見出し画像

「首都圏大感染防止のためにできること」

新型ウィルス潜在感染者は表面化する実質数の約10倍といわれています。おそらく東京は数千人の潜在感染者が存在していることになります。あっという間に数万人へと増加してしまうでしょう。首都圏封鎖、非常事態宣言は1日も早く実行すべきです。経済よりも命を守ってほしい!感染爆発は必ず起こります。もうやむを得ません。要は、爆発の大きさをできるだけ小さくすることです。

専門家やWHOの発表では「マスク不要論」がありますが、とんでもないマヤカシです。医療従事者へのマスク供給が滞らないための詭弁です。それはそれで重要なことですが、事実の一部をちょい出しして、全体像の本質を公表せず、時間稼ぎ、世論コントロールのためのよくある政治手法です。外出時のマスクは絶対的に必要です。

「マスク不要論」の事実は、マスク素材の隙間にあります。不織布にしろガーゼにしろ、材料を拡大すると、繊維同士の隙間があります。これを空隙(=くうげき)といいますが、この空隙の大きさが重要になります。

一般用に市販されている中で、最も高性能なマスクはN95マスクというものがあります。これは「0.3nmの大きさの飛沫を95%ガードする」というものです。花粉対策にはある程度有効です。しかしながら、コロナウィルスの大きさは「0.1nm」です。市販のマスクでは防げないのです。これが「マスク不要論」の根拠です。

だから「マスクはしなくてもいい」「マスクは意味がない」というのは本末転倒であって何の解決策にもなりません。政府発表の「一世帯に2枚の布マスク配布」は、馬鹿げた施策であって歴史上の汚点としかいいようがありません。怒りを通り越して呆れました。そんなことはさておき、私たち一人一人の個人力、個人の感染防壁力を強くすることです。

この観点から、デザイナーとして何ができるか、を真剣に考えました。誰もが、いつでも、必要な枚数だけ、できるだけ安価に、マスクを手に入れられる仕組みと、マスクの機能品質の信頼性を満たせる、顔の半分をしっかりガードできる大きさ、軽さ、強度、さらに上記に記載しました空隙の小ささを満たせる、セルフメイドマスクの計画に着手し、開発しました。

↓ 何度も何度も作り直して、試作したペーパーマスク

試作

仕組みとしては、マスクデータをダウンロードし、自宅のプリンタやコンビニのコピー機で出力印刷後、セルフメイドでマスクを作るものです。出力の紙質は、コーティングペーパー=コート紙を推奨します。コート紙の空隙の平均値は0.05nmのため、ウィルス感染をガードするために有効な素材です。

我々一般生活者ができることは、感染しないことです。感染の可能性が高い場所に行かないことです。マスクの着用と手洗いを頻繁に実施する他、これ以外はありません。

東京の地下鉄は、車両そのものがクラスターとなってしまう危険性が極めて高いわけですが、東京地下鉄株式会社は何の対策も行っていません。危機管理について指摘提案しましたが、完全な門前払いに会いました。これが実態です。個人力で対抗するしかないのが今の現実です。

みなさん、感染しないようにできるだけの予防に努めてください!!

画像2


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?