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【実録】連れ去り離婚をキッカケに探偵になったエンジニアの話

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東京IT探偵の代表が実際に体験した『でっちあげDV』による強制離婚、子の連れ去りに関する調停の全記録を #100日後 形式の100話予定で公開します。『でっちあげDV』よる裁判は…
無料エリアだけでもあらすじは読むことができます。具体的な資料や写真、経験からのアドバイスなど毎回お…
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2022年4月の記事一覧

【連れ去り離婚 #85】XXX役所に連れ去り親の住所を開示請求

2018年03月xx日(木) [連れ去りから1322日後] 面会交流が実現されないため裁判所に履行勧告の申込みをしたが、妻の住所を裁判所も把握していないため履行勧告は不能という結果に終わった。 妻の住所さえわかれば裁判所から履行勧告できるとのことだったため、妻の住所を調べてみる調査を行った。 最終的に居住地の市区まで判明し役所に対して住民票の取り寄せ依頼をした。その結果「非開示」という回答が届いた。 電話でその役所に問い合わせをしたところ、本人から非開示の希望が出てい

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【連れ去り離婚 #86】裁判所に履行勧告の再申し込み

2018年03月xx日(金) [連れ去りから1330日後] 妻の住所を管轄する役所への開示請求は非開示という結果に終わった。ただその時に役所の担当者は「裁判所からの問い合わせには対応する」という回答をもらっていた。 この時の得た情報を元に、裁判所から連れ去り相手の役所に対して住所の開示請求を行った上で履行勧告の実施を依頼しました。 【有料エリア】裁判所に依頼した開示請求依頼書履行勧告の申請に添付した開示請求依頼書を公開します。

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【連れ去り離婚 #87】裁判所から状況確認のTEL

2018年03月xx日(火) [連れ去りから1341日後] 面会交流の取り決めた確定したにも関わらず、妻は子どもたちを連れてくることは無く、3回の面会交流が過ぎたところで一度履行勧告を行った。 しかし、裁判所も妻の住所は把握しておらず弁護士の住所しかわからず、その弁護士も案件が終わったため対応しないと宣言して逃げている状態。 そのため妻の所在を調べはじめたところ、2週間ほど前におおよその所在をつかんだので、裁判所に履行勧告の再申込みを行った。 申込みは書面で行ったため

【連れ去り離婚 #88】連れ去り離婚の相談者

2018年03月xx日(金) [連れ去りから1351日後] 先日裁判所に申し込みをした面会交流の履行勧告について、裁判所から電話があり妻に履行勧告を行ったと連絡があった。 手続きしてから約4週間。今回は裁判所から妻の所在地の役所に開示請求を行ってもらう手続きを含めての履行勧告だったので、少し時間がかかってしまったが、再来週に控えた5回目の面会交流に間に合ったので良かった。 履行勧告に従って、妻が面会交流に応じることを期待するだけだ。 そんな中、夕方になって探偵業のWe

【連れ去り離婚 #89】面会交流(5回目)

2018年04月xx日(日) [連れ去りから1360日後] 今日は5回目の面会交流である。先日、裁判所より履行勧告を実施したと連絡があった。今回はその履行勧告の直後の面会交流となる。 いつもどおり待ち合わせ場所に10分前くらいに到着し待機する。 ただ、待ち合わせ時刻になっても妻は子どもたちを連れてくることはなかった。 その後、面会交流で取り決められた終了時刻まで待ったが、約束は果たされなかった。 妻は、ある日突然子どもたちを連れて家を出て、司法を使って離婚と財産分与

【連れ去り離婚 #90】間接強制の申立て

2018年04月xx日(月) [連れ去りから1361日後] これまで5回の面会交流は無視されている状況である。特に履行勧告が行われたあとの5回目も完全に無視されており、許しがたい状況になった。 再度裁判所に履行勧告をしてもらおうと考えたが、あまり意味がなさそうだったため、面会交流の取り決めをもとにした間接強制の申立てをすることにした。 履行勧告を行ってくれた裁判所の担当者に連絡をし、履行勧告の後の面会交流も、結局実現せずに終わったことを報告した。その担当者も「そうですか

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【連れ去り離婚 #91】間接強制期日

2018年05月xx日(木) [連れ去りから1413日後] 約1ヶ月半前、間接強制の申立を行った。裁判所での審尋期日が今日である。 今回は弁護士を使わず自身で申立した。あくまで、面会交流の取り決めを前提に置くもので、争うところはないため履行勧告の担当者の説明をもらった情報をもとに、色々と調べて申立書を記載した。事前に書記官からいくつか確認の電話があったが、問題なく手続きは進んでいた。 待合室で係の人に呼ばれ法廷に入ると、面会交流の審判を担当した裁判官と書記官が座っていた

【連れ去り離婚 #92】間接強制が結審

2018年08月xx日(金) [連れ去りから1505日後] 妻が面会交流に全く応じないため、申し立てた間接強制。手応えは感じていたが特に連絡もなく、更に2回の面会交流が空振りのまま終わった。 裁判所での期日からちょうど3ヶ月経って、一通の決定通知書が届いた。 内容を見ると間接強制を認める決定となっていた。その根拠となるのは『最高裁判所平成25年3月28日第一小法廷決定・民集67巻3号864頁参照』となっていた。 そして、妻側が言う「子どもが怖がって会いたがっていない」

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【連れ去り離婚 #93】面会交流(8回目)

2018年10月xx日(日) [連れ去りから1549日後] 妻が合計7回の面会交流を無視している状態で、間接強制も認められた。 今日は、間接強制が認められてから初の面会交流の日。 面会交流の待ち合わせ場所で開始時刻から終了時刻まで待ったが、結局妻は子どもたちを連れてくることは無かった。 かといって、間接強制金が振り込まれるということもなく、無力に終わった。これが間接強制の限界であり現実である。

【連れ去り離婚 #94】長男が成人

2019年04月xx日(水) [連れ去りから1720日後] 間接強制の決定がされてもなお、面会交流に応じない妻。 さらに面会交流の期日を重ね、合計10回に達していた。 そんななか、長男の誕生日が到来し遂に成人した。妻による連れ去りから5年経ってた。2年間離婚調停で戦い、1年間面会交流で戦い、更に高等裁判所、履行勧告、間接強制とできる限りのことはやった。 それでも妻は面会交流に応じない。 その理由は何も強制力がないためである。妻は、ある日突然子どもたちを連れて家を出て

【連れ去り離婚 #95】ITmedia NEWS取材

2019年12月xx日(水) [連れ去りから1986日後] 2年に渡る離婚調停に加え1年間戦った面会交流が認められたのが2017年。 その後、妻が面会に応じないため履行勧告と間接強制の手続きをしたのが2018年。 そこから1年半ほど経った12月のある日、弊所のお問い合わせフォームに1件のメールが入った。 企業からの相談メールも来るものの半数以上は営業メールなので、一瞬読み飛ばしかけたのですが、なんだか見覚えのあるキーワードが目にとまりました。 弊所のWebサイトを見

【連れ去り離婚 #96】エンジニアType取材

2020年04月xx日(金) [連れ去りから2100日後] 昨年末にITmediaの取材記事が掲載されてから、浮気調査や素行調査の依頼が多く寄せられるようになった。そして世の中ではコロナ禍が始まり、最初の緊急事態宣言が出された。人々が外出しなくなったことで実地調査は少し減ったものの、代わりにSNS関連の調査依頼が多くなってきた。 「彼女がどうも裏アカがあるようだ」とか「別れた元彼の鍵アカの投稿内容が知りたい」など、リアルで会えなくなった分、知りたい欲求が高まっているのかも

【連れ去り離婚 #97】長女が成人

2021年08月xx日(火) [連れ去りから2587日後] 間接強制の決定がされてもなお、面会交流に応じない妻。 さらに面会交流の期日を重ね、合計25回に達していた。その間、一度として面会交流どころか妻からの連絡は無い。間接強制についても決定がされたが実質的に効力がない状態である。 そんな中、長女が成人した。妻による連れ去りから7年が経ってた。2年間離婚調停で戦い、1年間面会交流で戦い、更に高等裁判所、履行勧告、間接強制とできる限りのことはやった。 それでも妻は面会交

【連れ去り離婚 #98】レギュラー番組への道『ワケあって顔出せません』テレビ取材の依頼

2021年12月xx日(水) [連れ去りから2693日後] 面会交流の期日を重ねるも、全く応じる気配のない妻。長男も長女も成人し完全に手詰まりの状態になっている。 そんな中、お問い合わせフォームに一通のメールが入った。 テレビ番組の制作会社のプロデューサーから、「顔出しせずに活動している人をドキュメンタリー形式で取材したい」と相談があり、ITmediaの記事を読んで頂いたようで、ITを活用した探偵業とはどのようなものか取り上げたいとのことだった。 当初は一度お断りしまし