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ヒトコト旅 in 島根 西部コース(津和野)レポ!-2日目-

畑迫 青木さんのお話
 
ほたるの宿で爽やかな朝を迎えました。この日は一日、畑迫地区でいろいろな活動に参加します。 
まずは畑迫がどんな地域なのか、畑迫公民館長の青木由充さんにお話をうかがいました。 

青木さんは中学校を卒業すると畑迫を出て、松江の学校へ。その後、就職しエンジニアとして海外でもお仕事されてきたそうです。定年を迎えて帰郷し、公民館の館長として地域づくりに携わっています。
 
現在は「小さな拠点づくり事業」という補助事業を若い人たちと一緒に取り組んでいるそうで、今回泊まった「ほたるの宿」も、こうした事業の中で建物をなおし、今年の6月に開業されたそうです。月1でスパイスカレー、月2で手打ち蕎麦など飲食店が開かれたり、人が集まる拠点になっています。拠点に続いて地域交通など、さまざまな取り組みを進めておられます。

お話をうかがっていると地元の方々が立ち寄られ、「何やってるかねー」と心安く話しかけてくれました。何気ない会話にほっこりします。

まち歩き・生活展
 
さて続いては、実際に畑迫を歩いてみました!この日は秋のイベント「生活展」が開催される日で、続々と人が集まっていました。
 
お会いした人と挨拶してはお話を聞かせてもらいます。

会場の旧小学校の体育館に入ると、大きなサツマイモの重さ当てクイズがあり、おばさまたちとワイワイしながら、重さを投票してみました。

教育に関心があるノグチさんは、フナヤマの紹介で教育関係のお仕事をされている方にしっかりお話を聴かせてもらっていました。

旧堀氏庭園
 
続いて、畑迫にある国指定名勝である旧堀氏庭園を見学しました。石見銅山で繁栄した銅山師・堀氏の名園です。
 
古民家や建物に関心があるホシノさん、特に真剣な眼差しでした。

ちょうど紅葉の季節で、本当に美しい庭園でした!


 
堀庭園のすぐ近くに旧畑迫病院の建物があります。お昼ごはんはこちらで営業されている「」にうかがいました。

食事の前に、代表の大江健太さんにお話を聞きました。
糧では旬の食材を味わえるカフェと暮らしの学びが体験できる場づくりをされています。
「その土地らしい暮らし方」を大切にされていて、私たちもその一端を体験させてもらいました。

食事はビュッフェ形式で、色とりどりの野菜を中心としたメニューが並んでいます。

ビュッフェ+ミニカレー(週替わりのスパイスカレー)で体が優しく満ちました。

生活展のお手伝い
 
生活展に戻り、いろいろなブースを手分けしてお手伝いしました。
 
ピザチームのミヤウチさんとヨコヤマさんは「まずは1枚つくってみなさい!」とさっそく実践。

子どもの活動に関心があるゴトウさんはキッズコーナーをお手伝い。

ドローンコーナーにはノグチさん。フナヤマのドローンにおじさんたちが集まってきました。

ホシノさんは「地域拠点ほたる」へ。地域おこし協力隊の曲渕さんと地元のお母さんたちと喫茶スペースが開かれていました。

生活展もそろそろ終わる頃、ピザ窯の辺りでは薪割りが始まりました。
皆さん、初めての薪割りでおっかなびっくりですがチャレンジ!

なかなか割れない・・・

さすがフナヤマ。すこーんと綺麗に割れて拍手喝采でした。

いろいろなお手伝いも終わって、夕ごはんの準備をしながらまったり。

夜糧
 
さあ、夕ごはんは「夜糧」。不定期に開催されている、地域の方と移住者の交流会です。

今日はピザパーティー!

今回参加されていたのは移住者の方が多く、今日が初めての私たちもすっかり混ざっておしゃべりしました。

子どもたちとのピザづくりも楽しい。

じっくり語りあう人たちも…

そんなパーティー会場の裏では、糧の大江さんがピザ焼きしてくれてました。感謝!

夜糧、本当に素敵な会でした。
参加者さんそれぞれが、それぞれに響き合う人たちと話していて、こういうところから、新しいつながりや新しいコトが起きるのだと思います。

夜糧を後にして、駅近くのホテルにチェックインした後は、希望者でフナヤマおすすめのBARに飲みに行きました。気のいいマスターと気のいい人たちと更けゆく、津和野2日目の夜でした。

筆:一般社団法人しまね協力隊ネットワーク(文:三瓶裕美 写真:曽我瞭)


※行程中はマスクを着用し、飲食及び集合写真撮影時は外しています