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ICL手術の落とし穴 ~手術を受ける前に知ってほしいこと~
目の中にレンズを入れて視力を矯正する「ICL(アイシーエル)手術」が注目を集めている――。
視力回復手術とえばレーシックが有名だが、角膜をレーザーで削ることをリスクととらえる人も少なくはない。
レーシックは世界中で行われている実績のある手術だが、「レーシック難民」という言葉が出るなど、一部に手術後の状況に悩まされている人がいるのも事実だ。詳細は差し控えるが、私の大学の友人にも、手術で後遺症が残っている友人がいる。
今、そのレーシックに代替する手術手法として密かに注目されているのが、「ICL」だ。「フェイキックIOL」「有水晶体後房レンズ」「眼内コンタクトレンズ」などとも呼ばれる。
ICLは目の中にレンズを入れて視力を矯正する手法で、レーシックのように角膜を削る必要がない。レンズは取り外しが可能であるといい、「元に戻せる手術」などとICLの優位性をアピールする眼科医も多い。
さらにICLは角膜の厚さに依存しないため、レーシック手術を受けられない角膜が薄い人でも適用になるケースもある。また度数の合ったレンズを直接挿入するので、視力矯正の精度が高く手術後の満足度が高いという意見もある。
最近は、芸能人やスポーツ選手、経営者などでもICL手術を選ぶ人が多い。
実は先日神戸神奈川アイクリニックさんにて「ICL」という手術をしました!朝起きた瞬間から目が見えて、朝甘えてくる飼い猫の姿を見たときに泣きそうになりました😢それだけでやってよかったと😭あとはドライアイ、ひどい充血が全くなくなった!コンタクトがあってなかったからなんだなあと🤔 pic.twitter.com/YWEI7uDUGO
— 指原 莉乃 (@345__chan) March 7, 2018
ICL して裸眼生活になれました😭✨
— 愛沢えみり (@emirio9o1) July 21, 2019
感動な毎日。これは手術して1日目だからメガネ着用してた時の✨朝起きた瞬間から見える って本当に嬉しい😭
レーシックは角膜が薄くてできないって言われて、、その時は絶望で病院で泣いた笑。ICL というの知って怖かったけどやって本当によかった☺️ pic.twitter.com/1MZiZWwr1d
(※これはごく一部です。ZOZOTOWNの前澤友作社長やフェンシングの太田雄貴さんも先日、ツイッターでICL手術を受けたと報告しています)
実はICLの術式自体は1980年代に開発されている。それでは何故、今まで普及してこなかったのだろうか?そこに大きな「落とし穴」がある。理由は大きく2つだ。
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