見出し画像

Recruit Blog-WARRIORS2024DB松田興太郎

Mar 20, 2022-by東京大学運動会アメリカンフットボール部


「4年間無駄だったとは絶対に言わせない、保証する。」
私がヘッドコーチに初めてお会いした際にかけていただいた最も印象に残っている言葉です。
入学当初、私は幼少期からサッカーを続けていたこともありサッカー部に入ろうと考えていました。アメフト部に対しては正直少し興味がある程度でした。しかし先輩たちからの勧誘もあり、練習見学会やタッチフット大会に参加したところ、そこには心身ともに魅力的な先輩方が大勢いました。大学運動会の規模の大きさに圧倒され、その後1カ月ほど悩んだ末、自分の大学生活をかけてみようとWARRIORSに入部することにしました。
WARRIORSに入部してからは新たな発見ばかりです。自分の練習を自分で見返し、上達する方法を考えながら日々の練習に臨む。毎日どんな小さな一歩であろうと進歩するために練習する。自分の体のコンディションを管理しアスリートとしての自覚を持つ。こうした日々を送ることは充実するのは確かですが、非常に大変です。自分と向き合うことから逃げたくなることもあります。実際私自身は怪我に悩まされ昨年の夏に行われた1年生試合に参加できず、サイドラインから同期が戦う姿を見ていました。練習してきたことが報われない悔しさ、自分の惨めさなどを改めて感じ、逃げ出したい気持ちにもなりました。しかしその度に目に映るのは自分よりも遥かに辛い思いを乗り越え、遥かに努力してきた先輩方の背中です。特にチームの運営を担いながら、選手全体の実力向上を考えて練習を組み、かつ自分たち自身誰よりも練習する4年生の方々は接するだけで貫禄を感じます。いつかこの人たちみたいになりたい、そういった憧れは私を突き動かす原動力となっています。自分の未熟さを自覚しつつも、いち早く試合に出るために練習し続ける日々はとても刺激的です。
WARRIORSの魅力は学生日本一を本気で目指していることだと新歓の際に言われると思います。私自身は当初「冗談だろ」と思っていました。実際入部後の今の方がどれだけその目標に辿り着くまでが遠く、険しい道のりなのかを理解しているつもりです。しかし同時に、WARRIORSには日本一を目指せる機会が与えられているのも事実です。本気で競い合い、ともに闘えるチームメイトがいる。選手を支える優秀なスタッフ陣が大勢いる。大学アメフトのトップリーグに所属している。最高の環境がある。日本アメフト界随一のヘッドコーチがいる。これほど恵まれていることがあるでしょうか。日本一は確かに遠く、険しい道のりです。しかし皆さんの人生の間に日本一を「本気で」目指す機会がどれだけあるでしょうか。
学生生活最後の4年間をかけてともにその頂を目指してみませんか?最初は疑っていたこの言葉を今なら胸を張って自分自身が言える気がします。
「4年間無駄だったとは絶対に言わせない、保証する。」
フィールドで共に闘える日を待ち望んでいます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?