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Recruit Blog-WARRIORS2023DL高野修

Mar 12, 2021-by東京大学運動会アメリカンフットボール部


DL(ディフェンシブライン) 高野修 (開成高校ソフトテニス部)
僕はWARRIORSに入った理由を聞かれても明確な答えを出すことができない。ただ、入部の理由なんてものは簡単にこじつけることができるからあまり重要ではない、と今となっては思う。何となく部活に入った僕がどうして今も日本一を目指す環境の中でアメフトを続けられているのかを紹介したい。
知り合いに勧誘され練習に参加しているうちに気付いたら部員になっていた。コロナ禍で新歓が制限されていたこともあり、僕のWARRIORSとの出会いは淡白なものだった。そんな僕は部に入ってもこれといった向上心もなくただ漫然と言われた練習をやるだけだった。1年生の練習は基礎練習が多く、練習を単調に思うことが増えていった。そんな中で与えられた練習を少し退屈に感じながら、ただこなしていたとき、ふと横を見ると1年練とあまり変わらない基礎的な練習に真剣に取り組んでいる先輩方が目に入った。その姿から僕はどうしても目が離せなかった。
基礎的な練習を何年も行うというのはとても辛いことだと思う。小手先で誤魔化すことのできない基礎練習では自分の実力が如実に現れる。自分の現在地を突きつけられるわけだ。そして目標との距離もしっかりと突きつけられる。だが、その中で目標に少しでも近づくために試行錯誤する。昨日できなかったことが今日いきなりできるようになることはない。そんなあたり前のことを噛みしめながら、いつかできるようになるために毎日を積み上げていく。これは簡単なことではない。
こんなことが僕にできるだろうか?そんな弱気な気持ちが入る隙はなかった。そうまでして目指している日本一の景色を僕も見てみたい。ただそう思い、今日までアメフトを続けている。
今、何となくWARRIORSに惹かれているが、入部の一歩を踏み出せない人がいたらそれはもったいないことだと思う。新しいことに挑戦するのは勇気がいることで、気休めのために入部しない理由を探してしまうかもしれないが、大事なのは決断する理由ではなく、決断したあと何を思って何をやるかだと思う。WARRIORSの活動には辻褄合わせのくだらない理由などいらないと思える魅力がある。自分の直感を信じて一歩を踏み出してほしい。
http://www.tokyowarriors.com/lp-recruit

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