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記録会に向けての調整練習の考え方

選手は先週末に引き続き、今週末も3000mの記録会に出場します。そこで大切になってくるのが間の過ごし方です。

陸上競技を行っていると、4日前にインターバル走、1日前に1000mを1本というのがよくある調整練習のパターンです。特に この1000mというのは、ほとんどの長距離経験者が行ったことのあるトレーニングです。

ルーティンでもあり、おまじないでもあり、これを行うことで心の安定が図れるというのが、理由かもしれません。

身体にとって何が良いか

心の調整と身体の調整、この2つを考える必要があります。ただ 練習会でもよくお伝えしている通り 私は身体の調整に重きを置いています。

このトレーニングを行ったから安心ということではなく、このトレーニングを行うことで体の状態が良くなるということを優先しています。

前回(5/25)の記録会に向けての調整練習

実はこの記録会に向けて最善の調整を行っていたわけではありません。選手は5月18日の練習で皆さんと一緒に26km走を行っています。
この時の意図として、5月25日に完璧に合わせるのではなく、その翌週の6月1日の記録会に向けても体を作っていくということにしていました。

今回(6/1)の記録会に向けての調整練習

これが効いているのが今週です。2年半ぶりの公認の大会ということもあり必ず身体と心に疲労といいますか、休養を奥底から欲する状態になります。

記録会の翌日は流れで 長めのジョギングを行うことができましたが、やはり月曜日から疲労感が出てきていました。当初の計画通り、月曜日は完全休養。そして、火曜日以降もとにかく走る量を減らす。ポイントとなるトレーニングも行いたくなれば 行う、行いたいと思わなければ行わない。

それでも何も慌てる必要がありません。しっかりと溜めがあるからです。

2日前に時間走

そのような中で、記録会二日前に時間走を行いたいと言われました。選手と2人で 内容をすり合わせ、6分間走を1本、5分間走を1本です。5分間走のペースについては、6分間走が終わった時に申告してもらうことにしました。

「身体にとって何が良いか」ということを考えています。
今週末も頑張りますので、引き続き、応援・ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます!

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