見出し画像

 去勢されたかも 時局ネタを3題

* まっ白な色はくすんで見える
 くすんだ色はまっ白くしたくなる


1
 最近では大手新聞社やテレビ局に情報を与えても、利害関係や忖度でもみ消されて、怖くて虚しく、そんな気になれないらしい。だからいままで、上から目線で見ていた週刊文春にすっかりコケにされてしまった。

 ジャニーズ問題で分かったように官房副長官の木原事件でも、大手新聞社やテレビ局は事件などの垂れ流し情報を貰っている警察には何も言えず、何かとお世話になっている与党政治家や大手芸能プロにも何にも言えない、脅されてダンマリ。
中国以上に「大きな力」で押さえこまれ、YouTubeやネットがなければ知りえなかった。もはや大手新聞社やテレビ局を押さえこんでも、YouTubeなどを押さえこむことができなくなった。
大手新聞やテレビで情報操作すれば、安心できた時代はもう終焉を迎えたようだ。

(官房副長官の木原事件の場合、政敵のニカイ・スガ筋から文春に情報がタレ込まれたらしい、と暗にささやかれている )

まったく批判能力がない大手新聞社とテレビ局はメディアの機能が作用していない、たぶん利害関係のない芸能スキャンダルに忙しいんだろう、ご苦労さま。
社員がすっかりサラリーマン化して、そんなにがんばらなくても給料もらえて元気も気力もなく、世間的に名の知れた企業だし、さすがにのんきな女子アナウンサーもスポーツ選手や太鼓持ち芸人と戯れあってばかりいたら、多少は不安になってきます。

明治維新から世界大戦危機まで70年、戦後から現在まで70年あまりたったら緊張感もなくなり、同じ情況で大手新聞社とテレビ局は政治の権力や警察らと、利害関係や忖度で、慣れあっている。

戦前と同じく「国難」になったときは、大本営発表しか報道しないだろうことがよーく分かって、対策におお助かりです。

こんなとき男たちは、九州の女性からこう言われるのを覚悟しなければいけない。
「あんたたち、キンタマついているとね、情けなか」
「ついとるばってん、去勢されたかもしれんばい」

2

「トリクル・ダウン」 trickle down とは、英語で水などが「ちょろちょろ流れ出す」「少しずつ漏れる」の意。 比喩 的に、ある文化現象が少しずつ社会の全体に浸透してゆくことを指す。
週刊文春は毎週木曜日発売でーすの木原事件の場合は、少しずつ風穴が開けられて、結界が崩れていく感じかな。

3

 真実を説きたがる文学者。

「事実」を追求したがる社会や政治関係者。
報道ニュースを無断で借用するのはお断りしますというTテレビ局はとても滑稽で、創作した小説なら著作権があるけど、そのニュースは創作したんですか、Tテレビのニュースによりますと「お断り」して使用できるでしょう。

いっぽう真理を発見する自然。
「事実を作る」こともできる政治や社会事件、特にコロンブスの新大陸以来、白人ら特に英米人の暴力団顔負けの手段を使って、相手を追いこみ誘い込んで物量作戦と、咬ませ犬やリメンバー報復で「大義」を作る明らかな頭脳戦。
たとえばイギリスのアヘン戦争やインドを裏切って征圧した植民地政策。
ところ変わって、ソフト路線で侵略していくアメリカの第7騎兵隊報復や真珠湾、イラクのクエート侵攻、ロシアのウクライナ侵攻など数知れないほどのストーリー好きなミッション・インポッシブル。
おかげさまで、覇権のせいで英語が世界共通語になりました。
表や裏に隠れて、インディアン狩りと黒人を奴隷扱い、黄色人撲滅のてんこ盛りで、大道廃れて仁義あり、なのでことさら正義や美しい言葉を飾りたがります。

そんな
煙がたったのは炎でなく、ドライアイスがじつに多い社会や政治の世界の事実とちがって、作為ができないのが自然界。
創作はもちろん、作為はいつしか見破れ、誤りは訂正されるのは必然です。
それゆえ太陽の周りを回る地球を発見したコペルニクスに著作権があるわけでなく、誤りがあれば訂正されるだけです、円周率3.14にも当然著作権がありません。

すべからく自然の理には、人が創作した作品や人が介入した事実が及ばないところにあり、しいて言うなら自然が作った創造物であるものなので、人が真実を説いたり、事実を追求したがるものでない、むしろ創造主から創造された人間が同じく創造された自然の理を発見する、ディスカバーという言葉があてはまっています。

ことさらに評価されている作家や政治大国に追従するのも一理あるけど、いつしか忘れ去れ滅びていき、自然の永遠さには勝てない。

そんな感じで、何をするにつけても
見た目や作られた情報戦略、炎上商法みたいなものを見抜く洞察力や、そんなものに変に左右されないような、お互い「風化」しない実力をつけていきましょう。


 荒野の狼、いにしえの孔子はみずからの思想を携えて放浪し志虚しく破れ、流れる川のそばにしばらくたたずんでいた。ふと水の流れを見つめながら、おもわずつぶやくのだった。
「ゆくものはかくのごときか昼夜をおかず」



 それにしても近づいてくる男たちをことごとく破滅させる、木原妻のX子とはいったい何者だろう。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?