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メタルシティストラトを作るお話し②

ハロー。こちら東京メタルシティ。3月最後の金曜日です。桜も咲いてきたみたい。そっちの天気はどうかな? 散歩でもしながら少しお話ししましょう。

前回に続き、メタルシティストラトを作る顛末を。前回の記事は上↑をご覧ください。

さて、信州ギター祭りのアウトレットコーナーでゲットしたストラトのボディ材。前回の記事で書いたように最初はボディを使ってインテリアでも作ろうかなって感じでした。ギターを作るって
意識が何故かスッポリ抜けてましたね。

ところがボディ材の写真をTwitterにアップしたところ、お世話になってるギタービルダーの方から「これでメタルシティストラトを作りましょうよ!」と一通のメッセージが!笑


え!!全然そんなこと考えてなかった!!と思うと同時に『その手があったな!』と。これは作るっきゃねぇぞ、と。


旅の途中でしたが、そこから先は頭がいっぱいになりましたね。

ご存知の通り、ストラトというギターはレオフェンダーさんが生み出したギターで、今となっては普通のことになってますが、革新的なギターなんですよね。
金属パーツもついてるし、各パーツが着脱出来るし、さらにはネックとボディもネジ止めです。
そういうパーツのバリエーションの組み合わせで一つのギターが出来上がります。

ざっと書き出すと、
・ボディ ・ネック ・ペグ ・ストリングガイド ・ネックプレートとビス ・ピックガード ・ピックアップ ・ボリュームやトーンとその配線 ・ピックアップセレクター ・トレモロブリッジ ・ストラップピン、
こんな感じでしょうか。それらを止めるネジもそれぞれ必要です。


結構ハンパじゃない点数ですよね。そして、それぞれのパーツが色んなメーカーから色んなデザインや音の狙いで発売されています。
逆に言えば、パーツの構成である程度『完成した音のイメージ』も掴めることになるわけですね。

で、ギターがややこしいのは『とりあえず高級なパーツを使えば良い音になる』わけではないのですね。それぞれキャラクターがあるので、自分の好みを理解する必要があったりします。


要はコンセプトをどう立てるか? 


そこからパーツの選択をしていくことが肝心だと思います。
今回のギターに関しては、もう『メタルシティストラトを作りましょう!』に全てのコンセプトが詰められていましたね。


ボクがTwitterでふざけてよく言っている #ここLAやぞ  というワードを絡めて、ずばり80sに流行ったLAメタルやハードロックに用いられた『改造ストラト』スタイルで行こうと、即決まりました。
この部分で悩まなくて本当に良かったです。
ここがグラグラだとパーツの選定もまず上手く行かないです。このギターで何がしたいか、って大事ですよね。

さて、コンセプトは決まった。
エディーヴァンヘイレンが使って広く世に知らしめたワンハムバッカーのストラト、そしてハードロックトーン、LAメタルサウンドに絞って行こうと。

こうなった時に頭の中では大体のパーツのイメージが揃ってきたわけですが、なんとこの時点で手元にあるのはボディ材だけ。笑

旅先に関わらず、ここからは組むギターのことで頭が一杯になってしまったのでした。

まずはギターで物凄く重要なネックの調達からだ…!と意気込んで、とはいえ、ネックって単品でなかなか売ってない、、、
じゃあネックは作ってもらうか、、それとも既製品から流用するか… そこでまた色々考えるわけですね。
太さは?デザインは?材は?フレットは?ナットは?指板ラディアスは??…ネック一つでも実に多岐にわたる選択があるんですね、、。

今日はここまで。次回はネック編に入るつもりです。(果たしてちゃんと続くのか?)

夜はまだまだ寒いので、風邪には気をつけてくださいね。

東京メタルシティより愛を込めて。

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ギタービルダーの方から『派手なピックガードならあるよ!』と送って頂いた写真…のけぞりましたね。笑 この中からボクが選んだピックガードは…。


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