと思う。私もそうありたい。


L.A.M.P.S. LIVE Vol.1 OSAKA

応援ありがとうございました。

ご参加いただき

ありがとうございました。



灯りを見つけるように、



またお会いできたら




嬉しいです。




Road to L.A.M.P.S. LIVE Vol.2 という道を

ゆっくり歩いています。


昨夜、次の会場候補を見てきました。
友人が4月から任されたライブハウス
「午前3時過ぎなんだけど内覧しに来ない?」
音出しはできませんでしたが
生声も良い残響音でした。
別れぎわに
「グランドピアノも用意するぜ。」
アオハルか?とも思ったけれど、
少し気持ちが温かくなって、
家まで送ってくれるあいだに
およそ3年のライブハウスの苦闘を聞きました。

いくつかの候補から
そこまで歩んだ道程を想像して
次回を決めたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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