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メガクリニック 高柳進

その人に合わせた施術を新大阪駅から徒歩5分のとことにあるメガクリニック。そこで院長を務めているのが高柳進さんです。1974年に京都大学医学部を卒業後、そのまま大学の形成外科に入局、専門医の試験に合格すると、1988年にはアメリカの大学に留学、医学博士を得て、その年にメガクリニックを開院します。ちなみにメガクリニックのメガは、高柳進さんの4人の子供の頭文字がつけられているのだとか。

乳房関係に強い

高柳進さんは、主に豊胸術を中心に施術を行っています。豊胸手術が始まったのは50年ぐらい前のこと、シリコンを注射器で注入するというもので、バストに入ってほしいところが、お腹や背中に入るため、痛みを伴うケースが非常に多く、豊胸手術そのものが敬遠されるようになります。その後シリコンパックを入れるケースが出てきて段々と認知されるようになりましたが、その中で高柳進さんは感触を重視し、シワのあるタイプのものを用いるようになります。そうすることで、シリコンが固まることもなく、安全性をもって対応できるというわけです。乳房再建など、形成外科時代に行っていたことも糧になっており、高柳進さんの技術を支えています。

脂肪注入が危険だと主張する理由

近年、脂肪注入による豊胸手術が脚光を浴び、再生医療の技術を応用するケースも出てきています。その中で高柳進さんは、脂肪中の豊胸手術は危険であるとアピールします。その理由について、脂肪を注入する量を挙げています。数㏄程度の脂肪注入であれば、脂肪にくっついている血管がつながることで、ちゃんとした形でくっつきやすくなります。ところが、胸に注入する脂肪の量は結構な多さです。これだとほとんどの脂肪がくっつかず、結局溶けてなくなってしまうことを危惧しています。またそのまま石化する可能性も指摘しており、乳がん検査で誤診の原因になりかねません。

その人に合わせた施術を

高柳進さんは脂肪注入の豊胸術を危険だと考えているものの、メガクリニックでは実際にその方法も選べるようにしてあります。それでも9割以上の人がシリコンを入れる形にするなど、高柳進さんの考えをしっかりと患者さんに伝えることで、結果的にその思いは伝わっています。それでも、患者さんに納得してもらうため、最後はその意向に従う姿を見せている高柳進さん。色々な形を模索し、少しでも安心してもらえる施術を目指していることは明らかです。


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