ポジション紹介④WR・TE
Mar 24, 2020-by東京大学運動会アメリカンフットボール部
ポジション紹介WR・TE編
こんにちは!
今回で4回目となるポジション紹介、本記事ではパスオフェンスの主役 WR(ワイドレシーバー)と一人で二役も担うオフェンスの要 TE(タイトエンド)を紹介します。
☆WRとは?
パスオフェンスの主役。敵ディフェンダーを置き去りにするスピード、空中戦を制するジャンプ力とキャッチ力、さらにタックルに対する頑強さやボディバランスの良さが求められる。また、パスルートを正確に走るという知的な能力までもが絡んでくる非常に難しいポジションだ。しかしだからこそ、WRが敵ディフェンダーを振り切りレシーブを成功させるシーンは会場がもっとも盛り上がる瞬間と言っても過言ではない。
☆選手にインタビュー
Q.WRの魅力を教えてください!
A.やはりワンプレーでチームの流れを変えることができるところです!去年からクイックパスが増えたのでWRが距離を稼ぐことによってオフェンスにより貢献できるようになりました。
Q.WRならではの苦労はありますか?
A.敵がいる中でボールを取ることは非常に難しいです。ですから、正確なパスルートを覚えQB(クォーターバック)と連携しながら何度も練習を繰り返します。しかし、いざ試合になってそれがうまくいくとは限らない。これがWRの苦労です。
Q.印象に残っている試合を教えてください!
A.2017年の秋の駒澤大学戦です。パントリターナーとして試合に出ていたのですが、接戦で迎えた後半、オフェンスがここから反撃するぞと意気込んでいたときに敵のパントをマフって(ボールを落としてしまって)それを相手にリカバーされてしまいました。相手に攻撃権を確保されそのままタッチダウン…チームの流れを変えてしまったことが悔しかったです。しかし、そのミスで落ち込んでいた自分を試合直後からチームメイトがイジってくれて、逆に気が楽になりました。温かいチームメイトに恵まれた良いチームであることを再認識できた試合でもありました。
終始笑顔でインタビューを受けてくださった小島選手。チームメイトから慕われる様子が伝わってきました。これからのご活躍を期待しています!(2020年時点)
続いて、TE(タイトエンド)を紹介します。
☆TE とは?
ブロッキング専門のOL(オフェンシブライン)の役割を担いながらも、時にWRとしてキャッチを決める。この『一人二役』という性格から、敵のDL(ディフェンシブライン)に対抗できる身体と同時に、WRとして敵ディフェンスを振り切るスピードも求められる。フィジカルとスピードを兼ね備え、オフェンスの要としてチームの勝利に貢献する。
☆選手にインタビュー
Q.WARRIORSのTEの特色を教えてください!
A.他のチームではブロックができれば務まるポジションなこともあるのですが、WARRIORSではボールキャッチを結構求められるので、ブロックに加えて足が速くないといけないなどかなりアスリート的なものを求められます。
Q.ズバリ!TEの魅力とは!
A.ブロックもキャッチも楽しめるところです。OLのブロック、WRのキャッチと両役こなすのでオフェンスの中心になれます!
Q.TEで苦労したことはありますか?
A.ブロック、キャッチ両方求められるからこそ苦労することが多いです。例えば、体重が重いけれど走れなければならないとなると、身体のケアなどが結構大変です。
以上、ポジション紹介WR・TE編でした!本記事を通して、練習中やピッチ上からはわからない選手たちの一面を少しでもお届けできたなら幸いです。しかし文章だけでは良さを伝え切れません。
ぜひ試合にて、選手たちが最も輝く姿を直接ご覧ください!!
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