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「古ビルフェチ」のスタッフ森田に、建物の楽しみ方を教えてもらおう

●「古ビルフェチ」に教わる魅力

漠然と「古いビルってかっこいい!」と感じるだけでなく、具体的に「こんなところがシビれる」と楽しんでみたい… 。そこで今日はご一緒に、どんなポイントを見ると「グッとくる」のか、スタッフに教えてもらいます。

てくてく歩く森田

「古ビルが好き」というスタッフの森田は去年、東京不動産サイトの読み物で、都内古ビルを6 棟紹介しています。そちらをnote用にピックアップしてみたので、ぜひ彼女のコメントやイラストにも注目しながらご覧ください。

●森田の『古ビル紹介』ピックアップ 3選

(1)ハマノ第一ビル @北千住

「たくさん歩いた暑い夏の日に見つけ、疲れが吹っ飛ぶほどテンションが上がりました

見どころ
・外階段。一段一段が絶妙な形状
・外階段がきれいな光のスリットを生んでいる。とにかく美しい
・茶色いタイル。濃淡がある

なるほど。構造が生む光にまで注目するんですね。さすがです。

(2)加瀬ビル @田原町

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「前を通るたびメロメロになる、この醸し出すダンディーさ

見どころ
ビル名の文字 & 外観のコンクリート & 濃紺のタイルの、「組み合わせ」。何度見てもカッコいい!!

1階には素敵なカフェがあり、アンティーク調のファサードとビルの渋さがまたマッチしているそう。森田いわく「シビレます」。

(3)アガタ竹澤ビル @馬喰町

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「初めて訪れた時の胸の高鳴りが忘れられません」「凸凹ありがとう!

見どころ
・ピンク色を帯びた、ベージュや白の外観
・淡い色を基調にしつつ、窓や装飾の凸凹のシャープさがクッと全体のバランスを引き締めている

こちらはいわずと知れた伝説的ビル。「クッと」という表現がおもしろいですね。脇の小道から見上げると、カクカクした構造をより楽しめるそうです。

●古ビルフェチの森田にインタビュー

「note用に写真をお願いします」に応えてくれた森田

自身で絵を描いて古ビルの魅力を教えてくれた森田。温かみのある線や塗り方は、古いものの良さを表すのにぴったりですね。森田に話を聞いてみました。

ーー古ビルへの想いについて教えてください。

「新しいものを作るより、古いものを生かしたいと思って入社した経緯もあります。大学で建築を勉強していたのもあって元々こういった建物は好きだったけれど、入社してまち歩きをするようになってから加速したかなあ」

ーーイラストについて教えてください。

「絵は久々に描きました。文章で表現するより、イラストの方が伝わるかなあと。こうしてイラストを描くことで建物にじっくり向き合うのは、楽しくてしょうがなかったです

今回の「森田の古ビル紹介」を通じて、PR担当の私は普段、「中のお店に気を取られて、ビル全体や細部にまで意識を向けることは少ないかも」と気がつきました。楽しみ方のポイントを知っているだけで、建物の今まで気づけなかった魅力を味わうことができますね。

●「渋さ」に通ずる、R不動産の哲学

今回noteでご紹介しきれなかった古ビルたち

森田は絵を描きながら、「凸凹のあるビルが好きだ」と気づいたそうです。新築の「ツルッとシャープな感じ」もいいのですが、古ビルならではの「凸凹」はやはり美しいですし、R不動産の哲学にも通ずるものを感じます。

この森田の愛が、R不動産を好きだと感じてくれる方々にとって「わかるわかる。自分も凸凹の壁にシビれるんだよなあ」「構造が生む光のことまで考えたことはなかったなあ」など、何か響くものがあったらうれしいです。

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森田の古ビル”6棟”紹介記事はこちら

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