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 未解決事件ファイル、官房副長官の木原事件 ( 「追記」 去勢されたかも 時局ネタを3題 )


 道化な私。

 官房副長官の木原事件を知らない方のために、予備知識。
2006年、木原妻のX子さんの元夫殺人事件に関する事案。

 あるとき、未解決事件のファイルを見ていた女性刑事はこの事件のずさんな自殺報告書に気づき、2018年再捜査がなされた。
しかしこれからというとき、突然あやふやのまま捜査は打ち切られた。

結果、初動捜査では警察内部の事情でうやむやになり、12年後の再捜査のときは木原氏の政治圧力で捜査半ばでこれまたうやむやになった、と週刊文春がイチャモンつけた事件ニュースです。

それに警察庁長官が事件性なしといとも簡単に言ったものだから、現場担当の刑事が遺族の人を逆なでしているといって、地方公務員法違反を承知の上で記者会見にのぞんだことも話題を誘った。

疑念は2つ。
初動捜査のとき、警察官が殺人事件に携わっている疑いで他殺なのに自殺になったらしい。
再捜査のときは、このときX子が木原氏の妻になっていたために木原氏が政治圧力を使って事件なしにしたらしい、ということだった。
なのに現在も疑念のまま、この事件の再捜査の見込みは立っていない。

この事件が単なる殺人事件でなく、法治国家の根幹を揺るがせる大事件、もしかして21世紀最大の事件ともいわれ、戦後の第2天皇制( 昭和憲法 )の秩序を問いかけるものになった。

○警察の内部事情で手ごころを加える。
 事件があっても、警察関係者と一般人を区別して、警察の汚点とメンツを守る。

○政治圧力で警察が手ごころを加える。
 これまた警察のメンツと役職警官が出世のために政治家に屈する。
( しかもこのスキャンダル事件が後に、かえって政治権力の闘争のために利用され、政敵のニカイ・スガ勢力から情報をもらい、週刊文春のニュース元になっているらしいことだった )

○利害関係や忖度で警察と政治家に大手メディアが手ごころを加える。
 大手新聞社やテレビ局が属する記者クラブでは、警察に絶対服従なしには情報をもらえず仕事もできない。国民をソデにして敵にまわしても警察に逆らう気もなく、この事件を大々的に報道しないで、うやむやにしたい気持ちがある。

それゆえにこれから展開されるのは、
①法治国家を守る警察の内部実情が問われ、
②有力政治家の圧力によって警察が左右される事情、
③そして警察の圧力、また政治家の圧力のもとに利害関係や忖度でニュース報道をもみ消す、大手新聞社やテレビ局の腐敗した構造と奴隷根性だろう。

でも警察も木原さんも大手メディアも、ここはなんとか有耶無耶うやむやにして行きたいところだし、いまほどジャニーズ社長の気持ちがわかることはないだろう。

そして一番問われるのはうやむやにして、無関心なわれわれだろう。
警察も木原さんも大手新聞やテレビも、きっとそんなことすぐに忘れて、時に流れやすい日本人の心情に期待しているに違いなかった。

道化なのは警察か、政治家の木原さん、大手メディア、それともわれわれか



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