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フリーWEBディレクター松下さんの成功のカギは「徹底的に自分を見つめ直すこと」

フリーランスとして働くには、自分の得意と不得意を把握しておくことがとても重要。
今回はフリーWEBディレクターとしてお仕事をされている松下さんにお話を伺いました。

これまでのキャリアと現在の働き方

ー現在の働き方と、差支えなければご年齢を教えてください。

現在はフリーのWEBディレクターとして働いています。平日のうち、週の数日は会社員のようにひとつの企業に参画して働き、残りの2日はその時に受けている案件に応じて勤務をしています。最近では、中小企業のためのWEB集客支援会社「ParaWorks」にもジョインするようになりました。

ー独立するまではどんな仕事をされていたんですか?

元々WEBエンジニアで、その後アプリのプランナー・ディレクターとしての業務をしていました。
会社外でのプラスアルファの活動として

・副業に関するメディアを立ち上げて、記事のライティングを行う
・デジタルハリウッドの動画コースに通って動画の作り方を勉強する
・アニメをテーマとした起業体験イベントで、アプリを企画する

など、色々と取り組んできました。

ーライティングや動画作成など、本業以外の様々なスキルを身につけてこられたんですね。
 取り組んでみようと思ったきっかけはどんなことだったんですか?

会社でディレクション業をしていた29歳の時、自分のスキルに不安を感じ始めました。その焦りから、一度転職したんですが、転職しても焦りは払拭できなくて…。「もっとスキルを身につけたい」という思いから副業を始めたんです。

―なるほど。松下さんにとって、会社外での取り組みやフリーランスの働き方を選択したことは「収入源を増やすため」というよりは「出来ることを増やしてスキルを高めるため」だったんですね。

そうですね。会社員時代からも、フリーランスとして働くことに興味はありました。けれど自分のスキルに全く自信が持てずに、尻込みしていたんです。
その後、家庭の事情で働き方を見直すタイミングが訪れたので、思い切ってフリーランスになることを決断しました。

ーフリーになってから、働き方は大きく変わりましたか?

本質的にはそんなに変わらないと思っています。会社を2,3社兼業している「分散型サラリーマン」といった感じなので。でも色々なことにチャレンジしやすくなったとは感じています。複数の会社と働くので、色んな役割を担うことが出来て、仕事の幅が広がりましたね。それに加えて、フリーランスは様々な業界で働くことができます。
EC、エンタメ…他にも色々と、全く違う業界で働くことで、柔軟性が高まりました。それぞれの業界の特徴が分かって勉強になります。

相性の良いパートナーと出会う為に「不得意」も洗いだす


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ー松下さんがnoteの記事で、ご自身の「苦手なこと」をまとめていらっしゃったのがとても印象的でした。

「自分の苦手なこと」を分析して、明記していらっしゃる方って珍しいなと感じたのですが…これはなぜ、書き出そうと思われたんですか?

自分の得意が相手の不得意をカバーし、相手の得意が自分の不得意をカバーするようなパートナーとなる方と出会うために、敢えて苦手なことも書いていこうと思ったのがきっかけです。仕事をする上で「誰と組むか」ってとても大切だと感じているので、そういうパートナー的存在と出会って仕事をする方が高め合ったり、より良いものが生み出せると思っています。

今まで副業で動画を作ってみたり、個人向けのPRコンサルをやったり、ライティングをやったり…色々取り組んだ結果、自分にとっての得意なことと不得意なことがはっきり見えてきました。

ーなるほど。確かに苦手なことも明確にしておくことで、「お互いを高めあえるパートナー」が見つけやすくなりますね。

安定した収入があるうちにスキルアップを

ー会社員時代に立ち上げた副業に関するメディアは、無償でコンテンツ制作をされていたんですよね。

そうなんです。安定した収入があったからこそ、スキルアップの為に無償の仕事ができました。スキルアップするには、やはりそれなりに時間をかけたり、作業量が必要。独立前、会社員としての安定した収入があるうちに取り組むのがベストだと感じています。

ー確かに、取り組んだ分だけスキルアップ出来ますし、ポートフォリオ化出来ますものね。

最後に、これから副業にチャレンジする方へメッセージをお願いします。

今はコロナの影響もあって、ますます「いきなりフリーランスになってチャレンジする」というのは難しく、相当な資金力が必要になっています。まずは無償でも、何かに取り組んでみてください。そうしてスキルアップしながら、副業としての収益化に繋げていくのがベストだと思っています。一緒に頑張りましょう!

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編集後記

「自分の強みってなんだろう?」「自己分析って難しいな…」そう感じていた時に、松下さんとのインタビューの機会をいただきました。インタビューを通して「苦手なことを言語化することで、より深い自己分析が出来る」という学びを得ることが出来ました。今まさに自己分析の難しさを感じている方はぜひ「自分の苦手なこと」についても向き合ってみてくださいね。
松下さん、ありがとうございました!

(インタビュアー・小野寺)

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