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写真系YouTuber ポジ・ネガ意見対決!

こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。

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この記事に辿り着いた、あなただけにお知らせです!
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今日のお話は、ある写真展およびその周辺での出来事について、ネットが少し騒ついている件についてです。

そこから見えてくる、人の感情・着想・思案・表現などを、”カメラ・写真”をベースに、人間性について紐解きたいと思います。

そんなネット騒動になんて興味ないし、他人が何を言おうが関係ないとお思いのあなたにこそ読んでいただき、自分と写真について考察していただけると幸いです。

まず、ことの経緯を客観的に見てみます。

東京・原宿にあるThe Unknown Café Gallery Harajukuで「LSK PHOTO WALK DAY.2」という写真展が開催されています。"LSK"というのは、西田航氏(写真家/YouTuber)、石井朋彦氏(映画プロデューサー)、ドリキン氏(YouTube/ITエンジニア)、KAZU氏(YouTuber)、ツネ氏(YouTube編集)の5名からなる写真グループで、共通点はメンバー全員がLeica Mシリーズを持っているということです。

このメンバーに、スポットで、矢沢隆則氏(発信するフォトグラファー/YouTuber)、ふぁらお氏(YouTuber)らが参加して、トークショーやフォトウォークイベントを展開しています。ちなみに彼らもLeica Mシリーズを持っています。

撮影:Tokyo Street PIX.  @原宿

彼らのこういった活動に関して、”幼稚園・保育園をメインに撮っている写真屋のおっさん"(Xの紹介文より。アカウント名等の公表は差し控えます)が、以下のようなツイートをしました。

最近カメラ系YouTuberで
ライカ買った奴が集まって
信者集めてる動画が
勝手にホーム画面によく出てきて
鬱陶しいんだけど
あれマジで宗教動画みたいで気持ち悪い
各々の信者を養分にして
お金巻き上げるのが目的なんだろうけど
見る方もよくあんなのの信者になるよなあって

X(Twitter)

このツイートは67万回表示され、417件のいいね、58件の引用、47件のリポストがされています(2024/05/01 8時現在。その後削除されたようです)。このツイートを、当事者でもある矢沢隆則氏が引用しました。

「お金を巻き上げるのが目的」という一文は名誉毀損にあたると思うけどな

X(Twitter)

当のツイートにある「鬱陶しい」「気持ち悪い」等は、個人の感想なのでどうでもよいのですが、「お金巻き上げるのが目的」というのは感想の域を超えた根拠のない憶測であり、特定の相手に対しての一種の攻撃であると私も感じました。


その一方で、ある動画クリエイターのYouTuberの方が(このプチ炎上とは全く関係ないのでアカウント名などの公表は差し控えます)、このLSKの写真展について、以下のような趣旨の発言をされておりました。

・写真を通じて、あれだけの動員できるのがすごい
・例えばカフェで食べられるオリジナルカレーについて、原価がいくらだとして、一日100食売れたら利益これくらいかな?
・写真集やチェキ写真などのグッズ販売
・フォトウォークなど参加型イベント開催
・これらをリスクを勘案して、ビジネスに昇華されているのはすごい

この話の根底にあるのが、周りからみたら普通の写真展に見えるかもしれないし、展示されているプリントの写真も買えるけれど、それだけではなく多くの人々がいかに参加して楽しむ空間をつくり、写真を通じてマネタイズできるているのが素晴らしいということを話されていました。

ざっくりとですが、同じイベントを全く利害関係のない第三者が見たときの感想・所感の大きな振れ幅に、人間性の幅広さを良くも悪くも甲斐見えたことが、収穫でもありショックでもありました

このお二人とは、私個人は全く面識がありませんし、今回たまたま私のX(Twitter)またはYouTubeのタイムライン(おすすめ)に流れてきて知ったものです。ですので、彼らを冒頭でも挙げた"人間性"「攻撃」するものでも、また私の"人間性"を「批評」しようというものでもありません。

彼らのプロフィールを見ると、写真や映像などを制作するお仕事をされている方と見受けられます。また、この記事に辿り着いた方々も、仕事や趣味でカメラや写真・映像などに関連した人生を送っていることと思います。

共に、自分の内側にあるメッセージ・想いや、或いはクライアントからの依頼という形でメッセージ・想いを受け取り、それを映像に具現化するのが、仕事であれ趣味であれタスクになります。

表現活動を行うということは、誰に・何を・どう・いつ・どこで・どのようにの5W1Hをベースに、いかに最終目的を達成させるかを勘案しつつ行う創造的活動です。

あなたや私が、今回の例について、どのような感想や意見を持ち、それを発するか否かは自由ですが、人一倍表現について考えることが多い立場であるからこそ、写真も文章も「表現における責任」について考えなければならないと感じました

表現者の端くれとして、少しだけ私なりの雑感を述べさせていただきました。

またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。
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