文化の摩擦熱

埼玉のクルド人に関するニュースを最近よく耳にする。
騒音問題や違法行為など、彼らの文化圏のスタンダードが日本では通用しないからそこでもちろん摩擦が起きる。

そもそもなぜここまで大きな問題になってしまったのだろうか。
欧州では移民・難民をたくさん受け入れてきた。ただ、受け入れる前と受け入れるあとの世界で幸福な人が増えたのかイマイチわからない。それは移民側も欧州側も。

移民・難民を受け入れることが彼らのためになるのかも吟味する必要がある。第一に問題なのは難民が生まれる原因となる不安定な社会が未だに世界中のあちこちにあるということだ。そこにはもちろん先進国の責任もあるだろう。

だが、移民・難民を受け入れるという方法はあくまで妥協案であり、最も優先すべきは原因の排除、つまり不安定な国や地域への支援である。

ただしそんな簡単なことじゃないこともわかっている。そんな悠長なことを言っている暇はないんだろう、現実的には。

日本という国は変わり者である。だから異文化人が来た時の摩擦も大きくなる。

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