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【オフィス紹介】学校を大規模リノベーション!東京R不動産のオフィスってどんなところ?

今回のnoteでは、現在のオフィスと、リノベーション当時の様子をまとめています。

ここに【移転】した経緯・エピソードはこちら

●東京R不動産のオフィスツアー!

もともと学校だったこの建物が、現在のオフィス@目白

いよいよ『東京R不動産』のオフィスのご紹介です。もともと学校だった物件をリノベーションし、『目白センター』と名付けたこちらの物件。「1階→2,3階→地下」の順にご紹介します。

それでは早速、このエントランスを抜けてみます

●1階:建材のネットストア『toolbox』のショールーム

前回の【引越し編】にも書いたように、現在のオフィスである『目白センター』では、『東京R不動産』のグループ企業も一緒に過ごしています。

“toolbox” のネオンサインが出迎えます。天井には照明器具がたくさん!

『目白センター』1階は、グループ企業の『toolbox』で扱う商品を実際に手に取れるショールームになっています。

『toolbox』とは、「空間を編集するための道具箱」として、住まいづくりの建材を扱うネットストアです。

ドアノブやハンガーパイプなどのコーナー。実際に手に取ることで新たな発見が

ショールームには、toolboxの商品が「スイッチカバー」や「ドアノブ」など色々なセクションに分かれてずら〜っと並んでおり、「どこから見ていこう!?」とワクワク。家づくりがお好きな人なら、テーマパークに来たかのような気分になりますよ。

(左)タイルのコーナー。一枚一枚がずっしりと重たい (右)無垢フローリングの質感や色味、手触りをじっくり比較

さまざまな塗装を試したり、タイルの貼り方を学んだりなど、住まいづくりのヒントに出会いに、どなたでもお越しいただけます(要予約

●2階と3階:心地よい「オフィス」のフロア

そんな『toolbox』と私たち『東京R不動産』は、『目白センター』の2階と3階をオフィスとして使っています。

トーンの合った什器が並び、武骨さと温もりのバランスがいい感じ

絵などのアートや珍しい雑貨があちこちに飾られていたり、BOSEのスピーカーからはチルな音楽が流れていたり。リラックスできて、リビングのように心地よく仕事ができる空間です。

「ON AIR」の赤いサインがちょこんと置いてあります

そして存在感のあるこちらの木の箱は、なんと「オンライン会議用の可動ブース」!『toolbox』の施工チームスタッフが作ったものです。

もちろん、会議などに使える個室もあります。例えばこちらは4人用の小部屋。

木目のワイルドなラーチ合板の壁や、天井の木毛セメント板でラフさを

出てきたアイデアをササッと「見える化」できるよう、テーブル天板はホワイトボードになっており、これは東京R不動産の創業当時に思い付いたものです。

壁や扉、室内窓を仕上げているところ

この小部屋を仕切る壁のように、目白センター内の壁や扉には、元々あったのではなく自分達で取り付けたものがたくさんありますよ。

仕上げる前の段階

そしてここ『目白センター』の一角は、グループの『[R]studio』(アールスタジオ)も同じくオフィスとして使っています。撮影で利用される「ハウススタジオ・ロケーション」がセレクトされた検索サイトで、都内のロケーションスポットを探せます。

都内のロケーションスポットを探せる[R]studioのウェブサイトはこちら

そんな2・3階は基本フリーアドレスですが、「企画・設計チーム」のメンバーには固定デスクが。

建築やまちづくり、R不動産に関連する本も置いてあります

東京R不動産を運営する株式会社SPEACは、「仲介チーム(=東京R不動産)」と「企画・設計チーム」に分かれており、その後者のメンバーのエリアです。

「企画・設計チーム」は文字の通り、建築設計に加えて、まちと人をつなげる企画や、さまざまな建物の設計、事業プロデュースをしていますよ。

●階段脇:ひっそりと「テナント募集中」

それら2・3階をつなぐ階段の脇には、こんなニッチスペースが。

現在は何も展示されていないので、「テナント募集中」の張り紙が。募集方法までたのしく

東京R不動産やそのグループのスタッフには、クリエイターとして活動している人がたくさん。雑貨やイラストの制作をしていたり、書道を習っていたり...。

そんな目白センターのスタッフは誰でもここに、趣味などで作った作品を展示することができます!次は誰がどんな展示をするのか楽しみです。

●地下:開放感のある「イベントスペース」

イベント時には机をどかして椅子を並べることも

そして最後にご紹介するのが、こちらの地下。(なぜ地下なのに窓があるのか?は後述します)

ここは、社内や社外のイベントスペースとしても使われており、広々としたスペースになっています。ご覧のように天井が高いため、大勢の人が入っても圧迫感を感じることがありません。

逆光に照らされたディスプレイスペース

地下がこんな空間になった背景には、ここ『目白センター』が「みんなのグルーヴ感が自然発生するオフィス」を目指して作られたことにあります。(詳細は[オフィス引越し編]へ)

「それなら、ラウンジのような場所があったらいいのでは?」「ふらりと来た人と話したりして、まったり過ごせたらいいね」との考えで、地下はこのような自由に過ごせるスペースになりました。

●地下:設備もデザインもシビれる「みんなのキッチン」

ギミック感があり、なんだかアジトを感じさせるキッチン

地下には大きなキッチンがあり、シックな赤色の壁が印象的。

ここには本格的な料理が楽しめる設備が整っており、誰でも自由に使っています。この日は大きな冷蔵庫を開けてみると、誰かが浸けているフレンチトーストや、「Free!」と書いてある美味しそうな料理を発見しました。

元々何も無かった空間に突如現れたキッチン
不要になった工具や金物を並べ、エポキシ樹脂を流し固めたカウンター天板

●テラス:地下を地下だと感じさせない「癒しスポット」

最後に、テラスを見てみます。暗くなりがちな地下なのに開放的なのは、すぐ隣のテラスのおかげ。晴れた日には外で休憩するスタッフの姿も見られます。

引き戸をガラガラと開けて外へ
雑草で荒れ放題だった場所にウッドデッキを敷いて

しかし実はこちら、正確には「テラス」ではなく、「ドライエリア」と呼ばれるもの。

「地下室内に光や風を取り込むため、外壁の周囲を掘り下げた空間」のことを言います。時折、R不動産に掲載する物件にも「ドライエリア付きの建物」が登場していますよ。

そして触れるべきは、この「植物の自由すぎる配置」でしょうか。

スタッフが自由に持ち込んだ植物たち

例えば机の上の鉢は「まとめた方がいいかな」と中心に寄せたりもせず、テラスにある鉢は「ここに置くと邪魔かな」と端に寄せたりもせず...

心の向くままにぽんぽんと置かれた鉢たちは、眺めているとゆるりとした気持ちにさせてくれます。

●全てに共通する「気持ちよさ」

以上の合計4フロア分が、『目白センター』のご紹介でした。

「会社感」のない、家のようなオフィス

どのフロアもそれぞれの色がありますが、共通するものはきっと、「気持ちよさ」。しかしそれは、「空間に関わる事業者たるもの、とにかくいいオフィスにしなきゃ」と使命感に駆られていたわけではありません。

きっと、ただ「気持ちのいい空間で過ごす重要性」を分かっていているからこそ、自分達の「居心地の良さ」を求めていたらこんなオフィスになったのだと思っています。

オフィス作りの様子 

今回のnoteで、『目白センター』の気持ちよさを、少しでもお伝えできていたらうれしいです。このオフィスから発信される、これからの東京R不動産もどうぞお楽しみに。

オフィス引越し編はこちら

東京R不動産の【ウェブサイト】はこちら
東京R不動産の【Instagram】はこちら @tokyo__r


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