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【MTGアリーナ】ゴブリン頑強を1年間回した話【ヒストリックBo1】その④

はじめに


2024年1月シーズンもお疲れ様でした。結果は#147です。
2月のラダーが始まりましたね。試しにゴブリン頑強を握ってみませんか?ということで本デッキの動きについて解説していきます。


コンボパターンについて

前回までに採用カードの紹介が終わりましたので、デッキの回し方として各コンボのパターンについて、種類別・必要マナ数別に紹介します。

無限マナ

無限マナに入るパターンは3マナが2、4マナが4、5マナが2の全部で8通りです。またうち5パターンはドロー以外のランダム要素を含みます。

3マナ(赤黒①)

「クラークの探鉱者」
(「ゴブリンの罠探し」)
「朽ちゆくゴブリン」※罠探しで1マナ軽減済み
「授業初日」

先手2キル可

「クラークの探鉱者」
(「ゴブリンの罠探し」×2)
「朽ちゆくゴブリン」※罠探しで1マナ軽減済み
「金属ミミック」※罠探しで1マナ軽減済み

ほぼ起こらない上に別途フィニッシュ手段が必要

いきなりランダム要素が入りますが、「ゴブリンの罠探し」で1マナ軽減されると3マナから無限マナが成立します。
「授業初日」ルートは「スカークの探鉱者」起動で頑強誘発前にキャスト(要フルコン)し、「マスコット展示会」と「湧き出る源、ジェガンサ」キャストと攻撃まで可能です。

下のルートは別のフィニッシュ手段が必要になります。

4マナ(赤黒② or 赤黒黒①)

「クラークの探鉱者」
「朽ちゆくゴブリン」
「授業初日」
3マナの時と同じ方法です。

フルコンを忘れないように

「クラークの探鉱者」
(「ゴブリンの罠探し」)
「朽ちゆくゴブリン」※罠探しで1マナ軽減済み
「金属ミミック」or「スランの夜警」
※フルコン不要

「スランの夜警」の場合は自ターンのみです

「クラークの探鉱者」
(「ゴブリンの罠探し」)
「朽ちゆくゴブリン」
「金属ミミック」※罠探しで1マナ軽減済み
※フルコン不要

この場合も自ターンのみです

5マナ(赤黒③ or 赤黒黒②)

「クラークの探鉱者」
「朽ちゆくゴブリン」
「金属ミミック」or「スランの夜警」
※フルコン不要

一番マナがかかるパターン

まとめ

基本的には5マナが必要ですが「授業初日」は1マナ少なくなり、「ゴブリンの罠探し」でも1マナ少なくなります。
「ゴブリンの罠探し」自体も1マナに変換でき使い勝手が良いです。
盤面になにも無い条件ですので、盤面にならんでいればさらに条件は緩くなっていきます。
なお、「スランの夜警」だけは+1/+1カウンターを乗せる対象が任意であるため、他に+1/+1カウンターを「朽ちゆくゴブリン」に乗せる手段がある場合は任意のクリーチャーを無限P/Tにできます。

無限ダメージ

無限ダメージのルートは4マナが1、5マナが4、6マナが3の全部で8通りです。6マナ以外の5パターンはドロー以外のランダム要素を含みます。つまり「ゴブリンの罠探し」の軽減によるものであるため、6マナの3パターンのみ紹介します。フィニッシュ手段は「ゴブリンの砲撃」です。

6マナ(赤黒④ or 赤赤黒③ or 赤黒黒③)

「ゴブリンの砲撃」
「朽ちゆくゴブリン」
「金属ミミック」or「授業初日」or「スランの夜警」

インスタントタイミングの「授業初日」が一番強く、スタックに乗らない金属ミミックが次点

出す順番は関係なくフルコンも不要です。
「朽ちゆくゴブリン」と「金属ミミック」のマナが減った分だけ必要マナ数も減っていきます。

ゴブリンの砲撃ルートのうち、「授業初日」を用いる場合

左3枚を置いて様子見すること多いです

相手が対応できない状態などに隙を突くことができます。
無限マナである必要はないため、
「ゴブリンの砲撃」「スカークの探鉱者」「朽ちゆくゴブリン」の盤面であればこちらの土地がフルタップの状態でも頑強誘発前に「スカークの探鉱者」自身からも赤マナを出し、「授業初日」キャストが可能で無限ダメージになります。

「パシャリク・モンス」ルートについて

「パシャリク・モンス」の場合は「ゴブリンの砲撃」と異なり、サクり台を別途用意する必要があるため、記載しておりませんが利点としては「領事の権限」などのETBでライフゲインするカードを唯一躱せることがあります。

+1/+1カウンターを乗せるカードが
①「金属ミミック」の場合
②相手ターン中の「授業初日」の場合

です。
「ゴブリンの砲撃」の場合はスタック順の都合で先にゲインされるため、ライフは変動しません。
また自ターン中の「授業初日」はAPNAP順の都合で相手のゲインが先に解決されますが、相手ターン中であれば先に「授業初日」が解決されるためゲインはスタックに積まれたまま勝てます。
1枚であれば「殲滅学入門」で追放しますが、複数枚ある時は相手のエンドに仕掛けましょう。(相手のハンドが無ければアップキープ時)

白系コントロールでたまに見ますがタップ状態になることも含めて困るカード

まとめ

無限ダメージルートについては以上です。フィニッシュ手段がエンチャントのため、先置きなどができる点は大きな利点になります。
無限マナと複合して勝ちを目指すことになりますので、サーチカードの2種や「死住まいの呼び声」なども活用してコンボを目指してみてください。

盤面のクリーチャーでマナが意外と足りていることや、「ゴブリンの砲撃」と「パシャリク・モンス」が並ぶとゴブリン1体から2点になるため、詰め切れることなどもあります。

2ターンキルルートについて

2キルは無限マナの3マナパターンの2つからです。

上のルートは
1ターン目に「クラークの探鉱者」か「ゴブリンの罠探し」を場に出す。
2ターン目にもう片方を場に出し、黒マナが浮いた状態で「ゴブリンの罠探し」から「朽ちゆくゴブリン」がめくれたら「授業初日」で無限マナです。

下のルートは
1ターン目に「クラークの探鉱者」か「ゴブリンの罠探し」を場に出す。
2ターン目に残った方を場に出して黒マナを浮かせた状態で「ゴブリンの罠探し」から「朽ちゆくゴブリン」か「金属ミミック」をめくり、2枚目の「ゴブリンの罠探し」からもう片方がめくれたら無限マナです。

色マナの関係で先に「ゴブリンの罠探し」を2枚とも先に出してしまうと黒マナが出せなくなります。

上のルートはハンドにクリーチャーがなければ4/18の確率で「朽ちゆくゴブリン」、3/18の確率で「ゴブリンの罠探し」からもう一回繰り返しができます。
またコンボとはなりませんが、4/18の確率で「ゴブリンの女看守」からハンドに「朽ちゆくゴブリン」を加え、次のターンにコンボ開始が見込めます。

下ルートはターンを渡すと負けが決まっているときしか選びません。
この盤面であれば、次ターンに6マナ分使えることになるので、3ターン目にコンボを目指す方が良いです。

回し方の解説は以上です。

次回について

いかがでしたでしょうか。
デッキ紹介から始まり今回までで、小テクについても概ね書ききれていると思います。
そのため、次回はこの1年間のメタ変遷について解説していきたいと思います。
当然過去の話となるため、これからの参考になることはあまりないと思いますが、ナーフ前の「一つの指輪」や「大いなる創造者、カーン」を採用していたリストの解説を予定しています。
次回は更新まで少し時間がかかるかもしれません。

今回もご覧いただきありがとうございました。

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