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糸と布と人を紡ぐ、糸紡ぎカフェ再始動

糸紡ぎカフェ再始動

和綿の魅力を広めつづける、東京コットンビレッジ代表のトミザワ氏。
現在のNPOの前身時代には、世田谷区用賀に糸紡ぎができるカフェをオープンし、3年ほどで幕を閉じました。

全面ガラス張りで道路に面したカウンターバー形式のカフェであっため、道を歩く人々が横目に様子を見ては通り過ぎていく、普通のカフェとは違って、入るのには勇気がいるようでした。

何故なら、ガラス越しのカウンターではワインやコーヒーを飲みながらみんな何やらヨリヨリしているのです。「糸紡ぎカフェ」と言われ新聞や雑誌、メディアに取り上げていただきました。ずっと気になっていたけれど入るのに何か月もかかりました、というお話も聞きました。

そんなレアな場所だったからこそ、全国から糸を紡ぎに来ていただきたくさんすてきな出会いもありました。これは紡げるのかと、謎の繊維を持ってやってくる人も。そして何故か、みんなはじめて会ったはずなのに仲良くヨリヨリしてしまう。糸も人の縁も紡ぐカフェ。

そんな糸紡ぎカフェは現在、不定期で開催をしていますが、この度定期開催を再開いたします。

糸を紡ぐ人も、紡がない人も。

コットンや織物が好きな方、何となく棉や糸に触れてほっこりしたい方、棉にまつわる深い話を聞きたい方など、糸や布、自然や栽培など同じものに興味を持つ人が集う場で、自分なりの過ごし方をぜひ見つけてみてください。

実は深いコットンの世界。

江戸から続く農的な時間、収穫した綿から糸を紡ぐ

コットンといっても世界にはさまざまな種類があり、日本で育ち守られてきた和綿もあります。現代ではなかなかみることがないですが、衣を土から育てるという農的な時間は江戸時代には暮らしのなかに存在しました。

衣をまとうためには畑から。
手間暇がかかるけれど、あえて不便さを味わってみることで、何か気づきが得られるのではないかと思います。

実は奥深いコットンの世界を覗いてみませんか。


<糸紡ぎカフェ>
2024年3月3日(日)
13:00-17:00
※カフェオープン時間
棉、カーダー、綿繰り機などセルフでご利用して紡ぎ時間をお過ごしいただけます。自宅で栽培した綿をお持ち込みも可能です。※ご利用の際はご自身でスピンドルお持ちください。お求めの方には、現地で販売もします。 

<糸紡ぎワークショップ>
13:00-14:30
※糸紡ぎワークショップは上記時間で要予約
※対象年齢、小学3年生以上
はじめてのかた、スピンドルをお持ちでない方には糸紡ぎワークショップで習っていただき、その後カフェで自習していただけます。
※要事前予約制

<開催場所>
世田谷FEPカフェ
東京都世田谷区梅丘2丁目8-13 1階
F★E★Pは大人と子どもが日常生活の中で自分の中の創造性に思いっきり伸びをさせて、心の冒険と探求にチャレンジするスペースです。

<糸紡ぎカフェ>
糸紡ぎカフェご利用 500円(ご入場料) ※コットンメンバーは0円
糸紡ぎワークショップ 3,000円(入場料込み、ワークショップ実費+持ち帰りスピンドル)

<販売物>
スピンドル 1,100円
持ち帰りしの棉(10g) 600円

<各種カフェメニュー>
コーヒー、紅茶、ソフトドリンク
アルコール類


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