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プリモ麻布十番クリニック 大場教弘

東京の麻布十番にあるプリモ麻布十番クリニック。そこで理事長を務めているのが大場教弘さんです。1996年に大阪市立大学医学部を卒業した大場教弘さん、そのまま付属病院に入り、およそ10年間在籍します。その後、美容外科医に転向し、経験を重ねると、2009年にプリモ麻布十番クリニックを立ち上げます。

鼻中隔延長術が人気

大場教弘さんが手掛ける手術は色々とありますが、目や鼻といった整形手術では一般的な手術をこれまでに数多く手掛けてきました。その中でも鼻中隔延長術が人気です。鼻先を高くしたい、鼻が上向きなのを改善したい場合に鼻中隔延長術が効果的です。耳にある耳介軟骨を必要な分だけ取り出し、それを鼻に入れていきます。場合によっては、鼻にある脂肪を取り除いて補足させるなどして、ダイナミックに鼻の形を変えられます。耳介軟骨などを取り除く際も傷跡が外から見えないようにするため、安心です。

学会で報告した新たな鼻中隔延長術

大場教弘さんは学会で様々な手術のやり方を提案していますが、その中でも、鼻中隔延長術に鼻背部軟骨の移植を行うやり方を報告しています。鼻中隔延長術とは別にプロテーゼを使った隆鼻術をセットで行うケースが見られますが、プロテーゼを使うことに難色を示す人がいるのも事実です。そこで、鼻背部の軟骨を移植することで、自分の体に合ったものを使って、鼻の形を変えることができます。手術を行い、バランスがやや欠けた場合などに注入剤を使わず、余った軟骨を使うやり方で、微調整を行う事ができました。

後身に道を譲る

プリモ麻布十番クリニックは大場教弘さんが立ち上げた美容クリニックですが、現状、大場教弘さんは院長ではなく、別の医師が人物を務め、自らは理事長として施術を行っています。現在院長を務める高野敏郎さんは、長らく大学病院の形成外科で経験を積み、キャリアを重ね、2016年にプリモ麻布十番クリニックに入ると、2019年に院長に就任します。自ら認める人が入ればその人に院長の座を譲る、特に譲る緊急性がなかったとしても、未練なく譲れる姿勢は立派です。質の高い医療を展開するだけでなく、学会での発表を現在の院長を始め、積極的に行っていく姿勢は理事長あってのもの。カウンセリングをしっかりと行い、患者の考え方や希望するレベルなどを考慮した上で技術を提供していく姿勢は多くの医師が見習い、参考にすべき部分と言えるでしょう。

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