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【知らないとヤバい】特別区の択一試験で合格点を取るための3ステップ

こんにちは!
特別区受験に特化したオンライン予備校「トクヨビ」の代表をしている荒川です。

今回のテーマは、
「【知らないとヤバい】特別区の択一試験で合格点を取るための3ステップ」
ということで、特別区に合格したい人に向けて、択一試験の勉強法を解説していきます。

先日僕の公式LINEにこのような質問が来ました。

「独学で特別区採用試験を受験予定ですが、教養試験の何から勉強をすればいいのかわかりません。市販の問題集や参考書を買ってみたものの、あまり解けず、自信も持てません。何かアドバイスをいただけないでしょうか?」
という質問です。

あなたも特別区採用試験の勉強をしてきて、
「択一試験で点数が取れる自信がない」
「市販の問題集を解いたけど、全然解けなくてさらに自信がなくなる」
「自分の勉強のやり方はそもそも正しいのか」
と悩んだことはないでしょうか?

そこで今回は、「特別区の択一試験で合格点を取るための3ステップ」をお伝えします。

特別区に合格したいなら、特別区に合格するための正しい勉強法が必要です。

今回お伝えすることを意識せずに、何も分からないまま勉強をしてしまうと、どんなに時間をかけて勉強しても合格することはできないでしょう。

といっても、特別区採用試験は択一試験が全てではありません。

むしろ、択一試験以外の論文・面接のほうが合否に影響を与えます。

ただし、そもそもの択一試験で一定の点数が取れないと、1次試験で落ちてしまい、面接を受けることができません。

また、経験者採用では、択一試験で一定の点数を取らないと論文の採点すらされません。

つまり、特別区に合格するための土台となるのが択一試験と言えます。

ちなみに、僕も受験生時代に最初に解いた過去問の点数は、悲惨でした。

なので、これから受験する人が択一試験の勉強で不安になる気持ちもすごい分かります。

でも安心してください。

択一試験に関しては今回の勉強法を徹底すれば、誰でも効率的に合格点を取ることができます。

僕自信、これからお伝えする勉強法を取り入れたことで、たった3ヶ月の勉強で特別区に合格し、区役所で働くことができました。

また、事実として、これまでに多くの受験生にも今回話す内容を実践していただきました。

この方法を使って合格した受験生からは、
「択一試験を効率的に乗り越え、論文対策に多くの時間を使えました!」
という声をたくさんいただいています。

「択一試験を効率的に勉強したい!」
「択一試験の正しい勉強法を知りたい!」
「特別区になんとしても合格したい!」
とあなたが思っているのであれば、今回の内容はかなり貴重なので、ぜひ最後までご覧ください。

特別区の択一試験で合格点を取るための勉強法 ステップ1

ステップ1は「特別区採用試験の過去問を5年分以上、繰り返し解くこと」です。

「え、過去問を解くだけ?そんなのやっているよ!」
と思った方もいると思います。

でも実は「ただ過去問を解くだけ」ではダメです。

結論から言うと、「過去問を繰り返し解いて傾向を把握する」までが「正しい過去問の解き方」です。

実際に想像してみてください。

あなたが、ある大学にどうしても受かりたい場合、その大学の志望する学部の過去問を繰り返し解きますよね。

でもなぜ過去問を繰り返し解くのですか?

おそらくあなたは無意識のうちに、
「自分が持っている問題集だけでは物足りない」
「その大学の過去の傾向を知りたい」
と思っているはずです。

だから過去問を解くのですよね。

特別区の対策もそれと同じです。

つまり、特別区で出題される傾向を把握することがかなり大事になります。

ここまで聞いた皆さんの中には、
「そんなに傾向を把握することは大事なの?」
と疑問に思う方もいるかもしれません。

僕はこの画像のように特別区の各採用区分で、どれだけ似た問題が出ているのかを分析しているのですが、特別区では似た問題が本当に頻繁に出題されます。

各採用区分での過去問分析表

つまり、しっかり過去問の分析をして対策をしていれば、試験本番で「これと似た問題、解いたことあるぞ!」という問題に出くわす可能性はかなり高いです。

だからこそ、過去問をたくさん解いて出題傾向を把握することが必要になります。

そして繰り返し解くというのもポイントです。

過去問1年分を1度解いただけでは、傾向もわかりませんし、何より解けなかった問題が解けるようになることもありません。

当然ですがしっかり復習して、時間をおいてからもう一度解き直すということまで必ずやってください。

過去問5年分を繰り返し解くと、特別区の出題傾向や各問題の対策が分かってきます。

また、Ⅰ類採用を受験する方は、10年分の過去問を解くことをおすすめします。

経験者採用や就職氷河期世代採用よりも、Ⅰ類採用の方が択一試験で求められる点数は高いので、なるべく多くの過去問に触れたほうがいいからです。

とにかくまずは量をたくさんこなすことから始めてください。

特別区の択一試験で合格点を取るための勉強法 ステップ2

ステップ2は「自分の得意科目・苦手科目・得意でも苦手でもない科目を知ること」です。

先ほどステップ1で、「過去問を解いて分析してください」とお伝えしました。

でもこの分析とは、問題傾向の分析だけでは足りません。

あなたの科目別の点数も分析する必要があります。

つまり、得意科目・苦手科目の分析です。

ここで、あなたにひとつ質問をさせてください。

もしあなたがこの記事を読んでいなかったとしたら、どのように勉強をしていたでしょうか?

もしかして、
・市販の問題集を1ページ目から全部解いたり
・全科目を隅々まで勉強したり
していませんでしたか?

択一試験を最短最速で乗り越えたいなら、このような勉強をしてはいけません。

なぜこの方法で勉強するのがいけないのかというと、「択一試験は満点を取る必要がないから」です。

つまり、「苦手科目も点数を取らないと!」と考えて、
・市販の易しい問題集や参考書に手を出したり
・嫌いな科目なのに時間をかけて嫌々勉強したり
する必要はありません。

これが学生時代なら、
・90点より100点の方が良い成績をもらえる
・塾の小テストで満点を取ったから、早く帰れる
なんてこともあったかもしれませんが、特別区の採用試験では高得点を取ることはそこまで求められていないのです。

ここまで聞いたあなたは、
「じゃあ、特別区は苦手科目を勉強する必要ってないの?」
と思うかもしれません。

たしかにそのとおりなのですが、苦手科目が多すぎると、当然ですが合格点に達することはできないです。

だからこそ、
・得意科目
・苦手科目
の2つに分けるのではなく、
・得意科目
・苦手科目
・得意でも苦手でもない科目
の3つに分けることがポイント
になります。

得意科目はある程度の点数が取れますし、勉強も苦にならないはずです。

一方で、苦手科目は全然点数が取れないし、勉強も苦痛で、時間をかけたとしても一気に成績が上がる可能性も少ないです。

もしあなたが、得意科目だけで特別区の合格ラインを達成できるのであれば、得意科目だけに集中すれば問題ありません。

これで残りの勉強時間は論文や面接カードの対策に充てることができます。

では、得意科目だけで一定の点数が取れない場合はどうすればいいのかというと、「得意ではないけど、そこまで苦手でもない科目」の勉強時間を増やせばいいのです。

例えば、
・公式さえ覚えれば解けそうな数的処理や自然科学の問題
・時間はかかるかもしれないけど、正確に計算できれば点数の取れる資料解釈の問題
・言葉の意味さえ暗記すれば解ける社会科学や人文科学の知識問題
・過去に頻繁に出題された問題
これらは強い苦手意識がないのであれば、点数を取れるようになったほうがいいです。

そしてこの「得意でも苦手でもない科目」を勉強する時に、ようやく市販の問題集や参考書を使って理解すればいいのです。

その際、特別区の過去問の解説が複数年度載っているものをおすすめします。

また、できれば文字の解説を読むよりも動画解説のほうが理解も深まります。

おそらく皆さんの中にも、解説を読んだところで「この計算式がなぜ、こうなるの??」と理解できないこともあるのではないでしょうか。

だからこそ、強制ではありませんが、動画での解説があったほうが理解しやすいです。

注意しないといけないのは、経験者採用の過去問を解説している市販の問題集がないという点です。

これに関しては
・Googleなどを使って自力で調べて解決するか
・Ⅰ類採用試験の過去問で代用して勉強するか
・経験者採用の択一試験の解説をしている予備校を利用するか
これらのいずれかで対応するしかありません。

大事なのは、自分の状況をしっかり分析して、「何に時間を使って何を捨てるのか」という科目毎の方向性を自分なりに持つことです。

苦手科目の勉強に時間を使いすぎて、それ以外の問題の対策ができなくなってしまっては本末転倒です。

これは時間配分についても同じことが言えます。

わざわざ1問目から解く必要はありません。

あなたの得意科目から優先的に解くことで、点数は自然と上がっていきます。

優先順位をしっかりつけて、勉強に取り組むようにしてください。

特別区の択一試験で合格点を取るための勉強法 ステップ3

ステップ3は「オリジナルの解説ノートを作ること」です。

これを聞いて、「自分でノートを作らないといけないの?大変だなぁ」と思った方もいるでしょう。

ですが、僕が言う「オリジナルの解説ノート」とは、一から作る必要はありません。

過去問をコピーして、それぞれの問題に書き込んでノートを作っていくのです。

例えば、
・数的処理の問題の脇に、覚えるべき公式を書いたり
・社会科学や人文科学、自然科学の知識問題では、用語の意味や間違いの選択肢のどこが違っているかをメモしたり
することで、あなたに合ったオリジナルノートができていきます。

そうすることで、その問題を解くのに必要な考え方や知識をすぐに振り返られるというのがこのノートの特徴です。

過去問を繰り返し解くたびに気づいた点や暗記すべきことをメモしていくと、過去問のコピーが自然とオリジナルノートになります。

あなたが作るノートは、一般の解説よりもきっと分かりやすいし覚えやすいはずです。

ちなみに、このノートも全ての問題に対して作る必要はありません。

・得意科目で、特にメモする必要のない問題
・苦手科目で、一切勉強しないと決めた問題
こういった問題の解説までを詳しくメモしてオリジナルノートを作るのは時間の無駄です。

復習や暗記をするためにメモしておきたい問題だけを自分なりにまとめることで、効率的に学習を進めることができます。

完璧を目指す必要はありません。

すべての科目を万遍なく勉強するのではなく、自分にとって必要な科目を取捨選択しながら、あなたが分かりやすいオリジナルノートを作っていきましょう。

まとめ

ということで今回は、「【知らないとヤバい】特別区の択一試験で合格点を取るための3ステップ」についてお伝えしました。

ステップ1:「特別区採用試験の過去問を5年分以上、繰り返し解くこと」
ステップ2:「自分の得意科目・苦手科目・得意でも苦手でもない科目を知ること」
ステップ3:「オリジナルの解説ノートを作ること」
でしたね。

・市販の問題集を1ページ目から全部解いたり
・全科目を隅々まで勉強したり
するのではなく、とにかく過去問を繰り返し解いて出題傾向の分析をしましょう。

そして分析をする際には、あなたにとっての
・得意科目
・苦手科目
・得意でも苦手でもない科目
が何なのかを知っておくと効率的な学習ができます。

「得意科目」と「得意でも苦手でもない科目」を優先的に学び、そこで合格点が取れれば苦手科目にあえて時間を使う必要はありません。

「特別区の択一試験は満点を取る必要はない」ということを常に頭に入れておきましょう。

そして、過去問のコピーに覚えておきたい解説をメモしてオリジナルのノートを作ると、効果的に復習することが可能です。

択一試験をなるべく時間をかけずに効率良く勉強するには、特別区の過去問以外の問題を解いている余裕はないはずです。

皆さんは、普段学校や仕事で忙しい中でも、空いている時間を見つけて試験勉強をしていると思います。

しかも択一試験は科目数も多く、1次試験までは論文対策や面接カード対策もしなければなりません。

そのなかで効率的に学習するには、特別区の過去問を繰り返し解くことが択一試験を突破するための最短最速の勉強法なのです。

ぜひ今回学んだことを実践して、効率的に択一試験対策をしてください。

ということで最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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