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新宿ゴールデン街って道路も無断撮影禁止って知ってた?
こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。
東京でストリートスナップを撮っています。
ストリートスナップと言ったら、新宿ですよね(勝手なイメージ笑・以下同)。
新宿といったら、歌舞伎町や新宿ゴールデン街は外せないスポットですよね。
私もたまに撮りにいくのですよ、歌舞伎町や新宿ゴールデン街に。
ホントに最近知ったのですが、その新宿ゴールデン街って、道路も私有地って、みなさん知ってました?
私は全然知りませんでした。
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あの建物の古さと密集具合から、建物や土地の権利関係は面倒なことになっていて、再開発も難しいのだろうなとは想像していましたが、まさか道路まで私有地だったとは!
新宿ゴールデン街商店街振興組合のサイトによりますと、全ての土地が私有地となっているそうです。
●通称「新宿ゴールデン街」は「新宿ゴールデン街商店街振興組合」と「新宿三光商店街振興組合」というお店の経営者で構成する二つの商業組合と、土地を管理する「花園街商業協同組合」という地主組合とで管理運営されています。(このゴールデン街全て土地は私有地となっています)
簡単に新宿ゴールデン街の歴史を辿ってみますと、終戦後、新宿駅東口付近にあった闇市の露店が、GHQの退去命令で歌舞伎町一丁目付近に移転したのが始まりで、1958年の売春防止法が施行されるまで”青線“と呼ばれる非合法の売春地域でもありました(ちなみに赤線は合法の売春)。
その後は、売春宿がバーやスナックに変わり、文化人や芸術家たちが集うようになり、文化的な街のイメージが定着しました。直木賞作家・佐木隆三氏、芥川賞作家・中上健次氏、詩人・劇作家・寺山修司氏、俳優・松田優作氏、写真家・森山大道氏などが有名。
さて権利関係の話に戻しますと、建物が約280件あり、土地と建物の所有者もバラバラで相当数の権利者がいるようですが、建物にアクセスするためのあの狭い通路にも、大勢の所有者がいるそうです。
(前略) 道路部分のある筆の謄本もあげてみました。
見ると、所有権の欄が何とも…。つまり、その筆の所有権は、「106分の1 所有者○○」と言った具合で、…(後略)
この不動産鑑定士の方のサイトによりますと、なんと106名の方が道路部分の所有者になっているとのことでした。
誰がなんと言おうと、完全な私有地ですね。
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そう、以前の記事にも書きましたが、公道での撮影は自由にやって問題ありませんが(大規模撮影はこの限りではない)、私有地は基本的に許可がないと撮影できません。
これは、意外な盲点でした。あのディープな新宿ゴールデン街ですが、ほとんどが戦後すぐに建てられた古い建物がほとんどで、あの密集具合と軒数の多さから、所有権は相当複雑になっていそうだなとは思っていましたが、あの道路はてっきり公道だと思っていました。
新宿ゴールデン街商店街振興組合のサイトによると、個人での撮影にも許可が必要で、動画・スチル共に1時間あたり1万円の撮影料です。撮影場所によっては、他の組合の許可も必要になります。
この撮影料は、新宿ゴールデン街の維持・管理に使われるそうですので、ゴールデン街の中での撮影はきちんと許可を取りましょうというお話でした。
他にも、公道だと思っているけれど、実は私有地という所が色々とあるかもしれません。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。
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