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奴らを高く吊るせ Hang 'Em High 「祝、木原誠二、衆院選候補、東京20区」 現代版『金瓶梅』か、サドの『悪徳の栄え』

 Hang them high.
 未解決事件ファイル、元・官房副長官の木原事件  「追記」あり

( 連日報道されている裏金議員や、都の記者会見でほくそ笑んでいる小池さんを見て、何気なくそばの画集を眺めていたら、思わずしみじみ。
「絵画っていいな、人間みたいにウソをつかないから」
 最近、元•官房副長官の木原誠二事件は風化しつつあります、いまも当時もテレビ局や新聞社は何かといい訳してソンタクし、ジャニーズ問題や小池百合子カイロ大学卒業詐称事件以上に腰くだけで、チン黙して報道しません。われわれ国民を無関心や無気力のアホみたいに、時が過ぎれば忘れるだろうなんて、なめやがって。

 2023年8月1日の note 記事「未解決事件ファイル、官房副長官の木原事件 」に「追記」を付けて、あらためて喚起を促します )


 道化な私。

 官房副長官の木原事件を知らない方のために、予備知識。
2006年、木原妻のX子さんの元夫殺人事件に関する事案。

 あるとき、未解決事件のファイルを見ていた女性刑事はこの事件のずさんな自殺報告書に気づき、2018年再捜査がなされた。
しかしこれからというとき、突然あやふやのまま捜査は打ち切られた。

結果、初動捜査では警察内部の事情でうやむやになり、12年後の再捜査のときは木原氏の政治圧力で捜査半ばでこれまたうやむやになった、と週刊文春がイチャモンつけた事件ニュースです。

それに警察庁長官が事件性なしといとも簡単に言ったものだから、現場担当の刑事が遺族の人を逆なでしているといって、地方公務員法違反を承知の上で記者会見にのぞんだことも話題を誘った。

疑念は2つ。
初動捜査のとき、「警察官」が殺人事件に携わっている疑いで他殺なのに自殺になったらしい。
再捜査のときは、このときX子が「木原氏の妻」になっていたために木原氏が政治圧力を使って事件なしにしたらしい、ということだった。
なのに現在も疑念のまま、この事件の再捜査の見込みは立っていない。

この事件が単なる殺人事件でなく、法治国家の根幹を揺るがせる大事件、もしかして21世紀最大の事件ともいわれ、戦後の第2天皇制( 昭和憲法 )の秩序を問いかけるものになった。

 簡単にまとめると
○「警察の内部事情」で手ごころを加える。
 事件があっても、警察関係者と一般人を区別して、警察の汚点とメンツを守る。

○「政治圧力」で警察が手ごころを加える。
 これまた警察のメンツと役職警官が出世のために政治家に屈する。
( しかもこのスキャンダル事件が後に、かえって政治権力の闘争のために利用され、政敵のニカイ・スガ勢力から情報をもらい、週刊文春のニュース元になっているらしいことだった )

○利害関係や忖度で警察と政治家に「大手メディア」が手ごころを加える。
 大手新聞社やテレビ局が属する記者クラブでは、警察に絶対服従なしには情報をもらえず仕事もできない。国民をソデにして敵にまわしても警察に逆らう気もなく、この事件を大々的に報道しないで、うやむやにしたい気持ちがある。

 それゆえにこれから展開されるのは、
①法治国家を守る警察の内部実情が問われ、
②有力政治家の圧力によって警察が左右される事情、
③そして警察の圧力、また政治家の圧力のもとに利害関係や忖度でニュース報道をもみ消す、大手新聞社やテレビ局の腐敗した構造と奴隷根性だろう。

でも警察も木原さんも大手メディアも、ここはなんとか有耶無耶うやむやにして行きたいところだし、いまほどジャニーズ社長の気持ちがわかることはないだろう。

そして一番問われるのはうやむやにして、無関心な「われわれ」だろう。
警察も木原さんも大手新聞やテレビも、きっとそんなことすぐに忘れて、時に流れやすい日本人の心情に期待しているに違いなかった。


 追記) 官房副長官とは 
  ペイパー試験でのし上がってきた人たちの権力闘争 

 内閣の要、首相の女房役などと呼ばれる『官房長官』
その内閣官房長官の職務を助け、命を受けて内閣官房の事務をつかさどるのが『官房副長官』であり、3人いる
衆・参の政務が2人、事務が1人

 高級官僚の最終天下り先が、この事務方で、現在は第27代警察庁長官の栗生俊一くりゅう しゅんいち
この後がまを狙って、現・露木康浩つゆき やすひろ警察庁長官(第30代)が、当時の官房副長官の木原誠二にソンタクして、事件なしと記者会見でしたらしい、ともっぱらの噂

 ちなみにその前の第29代の中村 格なかむら いたるのレイプもみ消し事件は悪名すぎて有名、その功で晴れて警察庁長官となりました
 2015年4月3日、ジャーナリストの山口敬之氏が伊藤詩織さんに対して性的暴行を加える事件が発生し、高輪警察署が逮捕状の発付を受けた
山口は「誰よりも政権中枢を取材してきた」と自称して、元首相の安倍晋三に最も近いジャーナリストとされていたので、当時刑事部長だった中村がソンタクして、直前に逮捕状を取り消したのです
2021年9月22日、警察庁長官の就任会見でも、中村の指示で逮捕状の執行を見送ったことについて、記者から問われていた

 そう言えば最近、自民党の裏金議員を「見逃してくれた」功なのか、めでたく内閣から、初の女性検事総長が任命されました、国民にアピールするために小物議員を見せしめ捜査しますとか
議員の彼女、ポイ捨てだからいいよ、とは派閥のボス麻生さん、こんなのばっかりで少年野球クラブじゃないけど、小学校からわき目もふらず野球の代わりに勉強してきた結果がこんな人間です

 みなさんは勘違いしてる、警察や検察は正義の味方ではありません、
常に時の政治権力者の味方です

さすが昔ながらの権力者の人事権に弱い警察と検察、弱いものに強く、強いものに弱いのは生物のすなおな本能で、「権力を持つ者」はより権力を持つ者に弱いという典型のお見本です、それに上司の命令は絶対の軍隊官僚の典型である警察の世界、国の権力「装置」を私物化しちゃっていい気なもんさ


 現代で最も忘れられているもの、それは本当の怒りを怒る男である、とニーチェが言ったのは伊達じゃない
政治家や警察も当てにならないし、テレビ局や新聞社は木原誠二事件について、ご存知のように利害関係や忖度で何も語らない、ネットやYouTubeでしか情報がない、いいも悪いも判断するのは国民のあなたしかいません、ハッキリいって、無関心無気力はかっこよくないぞ

 木原誠二さんの選挙区、東京20区のみなさん、利害関係や忖度のしがらみがあっても、その前にわれわれは日本国民の一人です
東村山市
東大和市
清瀬市
東久留米市
武蔵村山市


〈参考〉
 内閣の任命権は、「内閣総理大臣」が国務大臣を任命する権限をいう。
○警察庁長官は、「国家公安委員会」が内閣総理大臣の承認を得て任免( 任命と免職 )する。
 国家公安委員会の委員長は国務大臣であり、「内閣総理大臣からの指名」で就任し、国家公安委員会の委員は定数5人、合議体の民主的な運営という観点から、任命には衆参両議院の同意が必要。
(国家公安委員会は下位組織(特別の機関)として警察庁を所管するが、委員長は内閣法に定めるところの主任の大臣ではない。警察庁を含めた国家公安委員会は内閣府に属するため、主任の大臣は内閣総理大臣である)。

○検事総長,次長検事及び検事長は,「内閣が任免( 任命と免職 )」し,天皇が認証する。

ちなみに警察と検察の違い、
『警察が捜査・逮捕 → 検察に送致 → 検察が取調べ・起訴・不起訴判断』


「プレイバック note の記事」

「いまネットで噂の男、官房副長官のキハラさん事件に関してですね、いま首相は総理官邸でオロオロして、大手新聞社やテレビ局の社長に電話でいろいろ様子なんかを打診しているといわれています、官房長官、どうなんですか 」

 私的な事柄なので、ここでは控えさせてください

「ハイ、関連で、官房長官、じつはですね、このキハラさん、警察に圧力をかけて殺人事件をうやむやしたというキハラ事件ばかりじゃありませんよ
 週刊誌によりますと、学生時代、東大法学部とテニスボーイの小麦肌をエサに、女性をモノにして、9股かけてたと豪語してます、月火水木金土土日日、あるいは月火水水木金土土日、あなたはどちらにしますかなんて、まったくパンツはきかえる暇がなかったぜ、と偉そうに見栄はってからに
 類は類を呼ぶ、釣られる女も女やで

 財務省に入ってからも、ボクはそれを我慢できないとかいって、親族の銀行セレブもあってか、これをまたエサに毎晩銀座で、他人の金で飲み歩いて愛人をつくり、同時期に妊娠して最初に子供が産まれた女性を妻にして、次に子供ができた女性を愛人にしました、その愛人の車で国会に出勤なさるなんて、とても楽しいことをやってます
 それでも足りなくてですよ、キハラさん、風邪ウィルス感染の自粛期間中、違法行為の風俗に100回以上も行っていたそうです、ほんまビックリするわ
 野党議員の方は新宿に飲みに行っただけで除籍されたり、大相撲の朝乃山はキャバクラに行っただけで6場所休場させられ、どん底にまで落とされました、相撲をやめようとさえ考えたそうです

 このキハラさんは違法風俗の常連で、お姉さんたちの証言もあります、キハラさんって、あんなことそんなこと気持ちいいことが大好きと言っています
 それなのにいまもヌクヌクと内閣の中枢にいて、この殿上人てんじょうびとさまはお前たち庶民とは違うって顔、じっしつ首相に次ぐナンバー2とささやかれて、警察の人事や記者クラブで睨みをきかしています
 逆らったら情報をもらえない大手新聞社やテレビ局のオールドメディアは仕事ができず、うかつに手が出せないままに報道しません

 つい最近までの沈黙の掟のジャニーズ状態、保身のためにみずから鎖をつけ、喜々としているマゾヒスティックな奴隷根性、どっちもどっちやで
 まるで幕末の大奥、世界大戦前のファッショなメディアって感じかな、この件についてはどうでしょうか 」

(現代の寓話 噂の男、あんなことそんなこと気持ちいいことが大好き)



“ 外遊の総理会見でポケットに手を突っ込んで総理の横に立つ官房副長官は初めて見た ”  (飯田哲史@satoshi_iida・2023/01/14  Xより)
茶番な生き方でよろしく、木原誠二サン、再捜査が始まった2018年のその10月に、なぜか急きょ、自由民主党「情報調査局長」に就任した。
今回の衆院選も抜けめなく、自民党の小泉進次郎選対委員長を補佐する選対委員長代行に、決まりました。残念ながら野党メンバーより、公明党の応援組織票が強そうで当選の気配、小池百合子さんみたいに悪い奴ほどよく眠れそうです。



クリント・イーストウッド主演 テッド・ポスト監督 1968  
配給ユナイテッド・アーティスツ




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