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しみのぼ、100試合目でプロ初勝利!

ヤクルトの清水昇投手が1日、通算100試合目となる阪神12回戦(甲子園)でプロ初勝利を挙げ、デビューからの連敗を10で止めた。

清水は1-1の8回に2番手として登板。先頭の梅野に安打を許したが、続く小野寺を併殺打、近本を空振り三振に仕留めると、直後の9回に味方打線が打者一巡の猛攻で一挙5点を奪って勝ち越し、その裏を3番手の坂本が無失点に抑えて逃げ切った。

初勝利までに100試合以上を要したのは、2020年10月7日の平田真吾(DeNA)以来8人目で、チームではサンケイ時代の1968年8月19日の緒方勝以来53年ぶり2人目。初登板からの連敗は10で止まり、11連敗の歴代ワースト記録に並ぶのは免れた。

「デビューから2桁連敗」と「初勝利まで100試合以上」をともに記録したのは清水が史上初めて。「清水で負けたら仕方ない」と首脳陣から信頼され、緊迫した場面で投げ続けてきた証だ。

【プロ初勝利までの通算登板試合数】
1位 168試合 柴田佳主也(1995~2000、近鉄)
2位 142試合 祖父江大輔(2014~17、中日)
3位 130試合 平田真吾(2014~20、DeNA)
4位 128試合 緒方勝(1964~68、サンケイ)
5位タイ 106試合 中条善伸(1983~87、南海)
5位タイ 106試合 清川栄治(1984~88、広島)
7位タイ 100試合 福間納(1979~82、阪神)
7位タイ 100試合 清水昇(2019~21、ヤクルト)

【プロ初登板から2桁連敗】
1936年 桜井七之助(大東京) 11連敗
1936~37年 近藤久(大東京) 10連敗
1950年 成田啓二(国鉄) 11連敗
1960~62年 久保征弘(近鉄) 10連敗
1973~75年 永本裕章(広島) 10連敗
2006~07年 松崎伸吾(楽天) 11連敗
2008~11年 大田阿斗里(DeNA) 10連敗
2019~21年 清水昇(ヤクルト) 10連敗

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